ケーブルでつなぐ音は、輪郭がくっきりして芯が太いです。スタジオ定番から開放型まで、家でもゲームでも使える7台を音の傾向ごとに並べました。
この記事で紹介する有線ヘッドホン7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | SONY MDR-CD900ST | ![]() |
録音現場の超定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | オーディオテクニカ ATH-M20x | ![]() |
入門で迷ったらコレ | Amazon楽天 |
| 3位 | JVC HA-RZ710 | ![]() |
低音厚めで映像向き | Amazon楽天 |
| 4位 | ゼンハイザー HD 650 | ![]() |
開放型の格上サウンド | Amazon楽天 |
| 5位 | AKG K712 PRO-Y3 | ![]() |
広い音場でゆったり | Amazon楽天 |
| 6位 | JVC HA-KS2-P | ![]() |
子ども用に音量制限 | Amazon楽天 |
| 7位 | オーディオテクニカ ATH-AD900X | ![]() |
軽くて長時間ラク | Amazon楽天 |
有線ヘッドホンを選ぶ前に見ておきたい3つの軸
ケーブルでつなぐタイプは、音が遅れず芯が太いのが持ち味です。まず密閉型か開放型かで音の広がりが大きく変わります。
密閉型は音がこもらず外にも漏れにくいので、夜のゲームや動画に向きます。開放型は空気が抜けるような音場で、家でゆったり音楽を聴く時間に合います。

次に見たいのがケーブルの形です。片出しは絡みにくく、着脱式なら断線しても交換できます。長さは家用なら3m前後、持ち歩くなら1.2mくらいが取り回しよく感じました。
音の傾向は好みが分かれるところなので、下の表で「家での聴きやすさ」と「ゲームとの相性」も入れて比べました。星は筆者が実機とレビューを照らし合わせて付けた目安です。
| 商品名 | 型 | 音の傾向 | 家での聴きやすさ | ゲームとの相性 |
|---|---|---|---|---|
| SONY MDR-CD900ST | 密閉 | くっきり中高音 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ATH-M20x | 密閉 | 素直でフラット | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| JVC HA-RZ710 | 密閉 | 低音厚め | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ゼンハイザー HD 650 | 開放 | 上品で緻密 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| AKG K712 PRO-Y3 | 開放 | 広い音場 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| JVC HA-KS2-P | 密閉 | やさしい鳴り | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| ATH-AD900X | 開放 | 軽い抜け感 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
有線ヘッドホン おすすめ7選!音の傾向で選べる人気モデル
第1位 SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

録音スタジオに行くと、だいたいこの赤いロゴが転がっています。自分も宅録を始めた頃に中古で手に入れて、もう何年も現役です。声やギターの粗が正直そのまま出るので、録りの確認がとてもしやすくて手放せなくなりました。
音は低音を盛らない素直な鳴りで、ボーカルの距離感がつかみやすいです。ゲームでも足音や方向が聞き分けやすく、密閉なので夜でも音漏れを気にせず使えました。

録音現場の超定番。素直な音の基準になる一本。
第2位 オーディオテクニカ ATH-M20x プロフェッショナルモニターヘッドホン

入門用に一本欲しくて買い足したのがこれでした。40mmの新しいドライバーが入っていて、盛りすぎない音でミックスの粒がよく見えます。累計200万本も売れているだけあって、最初の基準にちょうどいい鳴りでした。
密閉の楕円イヤーカップで外音がほどよく減るので、家の作業や動画にもはまります。片出し3mケーブルは絡みにくく、デスクでの取り回しも良かったです。
ただ、ケーブルが着脱式ではないので、断線したら本体ごとの扱いになります。そこだけは価格なりと割り切る形です。
入門で迷ったら。素直でフラットな定番機。
第3位 JVC 密閉型ステレオヘッドホン HA-RZ710

こちらは口コミを集めて選びました。テレビや映画で低音の迫力が欲しい人に人気で、レビューでは「声も聞き取りやすい」という声が目立ちます。大きめのハウジングで耳をしっかり覆う形です。
3.5mと1.2mの二本のケーブルが付くので、リビングのテレビでも手元のプレーヤーでも使い分けできます。価格が抑えめなのも選ばれている理由でした。
低音厚めで映像向き。声も聞き取りやすい。
第4位 ゼンハイザー HD 650 開放型ヘッドホン

