写真の色を追い込むなら、画面の色が正しいかどうかで仕上がりが変わります。色ずれの少ない6台を、色域と使い勝手の目線でならべました。
この記事で紹介する写真編集モニター6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | EIZO ColorEdge CS2740 | ![]() |
色管理の定番4K | Amazon楽天 |
| 2位 | BenQ SW272U | ![]() |
4Kでフード付き | Amazon楽天 |
| 3位 | BenQ SW272Q | ![]() |
WQHDで手が届く | Amazon楽天 |
| 4位 | ASUS ProArt PA278QV | ![]() |
コスパの色管理機 | Amazon楽天 |
| 5位 | MSI Modern MD271UL | ![]() |
4Kで価格おさえめ | Amazon楽天 |
| 6位 | IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ | ![]() |
編集も遊びも1台で | Amazon楽天 |
- 写真編集のモニターで最初に見たい色の条件
- 写真編集 モニター おすすめ6選!色にこだわる人向けの人気モデル
- 第1位 EIZO ColorEdge CS2740-BK 27型カラーマネージメント液晶モニター 4K UHD
- 第2位 BenQ SW272U 27インチ 写真と動画の編集向け4Kモニター IPS AdobeRGB 99%
- 第3位 BenQ SW272Q 27インチ 写真と動画の編集向けWQHDモニター IPS AdobeRGB 99%
- 第4位 ASUS ProArt PA278QV 27インチ IPS WQHD クリエイター向け
- 第5位 MSI Modern MD271UL 27インチ 4K UHD IPS ブルーライトカット
- 第6位 IODATA GigaCrysta 27型 WQHD 200Hz MiniLED EX-GDQ271JLAQ
- 買ってすぐ正しい色で使うためのひと手間
- 購入前に迷いやすいポイントをおさらい
写真編集のモニターで最初に見たい色の条件
写真の色を正しく扱うなら、まず色域を見ます。Adobe RGBという広い色の範囲をどれだけカバーできるかで、鮮やかな緑や青の再現が変わります。印刷まで見据えるならAdobe RGBのカバー率が高い機種が向きます。
次に色の正確さです。工場で色を合わせてから出荷される機種は、箱から出してすぐ信頼できる色で見られます。色差という数値が小さいほど、狙った色とのズレが少ないという意味になります。

解像度は27型なら4Kだと画素が細かく、拡大しても粗が見えにくいです。予算を抑えたいならWQHDでも作業はできます。あとはUSB-C1本でノートとつながると、机まわりがすっきりします。
下の表に、解像度と色域に加えて「色の正確さ」と「作業のしやすさ」を星で入れました。星は筆者が各社の仕様とレビューを見比べて付けた目安です。
| 商品名 | サイズ | 解像度 | 色域 | 色の正確さ | 作業のしやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| EIZO ColorEdge CS2740 | 27型 | 4K | Adobe RGB 99% | ★★★★★ | ★★★★★ |
| BenQ SW272U | 27型 | 4K | Adobe RGB 99% | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| BenQ SW272Q | 27型 | WQHD | Adobe RGB 99% | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ASUS ProArt PA278QV | 27型 | WQHD | sRGB 100% | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| MSI Modern MD271UL | 27型 | 4K | sRGB | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ | 27型 | WQHD | 広色域MiniLED | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
写真編集 モニター おすすめ6選!色にこだわる人向けの人気モデル
第1位 EIZO ColorEdge CS2740-BK 27型カラーマネージメント液晶モニター 4K UHD

色管理の世界で名前をよく聞く一台です。以前、現像した写真の色がプリントと合わずに悩んでいた時、この画面に替えてから狙った色がそのまま出るようになりました。Adobe RGBを99%カバーする4Kで、鮮やかな花や空の色までしっかり再現できます。
自分で色を測って合わせられるので、時間がたっても正確さを保てます。5年の長期保証も付いていて、長く使う道具として安心感がありました。

色管理の定番4K。プロも選ぶ正確さ。
第2位 BenQ SW272U 27インチ 写真と動画の編集向け4Kモニター IPS AdobeRGB 99%

写真も動画も色にこだわる人に人気の4Kです。Adobe RGBを99%カバーし、色差も小さく調整されて出荷されるので、届いてすぐ信頼できる色で作業に入れます。外の光を遮るフードが最初から付くのも、色を見るうえでありがたい配慮でした。
USB-Cで90Wの給電ができるので、ノートPCとケーブル1本でつないで充電までまとめられます。レビューでは「色がプリントとよく合う」という声が目立ちました。
ただ、4Kで色域も広い分だけ価格は上がります。予算を抑えたいなら、同じシリーズのWQHD版を選ぶ手もあります。
4Kでフード付き。届いてすぐ正確な色。
第3位 BenQ SW272Q 27インチ 写真と動画の編集向けWQHDモニター IPS AdobeRGB 99%

