焚き火や炭起こしで「火がつかない」とテンションが下がる瞬間、キャンパーなら誰でも一度は経験したはず。今回は現場で頼れるチャッカマン5本を紹介します!
キャンプで困ったらこのチャッカマンから選ぶと外れない
キャンプ用のチャッカマンは「ターボ式」と「ノズルが長めの置き型タイプ」を軸に選ぶと、ほぼ困ることがありません。
家庭用の細い100円ライターで焚き付けに顔を近づけるのは、冬の冷えた指先だとかなりキツいです。 長めのノズルが1本あるだけで、薪の奥まで火を入れられて作業がぐっとラクになります。
風に強いターボ式・プラズマ式
ノズルが長く焚き付けの奥まで届く
ガス注入式なら繰り返し使えて経済的

キャンプ向けチャッカマンのおすすめ5選
焚き火・炭起こし・バーナー用ガスのON-OFFなど、現場で使いやすい5本を順番に見ていきます!
第1位:キャプテンスタッグ CR ハンディチャッカ ロング UF-33

キャンプ用品で迷ったらまずコレ、と言いたくなるキャプテンスタッグの定番ロングノズル型です。 初めて焚き火に挑んだ時、筆者はこれを握って火をつけたのですが、ノズルが長いおかげで着火剤に突っ込むだけで手を汚さず火が回ってくれました。
CR(チャイルドレジスタンス)機能付きで、キャンプ場で子どもがうっかり触ってしまっても発火しにくい作りです。 ガスの残量窓があるので、出発前日に「これ何泊もつ?」と目視で確認できるのが地味にうれしい部分。
残量窓付きの定番ロングノズル。焚き付けの奥まで届いて手が汚れない
第2位:ソト SOTO スライドガストーチ ST-487 ブラック

キャンプ好きの間で圧倒的に人気があるのが、このSOTOスライドガストーチです。 伸ばすと焚き火の奥まで届き、縮めればポケットに入るコンパクトさ。マジで最強!!と言いたいサイズ感です。
炎はターボ式で風にめっぽう強く、多少の風が吹く海辺のキャンプでも一発で炭に火が入ります。 キャプテンスタッグのCB缶ボンベから直接ガスを注入できるので、現場で「ガスが切れた…」という事故も減らせます。

伸縮式ノズルで風に強いターボ式。CB缶からのガス補充にも対応
第3位:新富士バーナー マイクロトーチ アクティブ ブラック RZ-522BK

工具メーカーの新富士バーナー製で、とにかく炎の力強さで評価が高い1本です。 燃焼温度は1300度前後とパワフルで、着火剤なしでいきなり薪の端をあぶって火種を作りたいときにも向いています。
サイズは小ぶりですが、ピストルグリップ型で握りやすく、グローブをしたまま操作してもボタンが押しやすい作り。 雪中キャンプでミトンを外したくない時にも重宝します。
工具系メーカーらしい1300度のパワフル炎。雪中キャンプのグローブでも操作OK
第4位:東海 Tokai チャッカマン ぬくもり 黒 日本製

チャッカマンといえば東海、という人も多い安心の国産ブランド。 Amazonのレビューでも故障報告が極端に少なく、コスパ重視で複数本まとめ買いしたいキャンパーに刺さる1本です。
火力は控えめですが、そのぶん炭にゆっくり火を移したい焚き火の序盤には逆に扱いやすいです。 キャンプの他に仏壇のロウソクや線香、家庭のガスコンロ点火用と兼用できるので、自宅ストックと共用にしている人も多いです。
壊れにくさで定評の国産定番。自宅のロウソク・線香と兼用できて家族にも優しい
第5位:高森コーキ ガスバーナー ロング ターボライター TK-SF5

長尺ノズル×ターボ炎の両取りで、「焚き火もBBQ炭も1本でいける」を狙うなら候補に入ってくるのが高森コーキ製です。 ガス注入式で、家にあるカセットボンベから補充できる手軽さも魅力。
筆者の友人は、キャンプ場の受付で「そのライター長すぎじゃない?」と笑われていましたが、実際に使うと炭全体に一気に火が入って時短になっていました。 グループキャンプでスタート時刻が遅れたときの救世主になる1本です。
長尺×ターボの両取り。炭一気起こしや冷えた朝のバーナー点火で頼れる
焚き火で火をつける時の小ワザ
チャッカマンを買い替えても、焚き付けのやり方が雑だとやっぱり火はつきにくいです。 筆者が現場で教えてもらった、シンプルだけど効く小ワザを3つ挙げます。
細い枝・松ぼっくり・麻ひもを土台に組む
チャッカマンで真ん中ではなく風上の端から着火
最初の1分は息を吹かずにガスの炎だけで育てる
真ん中から火をつけるとすぐに煙だけ出て薪が湿ったみたいになります。 風上の端に火をつけて、風を利用して反対側へ火を走らせるほうが成功率が高いです。
一緒に持っていくと絶対に困らないもの
チャッカマン単体でも着火はできますが、焚き付け関係のアイテムを合わせて持っておくと成功率が段違いに上がります。
カセットガス缶は、ターボ式のチャッカマンに充填できるものを選んでおくのがコツ。 100円ショップのガスでも充填できるモデルは多いですが、寒冷地ではブタン混合比が高い「寒冷地用ガス」を1本追加しておくと安心感がまるで違います。
買う前に見ておいてほしい話
チャッカマンは小さい買い物なので軽く選びがちですが、現場で着火できないとキャンプの流れが一気に崩れます。 筆者が取材で複数のキャンプ場スタッフに聞いても「最近はターボ式で失敗する人が減った」という声が多かったです。
「アウトドア専用」と割り切って1本、日常兼用でコスパ型を1本。 この2本体制にすると、どちらかが切れたり壊れたりしてもリカバリーできるので結果的に困りません。

2本目を選ぶ時は、ガス補充できるターボ式か、USB充電のプラズマ式が候補。 プラズマ式はガスが不要なので飛行機輪行や遠征時の救世主になります!
●福田 光男アウトドアやキャンプ用品を得意とするプロの筆者。 キャンプ場スタッフや販売店の現場担当者へのリサーチをもとに、購入前に役立つ情報をやさしく紹介しています。今回は複数のキャンプ場で「どのチャッカマンが現場でよく使われているか」を取材して記事化しました。