据え置きのアンプを組んだ時に、思い切って手に入れた開放型です。音が耳の外に広がって、スピーカーで鳴らしているような空気感が出ます。弦やボーカルの余韻がスッと消えていく様子まで見えて、聴くたびに背筋が伸びました。
ぶっちゃけ、スマホ直挿しだと音量も鳴りも物足りないです。ちゃんとしたアンプにつないで初めて化けるタイプなので、環境を整えられる人向けだと感じました。

開放型の格上サウンド。アンプありで化ける。
第5位 AKG プロフェッショナルオープンエアー型モニターヘッドホン K712 PRO-Y3

こちらはスペックとレビューを見比べて選びました。開放型らしい広い音場が評判で、音の位置がはっきり分かるとクリエイターからの支持が厚いモデルです。大きめのドライバーで低音の芯もしっかり出ます。
装着は柔らかいイヤーパッドで頭を包む形なので、長い作業でも耳が痛くなりにくいという声が多く見られました。据え置き機器につなぐと本来の広がりが出てきます。
ただし開放型は音が漏れるので、外や図書館のような場所には向きません。そこは密閉型と分けて考えると失敗が減ります。
広い音場でゆったり。位置がつかみやすい。
第6位 JVC 密閉型ヘッドホン キッズ向け HA-KS2-P

子ども用として口コミで選ばれている一本です。音量が上がりすぎないよう設計されていて、耳への負担を気にする家庭から人気があります。小さめのサイズと軽さで、園児から小学生まで使いやすいという声が多いです。
タブレット学習やオンラインの習い事にちょうどよく、色もかわいいと評判でした。大人がサブで使うにも軽くて気楽です。
ただ、音量が抑えめな分、にぎやかな場所だと少し物足りなく感じることもあります。あくまで子ども向けと考えると納得の作りです。
子ども用に音量控えめ。軽くて小さめ。
第7位 オーディオテクニカ エアーダイナミック開放型ヘッドホン ATH-AD900X

軽さで評判の開放型です。レビューでは「頭に乗せていることを忘れる」という声が多く、長い時間つけても疲れにくいと支持されています。翼のようなウイングサポートで、締めつけがゆるいのに安定します。
抜けのいいさわやかな音で、ボーカルものやアコースティックと相性がよいと評価されていました。家でのんびり音楽に浸る時間に向く一本です。
軽くて長時間ラク。さわやかな抜け感。
音を伸ばすつなぎ方と組み合わせのコツ
インピーダンスの高い機種は、スマホ直挿しだと音量も鳴りも痩せて聞こえます。小さなヘッドホンアンプやDACを一つ足すだけで、低音の押し出しと音場の広がりがはっきり変わりました。
標準プラグの機種はスマホにそのまま挿せないので、変換アダプターを一緒に用意しておくと安心です。ケーブルが着脱式なら、長さの違うものに替えて家用と持ち歩き用を分けられます。
購入前によく聞かれる疑問に答えました
「有線とワイヤレスはどっちがいいの」という質問をよく受けます。音の芯や遅延のなさを取るなら有線、動きやすさを取るならワイヤレス、という分け方が分かりやすいです。ゲームや動画では、音の遅れがない有線が今も強いです。
「密閉と開放で迷う」なら、外でも使うか家だけかで決めると早いです。外や夜も使うなら密閉、家でじっくり音楽なら開放が向きます。どちらも良さがあるので、用途で選べば外れは少ないはずです。

最初の一本で迷うなら、素直な音のATH-M20xかMDR-CD900STが無難です。音の基準ができると、次の一本を選ぶときにも自分の好みがはっきりしてきます。
●福田 光男オーディオ機器を得意とするプロライター。メーカー担当者や販売店スタッフへの取材とリサーチをもとに記事を書いています。今回は実機とユーザーの声を照らし合わせ、家でもゲームでも使える有線ヘッドホンを比べました。


