ティファールのフライパンで目玉焼きを焼いたら、白身がフライパンにくっついて取れなかった。
そうなったら、コーティングの寿命が近づいているサインです。
ティファールのフライパンが何年もつのか、買い替えどきの見分け方、少しでも長く使うための使い方を順に紹介します。
ティファールのフライパンの寿命は使い方しだいで1年から5年以上
ティファールは公式サイトのよくある質問で、フライパンの耐久年数は「使用状況・使用頻度によって異なるため、年数で表すことは困難です」と答えています。
年数で決まっているわけではなく、使う回数と火加減で寿命が大きく変わります。
使っている人の声をもとにすると、目安は次のようになります。
| 使う回数 | 寿命の目安 |
|---|---|
| 毎日1〜2回 | 1〜2年 |
| 週に3〜4回 | 2〜3年 |
| 週に1〜2回 | 3〜5年 |
毎日使っている家庭なら、2年たたずにくっつき始めることも珍しくありません。
反対に、中火以下で使って冷ましてから洗っている人の中には、5年以上同じフライパンを使っている人もいます。
同じティファールでも、強火で毎日炒め物をする家と、弱火で卵料理だけに使う家では、もちがはっきり変わります。
ティファールのフライパンを買い替えるサインは5つ
次の5つのどれかに当てはまったら、そのフライパンは寿命と考えて買い替えを考えましょう。
1つだけなら使い方を見直すと少し持ち直すこともありますが、2つ以上重なったら替えどきです。
ティファールのお知らせマークの模様が見えにくくなった
フライパンの真ん中にある赤い丸がお知らせマークです。
ティファールの説明では、約180〜200℃で模様が消える作りになっています。
コーティングがすり減ると模様そのものが薄くなり、温まったかどうかが分からなくなります。
薄く油をひいても卵や魚がくっつく
いちばん分かりやすいサインです。
ティファールのフライパンは、少しの油で食材がするっと動くのが本来の状態です。
油をひいて温めても目玉焼きの裏がくっつくなら、表面のコーティングがかなり減っています。
フライパンのコーティングがはがれて下の金属が見える
黒い表面の一部が白っぽく、または銀色に見えたら、コーティングがはがれて下の金属が出ています。
はがれた部分から周りもはがれやすくなるので、そこから先は早く傷みます。
フライパンの底がゆがんでコンロの上でガタつく
熱いフライパンをすぐ水につける使い方を続けると、底がゆがむことがあります。
平らな台に置いて揺らし、カタカタ動くなら底が変形しています。
底が浮いたままだと、真ん中だけ焦げたり端が温まらなかったりと、焼きむらが出ます。
取っ手がぐらつく
取っ手つきのフライパンは、取っ手を留めているネジがゆるむとぐらつきます。
ネジを締め直しても戻らない場合や、取っ手の樹脂にひびが入っている場合は、使うのをやめたほうがいいです。
フライパンの寿命を縮めるのは強火と空焚きと急に冷やすこと
ティファールのフライパンのコーティングを早く傷める原因は、ほとんどが熱のかけ方です。
ティファールは公式に「必要以上の高温や空焚きを避けて下さい。中火、弱火以下の火加減で十分です」と説明しています。
お知らせマークの模様は中火でも消えるので、強火にする必要はありません。
もうひとつ多いのが、熱いままのフライパンに水をかけて洗うことです。
金属とコーティングでは熱で伸び縮みする量が違うので、急に冷やすとそのすき間からはがれやすくなります。
ジュッと音がするのは急に冷えている証拠なので、手で触れるくらいまで待ってから洗いましょう。
ティファールのフライパンを長持ちさせる毎日の使い方
火加減と洗い方の2つを変えるだけで、フライパンの寿命は延ばせます。
毎日の流れに合わせて、5つのステップに分けました。
ステップ1 フライパンを温める火は中火以下にする
炒め物でも中火で十分です。
ガスコンロなら、炎がフライパンの底からはみ出さない大きさにします。
ステップ2 炒めるときと焼くときは薄く油をひく
ティファールは、炒め料理や焼き料理のときは薄く油をひくように案内しています。
ゆでたり煮たりする料理では油は要りません。
ステップ3 お知らせマークの模様が消えたらすぐ食材を入れる
模様が消えたら適温の合図です。
そのまま放っておかず、すぐに食材を入れましょう。
ステップ4 フライパンが冷めてからやわらかいスポンジで洗う
洗うのは手で触れるくらい冷めてからにします。
金属たわしやクレンザー、スポンジの硬い面はコーティングを削るので使いません。
ステップ5 料理を入れたまま置いておかない
ティファールは、1昼夜以上の長い時間、調理したものをフライパンに入れたまま保存しないように案内しています。
塩分や酸の強い煮物は、食べ終わったら別の器に移しましょう。
調理器具は木べらかシリコン製のものが安心です。
ティファールでも、金属ヘラ対応のフライパンであっても木製や樹脂製の調理器具をすすめています。
フライパンを重ねてしまうときは、間にキッチンペーパーを1枚はさむと表面の傷を防げます。
コーティングがはがれたティファールのフライパンでも体に害はない
はがれたコーティングが料理に混ざって、食べてしまわないか心配になりますよね。
ティファールの説明では、コーティングは食品衛生法の基準に合ったもので、万一体内に入ってもそのまま排出され、体には無害とされています。
コーティングに使われているフッ素樹脂は、医療機器にも使われている素材です。
ただ、体に害がないことと、そのまま使い続けていいことは別の話です。
傷がついたフライパンは食材がこびりつきやすくなり、焦げた部分を落とそうとこするほど、さらにはがれます。
ティファールも、コーティングに傷がついたフライパンは買い替えをすすめています。
取っ手のとれるティファールは取っ手だけ替えられる
取っ手のとれるティファールは、本体と取っ手が別になっています。
本体のコーティングがまだ使えるのに取っ手だけぐらつく場合は、専用取っ手だけを買い替えれば済みます。
ティファールは、取っ手の樹脂の劣化や破損が目立つ場合は、新しい取っ手への買い替えをすすめています。
販売が終わってから10年以上たった古い取っ手は、新しいものに替えるよう案内されています。
反対に、本体のコーティングがだめになったときは、取っ手はそのまま次のフライパンに使えます。
本体と取っ手の寿命を分けて考えると、買い替えの出費を抑えられます。
ティファールのフライパンはくっつき始めたら寿命が近い合図
薄く油をひいても卵がくっつくようになったら、そのフライパンの寿命は近いです。
まずは次に使うときから火を中火以下にして、冷めてから洗うようにしてみてください。
それでもくっつくようなら、コーティングが減りきっているので買い替えどきです。
取っ手のとれるタイプなら、取っ手はそのまま次のフライパンに使えます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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