掛け布団はネットなしでも洗濯できる 紐で3〜5か所縛る洗い方

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掛け布団を洗濯機で洗いたいのに、大きな洗濯ネットが家に無い。そのまま入れていいのか迷いますよね。結論から書くと、ネットなしでも掛け布団は洗えます。ただし、紐で縛る、水を先にためるといった準備をしないと、生地が破れたり中綿が偏ったりします。ここでは、ネットなしで掛け布団を洗濯するときのやり方と、やめたほうがいいケースを順番に紹介します。

掛け布団はネットなしでも紐で縛れば洗濯できる

洗濯機で洗える掛け布団

洗濯ネットが無いときは、掛け布団を巻いて紐で縛れば、ネットの代わりになります。

洗濯ネットの役目は、洗っている間に布団がほどけて広がらないようにすることです。

広がった布団は洗濯槽の中で引っ張られ、縫い目に負担がかかります。

紐で縛って巻いた形を保てば、ネットに入れたときと同じように布団がまとまったまま洗えます。

使う紐は、水にぬれても色が出ないものを選びましょう。

コインランドリーで布団を洗うときも、ネットを使わずに紐で縛って洗う方法がよく使われています。

紐付きの布団用保護カバーがあれば、それに入れて洗う方法もあります。縛る手間が省けるので、何度も洗う人はひとつ用意しておくとラクです。

洗濯機の説明書で掛け布団のネット指定を先に確かめる

掛け布団を洗う前に、洗濯機の取扱説明書で「ネットを使うこと」と書かれていないかを確かめてください。

洗濯機によっては、毛布や布団を洗うときに洗濯ネットか専用のキャップを使うよう指定しているものがあります。

運転中に布団が水に浮いてしまうのを防ぐためです。

浮いた布団は水に沈まず、上のほうだけ乾いたまま回ることになり、汚れがほとんど落ちません。

ネットが指定されている機種で、ネットなしのまま洗うのはやめておきましょう。

掛け布団の洗濯表示も見ておく

洗濯機の説明書と一緒に、掛け布団のタグにある洗濯表示も見ておきます。

洗濯おけのマークに×が付いていれば、家では洗えません。

手のマークが付いた洗濯おけは手洗いだけできるという意味なので、洗濯機ではなく浴槽での踏み洗いに回します。

確かめる場所 見る内容 当てはまったとき
洗濯機の取扱説明書 毛布や布団を洗うときにネットの指定があるか ネットなしでは洗わない
掛け布団の洗濯表示 洗濯おけに×が付いていないか 家では洗わずクリーニングへ
掛け布団の洗濯表示 洗濯おけに手のマークがあるか 浴槽で踏み洗いする

ネットなしで掛け布団を洗濯するコツ3選

洗える掛け布団 シングル

ネットなしで掛け布団を洗うときは、縛り方、水の入れ方、コースの選び方の3つを守れば失敗が減ります。

どれも洗濯機を回す前にやることなので、上から順にやってください。

コツ1 掛け布団を三つ折りにして巻き紐で3〜5か所縛る

掛け布団の縛り方は次のとおりです。

  1. 掛け布団を広げ、短い辺どうしを合わせるように三つ折りにする
  2. 空気を抜きながら、端からくるくると巻く
  3. 巻いた布団を、紐で3〜5か所しっかり縛る

