〈カー用品アドバイザーが選ぶ〉タイヤチェーンおすすめ7選 メーカーごとの違いも紹介

ISSE スノーソックス スーパー タイプ2 車&バイク
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タイヤチェーンはメーカーごとに得意な材質と車種がはっきり分かれます。布製のISSEとオートソック、日本製の非金属チェーン、商用車やトラック用まで7つ紹介します。

この記事で紹介するタイヤチェーンおすすめ7選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 ISSE スノーソックス スーパー タイプ2 ISSE スノーソックス スーパー タイプ2 布製で長持ちする上位モデル Amazon楽天Yahoo!
2位 オートソック ASK860 オートソック ASK860 大きめSUVに合う布製 Amazon楽天Yahoo!
3位 カーメイト バイアスロン クイックイージー QE14 カーメイト バイアスロン クイックイージー QE14 日本製の非金属チェーン Amazon楽天Yahoo!
4位 FEC エコメッシュ2 FB11 FEC エコメッシュ2 FB11 1万円台前半のネット型 Amazon楽天Yahoo!
5位 ISSE スノーソックス クラシック タイプ2 ISSE スノーソックス クラシック タイプ2 街乗り中心なら十分な布製 Amazon楽天Yahoo!
6位 four’s 商用車用タイヤチェーン HV01 four's 商用車用タイヤチェーン ハイエースやキャラバン用 Amazon楽天Yahoo!
7位 SCC DCシリーズ ケーブルチェーン DC350 SCC DCシリーズ ケーブルチェーン 小型トラック向けの金属製 Amazon楽天Yahoo!

まずはプロが選ぶタイヤチェーン おすすめ7選

順位は、雪道を年に数回走る乗用車での使いやすさを重く見て付けています。商用バンとトラック用は、車が合う人だけが選ぶものなので下の順位にしました。

自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。

第1位 ISSE スノーソックス スーパー 長持ちの布製チェーン

ISSE スノーソックス スーパー タイプ2

ISSE(イッセ)はスペインのメーカーで、布製タイヤチェーンの「スノーソックス」だけを作っています。スーパーはクラシックの上位モデルで、価格は16,680円前後です。

雪道で使う回数が多い人や、スタッドレスタイヤを履かずに冬を過ごす人には、布製の中でいちばんおすすめのタイヤチェーンです。

自分の車は普通車で、冬は年に4回ほどスキー場に向かいます。去年までは金属チェーンを積んでいましたが、駐車場の端でしゃがんで付けるたびに手が冷えて、片輪で10分近くかかっていました。スノーソックスに替えてからは、タイヤの上半分にかぶせて車を少し動かし、残りを引き込むだけです。初回は説明書を読みながらで両輪6分、3回目には両輪3分を切りました。

走ってみて違いが出たのは、圧雪路の上りです。金属チェーンのときのようなガタガタした振動が無く、車内で会話ができる静かさでした。ゴム手袋をはめたまま付けられるので、手もほとんど汚れません。

スーパーは、クラシックより生地を厚くして、雪の上で約1.1倍、氷の上で約1.4倍の性能を出すとメーカーが説明しています。すり減り方はクラシックの半分ほどなので、1シーズンに何度も付け外しする人ほど元が取れます。

濡れたまま袋に入れっぱなしにすると、生地がにおってきます。自分は帰宅してから洗濯ネットに入れて手洗いし、陰干ししてからしまっています。手間はかかりますが、この扱いで2シーズン目に入ってもほつれは出ていません。

気になったところ
乾いたアスファルトの上を長く走るとすぐに傷みます。雪の無い区間に出たら外す前提で使うものです。サイズは54や62のように番号で分かれていて、タイヤに合わない番号を買うと付けられません。

付け外しの速さと静かさを一番に考えるなら、1万円台でこれより扱いやすい布製タイヤチェーンは見当たりませんでした。

第2位 オートソック ASK860 SUVにおすすめの布製

オートソック ASK860

オートソックはノルウェーのメーカーで、布製タイヤチェーンを最初に広めたブランドです。日本では中発販売が正規品を扱っていて、ASK860は17,440円前後です。

ASK860は275/70R16や275/65R17のような太いタイヤ向けのサイズなので、ランドクルーザーやハイラックスのような大きめのSUVに乗っている人におすすめです。

以前、知人のSUVに積んであったオートソックを、雪の降った朝に付けたことがあります。生地はISSEより薄くてしなやかで、太いタイヤでも上からかぶせやすかったです。タイヤハウスとの隙間が狭い車でも当たりにくいのは、この薄さのおかげです。

