シフト

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シフト機能概要について

シフト勤務への対応

シフト勤務は、勤務時間を固定せず、複数の勤務時間で働く勤務形態です。シフト機能は、下記のようなシフト勤務に対応します。

  • 日によって、勤務時間が変わる
  • 従業員によって、勤務時間が異なる

勤務パターンでスケジュールを作成

1日/1週間単位の勤務パターンを作成できます。勤務パターンを利用して、週/月ごとのスケジュール(シフト表)が作成できます。

シフト機能の一覧

機能 画面 説明
シフトの作成 シフト作成 1日の勤務パターンを作成、変更できます。
シフト設定 従業員のスケジュールを、日単位で設定できます。
シフトパターンの作成 シフトパターン作成 1週間の勤務パターンを作成、変更できます。
シフトパターン一括設定 従業員のスケジュールを、週単位で設定できます。
シフトの参照 シフトカレンダー 自分のスケジュールを、カレンダー形式で参照できます。
当日シフト一覧
[モバイル版のみ]
選択した日の、従業員の勤務時間・休日を参照できます

勤怠方針で設定した情報がシフト機能に与える影響の範囲について

勤怠方針

シフト(作成)

勤怠方針とシフトの設定

シフトを設定している場合、下記の項目はシフトの設定内容を適用します。

◯:設定あり ◎:設定あり(適用される設定)

設定 勤怠方針 シフト
勤務時間(始業時刻、終業時刻)
所定労働時間(分)
日付変更時刻
自動休憩
固定休憩

下記の項目は、勤怠方針のみにある設定です。シフトを設定している場合の動作は、各項目の説明をご覧ください。

◯:設定あり ×:設定なし

設定 勤怠方針 シフト
締め日 ×
日曜日を法定休日とする ×
早出時間を労働時間に含める ×
終業時刻以降を労働時間に含めない ×

締め日

締め日を変更すると、下記の画面で表示が変更されます。締め日を20日に設定した場合、21日〜20日を表示します。

  • シフト設定
  • シフトカレンダー

日曜日を法定休日とする

シフトを設定している場合は、この設定は無効です。日曜日は、スケジュールの設定(出勤日/法定休日/所定休日)となります。

早出時間を労働時間に含める、終業時刻以降を労働時間に含めない

シフト機能利用時の早出/終業時刻以降の労働時間の算出方法について」をご覧ください。

シフトの項目を選んだ時に出る画面について

シフト設定

従業員のスケジュールを、日単位で設定できます。

シフトパターン一括設定

従業員のスケジュールを、週単位で設定できます。

シフトパターン作成

1週間の勤務パターンを作成できます。

シフト作成

1日の勤務パターンを作成できます。

シフトカレンダー

自分のスケジュールを、カレンダー形式で参照できます。

当日シフト一覧[モバイル版のみ]

選択した日の、従業員の勤務時間・休日を参照できます。

シフト作成について

1日の勤務パターンを作成、変更できます。

シフト作成画面

  1. シフト追加:新しいシフトを追加します。
  2. 有効:シフト設定で利用するシフトの一覧です。
  3. 削除済:削除したシフトの一覧です。
  4. シフト:シフトの設定内容です。
  5. 変更:シフトの設定を変更します。
  6. 削除:シフト設定で不要なシフトを削除します。

