中古で買ったバイクのタンクを開けたら、内側が赤茶色のサビだらけでした。 エンジン不調の原因にもなるので、早めにサビ取り剤で対処したいところです。 今回はバイクのタンクサビ取り剤を5つ紹介します!
タンク用サビ取り剤を選ぶときに見るところ
バイクのタンクは内側からサビが進みます。 板厚は1ミリもない薄さなので、強すぎる薬剤を使うと穴が空くこともあります。 だからこそ、サビ取り剤えらびは慎重にいきたいところです。
酸性タイプはサビ落としの力が強い反面、薄い鉄板を腐食させる心配があります。 中性タイプなら板を傷めにくく、初めての作業でも安心して使えます。 下の表で性格のちがいを並べてみました。
| 商品タイプ | サビ落としの力 | 加温の要否 | 後片付けのラクさ |
|---|---|---|---|
| 中性の標準タイプ | 中 | お湯が必要 | うすめて排水しやすい |
| コーティング一体型 | 中 | 加温なしでも可 | 防錆まで一度に完了 |
| メッキ外装用 | 中 | 不要 | 布で拭くだけ |

バイクのタンクサビ取り剤おすすめ5選
第1位:AZ エーゼット MOrs-001 バイク用燃料タンククリーナー 中性 1L CZ901

50度ほどのお湯で10倍から20倍にうすめて使う中性タイプです。 手持ちの250ccのタンクで試したら、ひと晩置いただけで赤サビがごっそり浮いてきました。 中性なので鉄板を傷めにくく、薄いタンクでも気を張らずに作業できます。
価格も控えめで、最初の1本に向いています。 ただ加温が前提なので、お湯を用意するひと手間はかかります。
AZ エーゼット MOrs-001 バイク用燃料タンククリーナー 中性 1L CZ901
中性で鉄板にやさしい。後片付けがラクな入門向け。
第2位:三宝化学工業所 サビ取り剤 タンクSP バイク/耕運機 ガソリンタンククリーナー 1L

バイクだけでなく耕運機のタンクにも使える中性タイプです。 化学メーカーが手がける品らしく、こびりついたサビをじわじわ溶かしてくれました。 1Lあれば広い面のサビにも回せるので、大きめのタンクでも心強いです。 中性なので塗装面への影響が出にくい点も扱いやすいです。
正直、知名度は他社より控えめで情報が少なめなので、説明書をよく読んでから作業すると安心です。 逆に言えば、定番品が品切れのときの第二候補としても頼れる1本です。
三宝化学工業所 サビ取り剤 タンクSP バイク/耕運機 ガソリンタンククリーナー 1L
バイクも耕運機もいける中性タイプ。塗装面にやさしい。
第3位:ProTOOLs プロツールス バイク サビ取り剤 タンククリーナー 錆取革命 革命セット

サビ取り液と防錆コーティング剤がセットになった商品です。 加温が要らないタイプなので、お湯を沸かさずに始められたのが地味に助かりました。 標準的な中性タイプより作業時間を短くできるとされていて、半日仕事を午前中に終えられた感覚でした。

サビ落としから防錆コーティングまで1セットで完結するのが心強いです。 セット品なので単品より価格は上がりますが、あれこれ買い足す手間が省けます。
ProTOOLs プロツールス バイク サビ取り剤 タンククリーナー 錆取革命 革命セット
加温なしで使えてコーティングまで完結するセット品。
第4位:ナカライ サビトリキング SABITORI KING バイク 二輪用 クロムメッキ用さび取り剤

こちらはタンク内部用ではなく、マフラーやハンドルなどクロムメッキ部分のサビを落とす1本です。 タンク外装のメッキ部にサビが出てきたときに役立ちます。 布に取って軽く磨いたら、点状のサビがスッと薄くなって輝きが戻りました。
外装も含めてバイクをきれいに保ちたい人が、内部用とあわせて持っておくと心強いアイテムです。
ナカライ サビトリキング SABITORI KING バイク 二輪用 クロムメッキ用さび取り剤
マフラーやメッキ外装の点サビ落としに。布で磨くだけ。
第5位:花咲かG Hanasaka G タンククリーナー 00011772

バイク乗りのあいだで定番として知られる花咲かGのタンククリーナーです。 鉄やステンレスのタンクに使え、サビ落としと内部の防錆コーティングをこれ1本でこなします。 旧車のタンクで使ってみたら、長年のサビが落ちて燃料系のつまりも軽くなりました。
40度ほどに温めて、最大20倍にうすめて使います。 迷ったらこれを選んでおけば外しません。 人気ゆえに品切れになることがあるので、作業日が決まったら早めに用意しておくと安心です。
花咲かG Hanasaka G タンククリーナー 00011772
定番の中性タイプ。サビ落としと防錆を1本でこなす。
サビ取り剤を流し込む前と後の流れ
サビ取り剤は、ただ入れるだけだとうまく効きません。 前後の作業をていねいにやると、仕上がりが大きく変わります。
注入したあとは、タンクをときどき揺すって液を全体に回すと、サビ落ちにムラが出にくくなります。 放置時間は数時間から1日と長めなので、休みの日に腰をすえて取り組むのがおすすめです。 乾燥が足りないとサビがぶり返すので、内部はしっかり乾かしてください。
サビ取りとセットでそろえたい道具
サビ取り剤だけでは作業が回りません。 あわせて用意しておくと、当日バタバタしなくてすみます。
とくにタンクシーラーは、サビ取り後の地肌を樹脂膜で守ってくれるので、長く乗る予定のバイクには心強い味方です。 ゴム栓は給油口のサイズに合うかを先に確認しておくと、当日に困りません。
作業をスムーズに終わらせる小ワザ
ここからは、自分が作業して気づいた小ワザを紹介します。 サビ取りは時間との戦いになりがちなので、段取りが仕上がりを左右します。
サビがひどい場合は、1回で終わらせようとせず、2回に分けて作業すると地肌までしっかり出せます。 焦らずていねいに進めれば、古いバイクのタンクでもきれいな状態を取り戻せますよ。 愛車のサビと向き合う休日、なかなか楽しいものです。
●福田 光男カー用品やバイク用品を得意とするプロライターです。整備士やバイク用品店のスタッフへの取材やリサーチをもとに筆者が記事を執筆しています。今回はバイクショップの整備担当に、タンクのサビ取り作業で気をつける点をリサーチしました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。
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