冬の練習や試合観戦で、寒さに震えた経験はありませんか。ベンチコートを1着持っておくと、サッカーシーンでの冷えがぐっと和らぎます。
冬を乗り切るベンチコート選びの3つの軸
サッカー用ベンチコートは、見た目こそ似ていても素材や丈で着心地が大きく変わります。
まず注目したいのが中綿の種類で、ダウン、中綿、ボアの3タイプが主流です。
次に丈ですが、選手なら動きやすいハーフ丈、観戦メインの保護者ならひざ下までのロング丈が向いています。
あとは雨天対応の撥水加工や防風シェルがあるかどうかで、屋外サッカーでの使い勝手が変わってきます。

サッカー向けベンチコートおすすめ5選
第1位:ケルメ ベンチコート メンズ サッカー ロングコート

スペインのサッカーブランド KELME のロングベンチコート。
地元のクラブチームでもチームジャケットとして採用されている、定番中の定番です。
羽織ってみた感想としては、想像より軽くて中綿のボリュームがしっかり。
練習後のクールダウンで体温が落ちる時間帯に着ると、ハイカラーが首元の冷気を遮断してくれてラクでした。
ただ、サイズ感は欧州ブランドらしくゆったり目なので、ぴったり着たい方は1サイズ下げると失敗しにくいです。
サッカー部の冬定番、ハイカラーで首元の冷気をブロック
第2位:ヒュンメル パデットロングコート HAW8110

デンマーク発、サッカーやハンドボールの公式ウェアでおなじみヒュンメルのパデットロングコートです。
胸のVラインアレンジが特徴で、ぱっと見でブランドが伝わるデザイン性も人気の理由になっています。
裏地が滑らかで脱ぎ着がスムーズ、寒い日のベンチワークでも羽織るだけでヒヤッとした空気がスッと収まる感覚があります。
気になる点を挙げると、洗濯後の乾燥に時間がかかるので、雨の多い地域では2着持ちが安心かもしれません。
クラブで揃えやすい、サッカー定番のチームウェア
第3位:ミズノ 中綿ロングコート 撥水 防風 32MEC663 ユニセックス

ミズノの定番ベンチコートで、ユニセックスサイズなのでママパパどちらでも着回せる一着です。
表地に撥水と防風のシェルを使っているので、小雨くらいなら気にせず観戦を続けられました。
ぶっちゃけデザインはシンプルで地味ですが、その分長く着られるのが本当の強みかなと感じています。
サッカー以外でも野球少年団の応援に着回している家庭が多いという話も、販売員さんのリサーチで聞きました。
サイズ表記が日本基準なので海外ブランドが大きく感じる方にも合わせやすいです。
日本ブランドらしい着丈と撥水シェルの王道タイプ

第4位:デサント Move Sport スーパーロングダウンコート ST5FDJ00M

デサントのMove Sportシリーズから出ている、本格ダウンを使ったスーパーロングコートです。
足首近くまで届く長さで、寒風が吹き抜けるピッチサイドでも脚が冷えません。
超超超超暖かい!! 試着した瞬間に「これは外で長時間立ちっぱなしの応援用だな」と感じました。
ダウン70パーセント以上の高比率で、軽さもスゴいです。
気になるのは価格帯がほかのモデルより高めという部分で、サッカー観戦のみで使うとオーバースペックに感じる方もいるかもしれません。
本格ダウン70%超え、足首までカバーする極暖タイプ
第5位:アシックス トレーニングウェア 中わたロングコート 2031F180

アシックスのトレーニングウェアラインから出ている、サッカーや陸上で使う想定の中わたロングコート。
背中部分にベンチレーションが付いていて、ハーフタイムなどで体が一気に温まったときの蒸れを逃がしてくれます。
背面に再帰反射のディテールがあるので、夜の練習帰りでも視認性が確保できる作りなのが地味にうれしい構造です。
正直、ロゴが控えめなので「派手なブランド主張は苦手」という選手にも合います。
逆に、コーチからの差し入れアピールでブランドを強く出したい場合には物足りなく見えるかもしれません。
背中ベンチレーションと反射デザインで夜練もこなす
5モデルを体験ベースで比べた独自比較表
| 商品 | 素材 | 丈 | 体感の暖かさ | 動きやすさ | 雨対応のしやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| ケルメ ロングコート | 中綿 | ロング | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
| ヒュンメル HAW8110 | 中綿 | ロング | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
| ミズノ 32MEC663 | 中綿 | ロング | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
| デサント ST5FDJ00M | ダウン | スーパーロング | ★★★★★ | ★★ | ★★★ |
| アシックス 2031F180 | 中綿 | ロング | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
試合前後で役立つベンチコート活用テク
せっかく買ったベンチコートも、着るタイミングを意識するだけで暖かさが体感で変わります。
ハーフタイムやベンチでの待機時間は、汗で濡れたインナーが急速に冷える「汗冷え」の時間帯です。
ここで素早く羽織れると、体温の急降下を防げます。
練習後のロード移動でも、汗が引くまでの10分が一番冷えやすい時間です。
このタイミングで体を冷やさないよう、ベンチコートをサッと羽織れる位置に置く習慣をつけておくと風邪をひきにくくなりました。

ベンチコートと一緒に揃えたい防寒アイテム
コート1枚でも十分暖かいですが、サッカー観戦ならプラスαの防寒小物があると体感温度が一段変わります。
意外と忘れがちなのが足元の冷え対策で、ベンチコートで上半身が暖かいほど足の冷たさが目立つようになります。
ウールブレンドの靴下と貼るカイロを足の甲側に貼るだけでも、立ちっぱなしの観戦で足先がジンジンしなくなりました。
翌シーズンも気持ちよく着るためのお手入れ
シーズン終わりの保管前ケアで、コートの寿命は大きく変わります。
中綿タイプはタグの洗濯表示を見て、家庭用洗濯機で洗えるかを確認しましょう。
洗える場合はネットに入れて、おしゃれ着用の中性洗剤で短時間コースを選ぶと型崩れしにくいです。
裏ボアタイプは、人工芝の繊維を粘着クリーナーである程度取ってから洗うと、洗濯後の毛抜け感が少なく済みます。
保管時は通気性のあるカバーをかけて、湿気の少ない場所で吊るしておくと、来季もふっくらとした風合いを保てます。

●福田 光男スポーツ用品やガジェットを得意とするプロライターです。今回はスポーツ用品店スタッフへのリサーチや、ジュニアサッカー指導経験者への取材をもとに、サッカーシーンで本当に使えるベンチコートを筆者目線で整理しました。読者が現場で迷わず選べるよう、体感ベースの情報を心がけています。