シフトを追加する

  1. [シフト追加]をクリック
  2. 項目を入力
  3. [登録]をクリック

※既存のシフト名と同じ名前は付けられません。

シフトを変更する

  1. 変更アイコンをクリック
  2. 項目を変更
  3. [変更]をクリック

※下記の場合は、シフトを変更できません。

  • シフト設定画面で利用している場合
  • シフトパターン設定画面で利用している場合

シフトを削除する

シフト設定で不要なシフトを、削除します。削除したシフトは、[削除済]に移動します。

1. 削除アイコンをクリック

削除したシフトは、下記の画面でシフトを選択する時に表示されません。

  • シフト設定画面
  • シフトパターン一括設定画面

※削除したシフトがスケジュール・シフトパターンに設定済みでも、そのスケジュール・シフトパターンには影響ありません。削除したシフトがそのまま適用されます。

※一度追加したシフトは、完全に消去することはできません。

シフトを復元する

削除したシフトを利用する場合は、復元します。復元したシフトは、[有効]に移動します。

  1. [削除済]をクリック
  2. 復元アイコンをクリック

復元したシフトは、下記の画面でシフトを選択する時に表示されます。

  • シフト設定画面
  • シフトパターン設定画面

シフトパターン作成について

1週間の勤務パターンを作成、変更できます。

シフトパターン作成画面

  1. シフトパターン追加:新しいシフトパターンを追加します。
  2. 有効:シフト設定で利用するシフトパターンの一覧です。
  3. 削除済:削除したシフトパターンの一覧です。
  4. シフトパターン:シフトパターンの設定内容です。
  5. 変更:シフトパターンの設定を変更します。
  6. 削除:シフト設定で不要なシフトパターンを削除します。

シフトパターンを追加する

  1. [シフトパターン追加]をクリック
  2. シフトパターン名を入力
  3. シフトを選択
  4. [登録]をクリック

※既存のシフトパターン名と同じ名前は付けられません。

シフトパターンを変更する

  1. 変更アイコンをクリック
  2. シフトを変更
  3. [変更]をクリック

※下記の場合は、シフトパターンを変更できません。

  • シフト設定で利用している場合
  • シフトパターン一括設定で利用している場合

シフトパターンを削除する

シフト設定で不要なシフトパターンを、削除します。削除したシフトパターンは、[削除済]に移動します。

  1. 削除アイコンをクリック

削除したシフトパターンは、下記の画面でシフトパターンを選択する時に表示されません。

  • シフト設定画面
  • シフトパターン一括設定画面

※削除したシフトパターンがスケジュールに設定済みでも、そのスケジュールには影響ありません。削除したシフトパターンがそのまま適用されます。

※一度追加したシフトパターンは、完全に消去することはできません。

シフトパターンを復元する

削除したシフトパターンを利用する場合は、復元します。復元したシフトパターンは、[有効]に移動します。

  1. [削除済]をクリック
  2. 復元アイコンをクリック

復元したシフトパターンは、下記の画面でシフトパターンを選択する時に表示されます。

  • シフト設定画面
  • シフトパターン一括設定画面

シフト設定について

従業員のスケジュールを、日単位で設定できます。

  • シフトパターン:シフトパターンを設定します。設定後に、日単位でシフトを変更できます。
  • 未設定:シフトを設定せず、事業所の勤怠方針を適用します。

シフト設定画面

  1. 年月:月を切り替えて表示します。
  2. 部署:部署を切り替えて表示します。
  3. 選択区分:シフトパターン/未設定を選択します。
  4. スケジュール:設定したスケジュールです。
  5. 出勤、休日:出勤日数、休日日数の合計です。
  6. 出勤数:出勤予定の従業員数です。
  7. シフト:各シフトに該当する従業員数です。

シフトパターンを設定する

シフトパターンを設定します。

  1. 選択区分で[シフトパターン]のいずれかを選択
  2. 選択したシフトパターンが表示されます

シフトを変更する

日単位で、シフトを変更します。

  1. 変更したい日のボタンをクリック
  2. シフトの[選択]をクリック
  3. 選択したシフトが表示されます

未設定(シフトを設定しない)

シフトを設定せず、事業所の勤怠方針を適用します。

  1. 選択区分で[未設定]を選択
  2. 勤怠方針で設定した出勤日/休日が表示されます

シフトカレンダーについて

シフトカレンダー画面

自分のスケジュールを、カレンダー形式で参照できます。

  1. 年月:月を選択します。
  2. カレンダー:出勤日/休日を表示します。
  3. 予定:勤務時間、休憩時間を表示します。

当日シフト一覧[モバイル版のみ]

選択した日の、従業員の勤務時間・休日を参照できます。

  1. 年月日:日を選択します。
  2. 予定:勤務時間/休日を表示します。

権限設定について

シフト機能について、下記の権限設定ができます。

  1. シフト:シフトパターンの登録
  2. シフト:従業員のシフトの閲覧
  3. シフト:従業員のシフトの変更
  4. シフト:自分のシフトの閲覧

権限とシフト機能の操作

◎:作成/設定可能 ◯:参照のみ可能

権限 シフト設定 シフトパターン一括設定 シフトパターン作成 シフト作成 シフトカレンダー 当日シフト一覧
スケジュールパターンの作成
従業員のスケジュールの参照
従業員のスケジュールの参照
従業員のスケジュールの設定
自分のスケジュールの参照