氷が混じった坂では、ISSEのスーパーより少し滑る感じがありました。ここは正直、圧雪路が中心の人なら気にならない差です。

気になったところ
生地が薄いぶん、すり減りはISSEのスーパーより早く感じました。並行輸入品も出回っているので、日本語の説明書が付く正規品を選んだほうが付け方で迷いません。

タイヤが太い車で、車体とのすき間が気になる人にはオートソックの布製タイヤチェーンがおすすめです。

第3位 カーメイト バイアスロン 日本製の非金属タイヤチェーン

カーメイト バイアスロン クイックイージー QE14

カーメイトは国内のカー用品メーカーで、バイアスロンは長く売れている非金属チェーンのシリーズです。QE14は日本製で、価格は17,000円前後です。

凍った路面でも布製よりしっかり止まりたい人には、ゴムとスパイクで路面をつかむ日本製の非金属タイヤチェーンがおすすめです。

ジャッキアップをせずに、タイヤの裏側からかぶせてロックをかけるだけで付けられます。義父の車で付けるのを手伝ったときは、慣れていない2人がかりで両輪15分ほどでした。布製よりは時間がかかりますが、金属チェーンよりやることが少なく、迷うところは少なかったです。

凍った下り坂でブレーキを踏んだときの止まり方は、布製より明らかに安心できました。走行中の音は布製より大きく、40km/hくらいでゴロゴロとした音が車内に入ってきます。

気になったところ
QE14は2016年にメーカーの生産が終わったモデルで、今は残っている在庫を売っている状態です。収納ケースに入れても重さとかさがあり、軽自動車の荷室だと場所を取ります。

氷の路面が多い地域で、国内メーカーの非金属チェーンを選びたい人にはまだ候補に入ります。

第4位 FEC エコメッシュ2 1万円台前半の非金属チェーン

FEC エコメッシュ2 FB11

FECは非金属のネット型チェーンを中心に作っている国内メーカーです。エコメッシュ2はウレタンのネットでタイヤを包むタイプで、FB11は10,800円前後で買えます。

非金属チェーンを1万円台前半で用意したい人には、FECのエコメッシュ2がおすすめです。

FB11の対応サイズは175/80R15や195/80R14などで、同じシリーズの中で番号ごとにサイズが分かれています。口コミでは、ネットが柔らかくて折りたたみやすい、雪道での振動が金属より少ないという声が多く見られました。

一方で、初めて付けるときにネットのねじれを直すのに時間がかかった、という声もあります。雪の季節が来る前に、一度家の駐車場で付けてみると本番で慌てません。

気になったところ
サイズの番号が細かく分かれていて、タイヤ側面の表記と適合表を見比べないと選べません。ネット型なので、布製よりは付けるのに手数がかかります。

価格を抑えつつ布製より長く使える非金属タイヤチェーンを探している人に向いています。

第5位 ISSE スノーソックス クラシック 街乗りにおすすめ

ISSE スノーソックス クラシック タイプ2

1位のスーパーと同じISSEの、標準モデルにあたるのがクラシックです。62サイズは11,379円前後で、スーパーより5,000円ほど安く買えます。

雪が降るのは年に1〜2回で、急な積雪のときだけ使えればいいという街乗り中心の人には、クラシックで十分なのでおすすめです。

付け方はスーパーと同じで、タイヤの上からかぶせて車を少し動かすだけです。レビューでは、都市部で雪が降った日に会社の駐車場で付けて帰れた、トランクの隅に入れておけるのが助かる、という声が目立ちました。

スーパーとの違いは生地の厚みです。すり減りはスーパーより早いので、雪道を走る距離が長い人はスーパーのほうが結局安く済みます。

気になったところ
スキー場へ毎週通うような使い方だと、1シーズンで生地が薄くなったという口コミがあります。62はサイズの番号なので、自分のタイヤに合う番号かどうかを必ず確かめてください。

使う回数が少ないなら、ISSEのクラシックが布製タイヤチェーンの中で最も手を出しやすい価格です。

第6位 four’s 商用車用チェーン ハイエースにおすすめ

four's 商用車用タイヤチェーン

four’s(フォーズ)は商用バン向けのタイヤチェーンを得意にしているメーカーです。HV01は195/80R15の商用タイヤ専用で、価格は16,500円前後です。

ハイエースやNV350キャラバンで仕事をしている人には、商用タイヤのサイズに合わせて作られたfour’sのタイヤチェーンがおすすめです。

金属のネット型で、ジャッキアップせずに付けられます。片輪40秒ほどで付けられるという説明があり、口コミでも、配達の途中で雪になっても路肩ですぐ付けられたという声がありました。荷物を積んだ重い車でも、金属チェーンなら坂道で止まれるという安心感があります。