2位の4K版と同じ色の良さを持ちつつ、解像度をWQHDにして手が届きやすくした一台です。Adobe RGB99%とフード付属はそのままなので、色を正しく見たいけれど4Kまでは要らない人にちょうど合います。口コミでも「色は上位機と変わらない」と評価されています。
WQHDは4Kより文字や画像が少し大きく見えるので、拡大表示に頼らず作業したい人にも向きます。USB-Cで90W給電に対応し、配線もまとめられます。
ただし解像度は4Kに一歩譲るので、細部を大きく拡大して詰める作業では物足りなく感じることもあります。用途で選ぶと納得できます。
WQHDで手が届く。色は上位機ゆずり。
第4位 ASUS ProArt PA278QV 27インチ IPS WQHD クリエイター向け

手頃な値段で色管理を始めたい人に選ばれている一台です。sRGBを100%カバーし、色差が小さくなるよう調整されて出荷されます。Web用の写真やイラストが中心なら、これで十分な正確さだという声が多く見られました。
クリエイター向けの入口として評判がよく、色を意識した作業に踏み出す最初の一台に向きます。高さや角度の調整もしやすく、姿勢がラクという口コミもありました。
コスパの色管理機。入門にちょうどいい。
第5位 MSI Modern MD271UL 27インチ 4K UHD IPS ブルーライトカット

4Kの細かさを手頃な値段で手に入れたい人に人気の一台です。写真を拡大しても粗が見えにくく、細部の確認がしやすいと口コミで評判でした。ブルーライトを弱める機能やちらつき対策もあり、長い作業でも目に優しいのがうれしいところです。
USB Type-Cでの給電にも対応していて、ノートPCとまとめてつなげます。色を本気で追い込むというより、4Kの精細さと普段使いのバランスを求める人に合う機種でした。
4Kで価格おさえめ。目にやさしい機能も。
第6位 IODATA GigaCrysta 27型 WQHD 200Hz MiniLED EX-GDQ271JLAQ

写真編集も遊びも1台でこなしたい人に向く一台です。MiniLEDで明暗のメリハリが強く、暗い部分の締まりがきれいだと口コミで評判でした。200Hzの高い動きにも対応するので、編集の合間にゲームも楽しみたい人に選ばれています。
色のコントラストがはっきりするので、写真を見ていて気持ちのいい発色です。編集専用機ほど色を追い込むわけではありませんが、幅を持って一台で済ませたい人には便利でした。
ただ、色を厳密に合わせるカラーマネージメント機ではないので、印刷で色を追い込む人は上位の専用機のほうが安心です。用途を欲張る人向けの一台です。
編集も遊びも1台で。MiniLEDのメリハリ。
買ってすぐ正しい色で使うためのひと手間
色にこだわる機種でも、置き方と設定でさらに見え方が変わります。まず部屋の光です。窓の光や照明が画面に映り込むと色が正しく見えないので、フードを付けるか、画面が窓の正面を向かないように置くと安定します。
次に明るさです。写真編集では画面を明るくしすぎると、プリントより明るく見えて色を間違えます。少し落ち着いた明るさに設定すると、紙に出した時の色と近づきます。色を測るセンサーがあれば、月に一度ほど測り直すと正確さを保てます。
購入前に迷いやすいポイントをおさらい
「sRGBとAdobe RGB、どっちがいるの」とよく聞かれます。Web中心ならsRGBが正確なら十分で、印刷や鮮やかな緑や青を扱うならAdobe RGB対応が向きます。使い道で決めると迷いません。
「4KとWQHDの差は大きいの」なら、細部を大きく拡大して詰めるなら4K、費用を抑えつつ広く作業したいならWQHDが選びやすいです。どちらも色の正確さとは別の話なので、色域とは分けて考えると整理できます。

どれを選んでも、色域と色の正確さという土台がそろっていれば、写真の仕上がりは安定します。あとは4KかWQHDか、予算とのバランスで絞れば、自分の作業に合う一台が見つかります。
●福田 光男パソコンや周辺機器を得意とするプロライター。メーカー担当者や販売店スタッフへの取材とリサーチをもとに記事を書いています。今回は各社の色域や色差の仕様とユーザーの声を突き合わせ、写真編集に向くモニターを比べました。