役割と権限

初期状態(権限を変更していない)の場合、以下の操作ができます。

  • 全権管理者、一般管理者:すべてのシフト機能を使えます。
  • 従業員:自分のスケジュールの参照のみできます。

初期状態の権限は以下の通りです。

権限 全権管理者 一般管理者 従業員
スケジュールパターンの作成
従業員のスケジュールの参照
従業員のスケジュールの設定
自分のスケジュールの参照

シフトパターン一括設定について

従業員のスケジュールを、週単位で設定できます。

  • シフトパターン:シフトパターンを設定します。
  • 未設定:シフトを設定せず、事業所の勤怠方針を適用します。

シフトパターン一括設定画面

  1. 年月:月を切り替えて表示します。
  2. 一括設定:複数の従業員のスケジュールを設定します。
  3. チェックボックス:従業員を選択します。
  4. 部署:部署を切り替えて表示します。
  5. スケジュール:設定したスケジュールです。
  6. 変更:スケジュールを変更します。

シフトパターンを変更する

  1. 変更アイコンをクリック
  2. 選択区分で[シフトパターン]のいずれかを選択
  3. [変更]をクリック

シフトパターンを一括設定する

  1. チェックボックスをチェック
  2. プルダウンで[シフトパターン]のいずれかを選択
  3. [一括設定]をクリック

予実の可視化について

現在、予実を可視化する機能(※)はありません。

※スケジュール設定から計算される人件費の予定(予算)と、実際の勤怠情報から計算される人件費(実績)を比較する機能

シフトのコピー機能について

現在、シフトをコピーする機能はありません。

シフト機能利用時の早出/終業時刻以降の労働時間の算出方法について

シフト(スケジュール)を設定した場合、シフトの勤務時間と勤務時間制限が適用されます。

シフト作成

シフト作成で、下記をを設定します。

  • 勤務時間(始業時刻、終業時刻)
  • 勤務時間制限(早出、残業)

勤怠方針

事業所の勤怠方針で、下記の項目を設定します。

  • 早出時間を労働時間に含める
  • 終業時刻以降を労働時間に含めない

早出時間を労働時間に含める

始業時刻前に出勤した場合、出勤〜始業時刻(早出時間)を労働時間に含める設定です。シフト(スケジュール)を設定した場合、始業時刻はシフトで設定した時刻となります。

勤怠方針の「早出時間を労働時間に含める」、シフトの「勤務時間制限(早出)」をそれぞれ設定した場合、労働時間の始まりとする時刻は下記のようになります。

早出時間を労働時間に含める 早出:認めない 早出:全て認める 早出:設定時刻から認める
✓ 含める シフトの始業時刻 打刻した時刻 設定時刻前に打刻:設定時刻
設定時刻以降に打刻:打刻した時刻
含めない シフトの始業時刻 シフトの始業時刻 シフトの始業時刻

(例)

  • シフトの勤務時間:12:00 から 20:00 まで
  • 打刻した時刻:11:00
早出時間を労働時間に含める 早出:認めない 早出:全て認める 早出:11:30から認める
✓ 含める 12:00 11:00 11:30
含めない 12:00 12:00 12:00

終業時刻以降を労働時間に含めない

終業時刻後に退勤した場合、終業時刻〜退勤を労働時間に含めない設定です。シフト(スケジュール)を設定した場合、終業時刻はシフトで設定した時刻となります。

勤怠方針の「終業時刻以降を労働時間に含めない」、シフトの「勤務時間制限(残業)」をそれぞれ設定した場合、労働時間の終わりとする時刻は下記のようになります。

終業時刻以降を労働時間に含めない 残業:認めない 残業:全て認める 残業:設定時刻まで認める
✓ 含めない シフトの終業時刻 シフトの終業時刻 シフトの終業時刻
含める シフトの終業時刻 打刻した時刻 設定時刻前に打刻:打刻した時刻
設定時刻以降に打刻:設定時刻

(例)

  • シフトの勤務時間:12:00 から 20:00 まで
  • 打刻した時刻:21:00
終業時刻以降を労働時間に含めない 残業:認めない 残業:全て認める 残業:20:30まで認める
✓ 含めない 20:00 20:00 20:00
含める 20:00 21:00 20:30