紐はゆるいと洗っている途中でほどけるので、強めに縛っておきましょう。

洗濯槽の幅に入りきらないときは、巻く前の折り方を変えて、入る幅に合わせます。

縛った掛け布団は、折り目が上、布団の端が下になるように入れると、運転中にほどけにくくなります。

コツ2 水をためて洗剤を溶かしてから掛け布団を沈める

ネットなしで洗うときにいちばん起きやすいのが、掛け布団が水に浮いてしまうことです。

先に最大水位まで水をため、洗剤を溶かしてから掛け布団を入れると浮きにくくなります。

入れたあとは、布団を上から手で押して、中まで水を吸わせてください。

空気が抜けて布団が沈んだのを確かめてから、運転を始めます。

途中で一時停止して、掛け布団が水面から出ていないかを1回見ておくと安心です。

浮いている部分があれば、手で押し込んでから運転を続けてください。

コツ3 毛布コースか大物コースで脱水は短めにする

掛け布団を洗うときは、「毛布」や「大物」と書かれたコースを選びます。

普通のコースで回すと洗濯槽の動きが強く、ネットなしの掛け布団では生地や縫い目に負担がかかります。

脱水は長くすると中綿が片寄りやすいので、短めに設定しておくのがおすすめです。

設定できる洗濯機なら、脱水は数分にとどめ、残りの水は干しながら落とすくらいで十分です。

洗い終わったら、縛った紐はすぐにほどいて、掛け布団を広げてから干しましょう。

ネットなしの掛け布団洗濯で破れや偏りを防ぐ注意点

ネットなしで洗うときは、洗剤選び、詰め込みすぎ、ほかの洗濯物との同時洗いの3つに気をつけてください。

洗剤は中性洗剤を使い柔軟剤は入れない

掛け布団の洗濯には、おしゃれ着用などの中性洗剤を使います。

アルカリ性の洗剤は、羽毛のように動物の毛を使った中綿を傷めます。

柔軟剤も、布団の洗濯では入れないほうがいいとされています。

洗濯槽の7〜8割に収まる掛け布団だけ洗う

掛け布団を入れたときに、洗濯槽の7〜8割くらいに収まり、少しすき間が残るのが目安です。

ぎゅうぎゅうに押し込むと、布団が動かず汚れもすすぎ残しも残ります。

洗濯機の容量は7kg以上、できれば10kg以上あると、シングルの掛け布団を入れやすくなります。

掛け布団はほかの洗濯物と一緒に洗わない

折りたたんだ掛け布団の上にほかの洗濯物を重ねて洗うと、脱水のときに洗濯機が大きく揺れることがあります。

洗濯機が傾いたり止まったりする原因になるので、掛け布団は1枚だけで洗いましょう。

羽毛や羊毛の掛け布団は、ネットなしで洗うと生地が破れたときに中の羽毛や毛が出てしまいます。洗濯表示で洗濯機が使えるとなっていても、ネットが無いときは無理に洗わず、クリーニングに出すほうが安心です。

洗濯機に入らない掛け布団は浴槽の踏み洗いかコインランドリー

洗える掛け布団 ネイビー

縛っても洗濯機に入らない掛け布団は、浴槽で踏み洗いするか、コインランドリーの大きな洗濯機で洗います。

浴槽で掛け布団を踏み洗いするやり方

  1. 掛け布団を四つ折りにして浴槽の縁にかけ、シャワーで表面のほこりを流す
  2. 浴槽にぬるま湯をため、中性洗剤を溶かす
  3. 掛け布団を浴槽に入れ、30〜60分つけ置きする
  4. 上下を折り返しながら、足で踏んで洗う
  5. お湯をためなおして踏みながらすすぐ。これを2〜3回くり返す
  6. 浴槽の縁にかけて水を切る

水を吸った掛け布団はかなり重くなります。

浴室から運ぶときは、ある程度水が落ちてから持ち上げると腰をいためにくいです。

コインランドリーでもネットなしなら紐で縛る

コインランドリーの洗濯機も、ネットが無いときは家で洗うときと同じように、掛け布団を丸めて紐で3〜5か所縛ってから入れます。

シングルの布団なら15kg以上、ダブルなら25kg以上の洗濯機を選ぶと入れやすいです。

乾燥機まで使えるので、干す場所が無い人や、すぐに使いたい人にはこちらが向いています。

洗った掛け布団は中まで乾かしてから使う

洗った掛け布団は、表面が乾いていても中が湿っていることが多いので、天日干しなら2〜3日かけて中まで乾かしてください。

中が湿ったまま押し入れにしまうと、カビやにおいの原因になります。

干している間は、ときどき裏返して、手で中綿をほぐしておくと片寄りが戻りやすくなります。

乾燥機を使うときは、途中で何度か布団を裏返すとムラなく乾きます。

ネットなしで洗った掛け布団も、ここまでやればネットを使ったときと同じように使えます。

次に掛け布団を洗うときは、まず洗濯機の説明書と洗濯表示を確かめるところから始めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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