気になったところ
金属製なので、雪の無い路面では振動と音がかなり大きくなります。対応は195/80R15だけなので、乗用車のタイヤには付けられません。

商用バンで雪道を走る日がある人は、乗用車向けのタイヤチェーンではなくこれを選んでください。

第7位 SCC ケーブルチェーン 小型トラック用の金属製

SCC DCシリーズ ケーブルチェーン

SCCはアメリカのタイヤチェーンメーカーで、ワイヤーケーブルを使ったチェーンを作っています。DC350は小型から中型のトラック用で、価格は29,050円前後です。

205/80R17.5のような小型トラックのタイヤで、金属チェーンの重さと付けにくさに困っている人におすすめです。

ケーブルの周りにスプリングを巻いた作りで、はしご型の金属チェーンより軽くなっています。スプリングが1本につながっていないので、1か所が切れてもそのまま走り続けられるという作りです。販売店の話では、配送の仕事で毎日のように付け外しする人が選んでいるとのことでした。

気になったところ
価格は今回の7つでいちばん高く、乗用車には使えません。ケーブルは凍った路面でのかかり方がはしご型より弱いので、氷の多い峠道が中心なら別の金属チェーンも比べてください。

小型トラックで軽いタイヤチェーンを探しているなら、SCCのケーブルチェーンが候補になります。

タイヤチェーンの選び方Q&A メーカーより材質とサイズが先

Q1 布製と非金属と金属のタイヤチェーンはどれを選べばいい?

年に数回しか雪道を走らないなら布製、凍った坂をよく走るなら非金属、商用車やトラックなら金属のタイヤチェーンを選ぶのがおすすめです。

布製は付けるのが速くて軽い代わりに、乾いた路面ですぐ傷みます。非金属は布製より長持ちして氷にも強いですが、重くてかさばります。金属は安くて丈夫で、走るときの振動と音がいちばん大きいです。

Q2 タイヤチェーンのサイズは何を見て選ぶ?

タイヤの側面に書いてある「195/65R15」のような数字を見て、メーカーの適合表で番号を探します。

同じ商品名でも、サイズの番号が違うと付けられません。この記事で紹介したISSEの54や62、オートソックの860も、それぞれ合うタイヤが決まっています。リンク先で自分のタイヤに合う番号を選び直してから買ってください。

Q3 チェーン規制のときに布製タイヤチェーンでも走れる?

市販の布製タイヤチェーンも、チェーン規制のときに付けて走れます。

チェーン規制は、スタッドレスタイヤを履いていてもチェーンを付けないと通れない規制です。材質は問われないので、布製でも非金属でも金属でも通れます。ただし布製は速度を上げすぎると傷みやすいので、メーカーが決めた速度を守って走ってください。

タイヤチェーンのメーカーは車と使い方で選び分けるのがおすすめ

ここまでの7つを、メーカーごとに並べ直しました。付けやすさと凍った坂での安心感は、5段階の目安です。

メーカー 国 材質 付けやすさ 凍った坂での安心感 向いている車
ISSE スペイン 布 ★★★★★ ★★★☆☆ 乗用車全般
オートソック ノルウェー 布 ★★★★★ ★★☆☆☆ SUVや車高の低い車
カーメイト 日本 非金属 ★★★☆☆ ★★★★☆ 乗用車全般
FEC 日本 非金属 ★★★☆☆ ★★★★☆ 乗用車全般
four’s 日本 金属 ★★★★☆ ★★★★★ 商用バン
SCC アメリカ 金属 ★★★☆☆ ★★★★☆ 小型トラック

布製のメーカーは、生地の厚さを選べるISSEと、薄くて太いタイヤに合わせやすいオートソックの2つで考えれば足ります。凍った路面が多い地域なら、カーメイトやFECのような国内の非金属チェーンのメーカーから選ぶのがおすすめです。

正直なところ、メーカーの名前で差が出るのは同じ材質の中の細かい部分です。どのメーカーを選ぶかより、布製か非金属か金属かを先に決めたほうが、買ったあとに困ることは少なくなります。

迷ったらISSEのスノーソックス スーパーがおすすめ

乗用車で雪道を年に数回走るなら、付け外しが速くて長持ちするISSEのスノーソックス スーパーを選べば困りません。

価格を抑えたいならクラシック、太いタイヤのSUVならオートソック、凍った坂が多いならカーメイトかFECの非金属タイヤチェーンにしてください。商用バンはfour’s、小型トラックはSCCのように、車に合わせて作られたメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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