毛布を洗おうと思ったら、毛布が入る大きな洗濯ネットが家に無かった。
そのまま洗濯機に入れていいのか、迷いますよね。
洗濯機のメーカーは、毛布を洗うときにネットか洗濯キャップを使うよう案内しています。ネットなしで洗うと何が起きるのか、ネットが無い日はどうすればいいのかを、メーカーの説明をもとに紹介します。
毛布をネットなしで洗濯機に入れるのは避ける
毛布は、洗濯ネットか洗濯キャップを使わずに洗濯機で洗うのは避けたほうがいいです。
シャープは、毛布コースで洗うときに、洗濯キャップか大型毛布用の丸形ネットが必要だと案内しています。
日立も、機種によっては洗濯キャップか市販の洗濯ネットが必要としています。ネットなしで洗うと、次の3つが起きやすくなります。
ネットなしだと毛布が水に浮いてしまう
毛布は空気をたくさん含んでいるので、水を入れても沈みにくいです。
シャープの説明では、ネットやキャップを使わないと洗濯物が浮き上がり、洗濯物や洗濯機を傷める原因になるとされています。
浮いた部分は水に浸からないので、汚れが落ちないまま毛布の洗濯が終わってしまいます。
毛羽立ちと絡まりで毛布が傷む
ネットに入れずに回すと、毛布が洗濯槽の中でねじれます。
ねじれたまま回り続けると、生地どうしがこすれて毛羽立ちや毛玉の原因になります。
毛足の長い毛布ほど、1回の洗濯で手ざわりが変わりやすいので気をつけてください。
片寄って洗濯機が止まりやすい
毛布は水を吸うと重くなり、洗濯槽の片側に寄りやすくなります。
片寄ったまま脱水に入ると、洗濯機が大きく揺れたり、途中でエラーが出て止まったりします。
日立は、たたんだ大物をほかの洗濯物と重ねて入れると、異常な振動や洗濯機が傾く原因になると案内しています。毛布は1枚だけで洗濯機に入れるのが基本です。
洗濯ネットの代わりになるのは洗濯キャップ
毛布用の洗濯ネットが無いときに代わりになるのは、洗濯機メーカーが用意している洗濯キャップです。
洗濯キャップは、洗濯槽の上にかぶせて、毛布が浮き上がるのを押さえる部品です。
縦型洗濯機の多くは別売りで、機種の洗濯容量に合ったものを選ぶ必要があります。
ネットとキャップのどちらが要るかは洗濯機で違う
どちらが必要かは、メーカーと機種、洗濯容量で変わります。
シャープの案内をもとにすると、次のとおりです。
| 洗濯機の種類 | 大型毛布用丸形ネット | 洗濯キャップ |
|---|---|---|
| 縦型(洗濯容量8kg以上) | 必要 | 必要 |
| 縦型(洗濯容量7kg以下) | 必要 | 不要 |
| ドラム式(洗濯容量9kg以上) | 機種の説明書を確認 | 必要 |
ほかのメーカーの洗濯機は、取扱説明書の「毛布コース」のページで確かめてください。
ネットが無い日は毛布を浴槽で踏み洗いする
洗濯ネットもキャップも無い日は、毛布を浴槽で踏み洗いすれば洗濯機を使わずに洗えます。
ネットを買いに行くまで待てないときや、洗濯機に入りきらない大きな毛布のときに向いている方法です。
足で踏むだけなので、毛布をねじらずに洗えます。
浴槽で毛布を洗うやり方
- 浴槽にぬるま湯か水をためる
- おしゃれ着用の中性洗剤を溶かす
- 毛布をじゃばら折りにたたんで湯に沈める
- 足で踏んで、汚れを押し出す
- 湯を抜き、きれいな水をためて踏むのを2回から3回くり返す
- 浴槽のふちにかけて、水が落ちるまで30分から1時間置く
すすぎの水がにごらなくなったら、すすぎは終わりです。
水を吸った毛布はとても重いので、腰を痛めないよう、持ち上げるときは半分にたたんでからにしてください。
コインランドリーの大型洗濯機を使う方法もある
家の洗濯機に毛布が入らないときは、コインランドリーの大型洗濯機を使う方法もあります。
毛布の入れ方やネットの要るかどうかは、店に貼ってある案内に従ってください。
乾燥機まで使えば、その日のうちに毛布を持ち帰れます。
毛布を洗濯機に入れるときのたたみ方
毛布は縦に細長くたたんでから端から巻き、汚れた部分を外側にしてネットに入れます。
たたみ方を変えるだけで、毛布が水に沈みやすくなり、片寄りも減ります。
日立が案内しているたたみ方
- 毛布を横長に広げる
- 縦に半分に折り、さらに半分に折る
- 折り目を上にして、端からくるくる巻く
- 巻いた毛布を洗濯ネットに入れる
- 毛布の端を下にして洗濯槽に入れる
- 洗濯槽の上のほうにあるバランサーより下まで押し込む
シャープは、長い辺にそって6つに折ってから巻き、水面より下になるよう押し込むよう案内しています。
食べこぼしなどの汚れがある毛布は、じゃばら折りにして汚れた部分がいちばん外に来るようにたたむと、汚れが落ちやすいです。
コースは毛布コースか大物洗いコースを選ぶ
毛布を洗うときは、毛布コースか大物洗いコースを選びます。
日立は、標準コースで毛布を洗うと、毛布や洗濯機を傷める原因になると案内しています。
洗剤は液体の合成洗剤か中性洗剤を使ってください。粉の洗剤は、毛布の中に溶け残ることがあります。
洗濯機で洗える毛布かは洗濯表示とサイズで分かる
毛布の洗濯表示に洗濯機か手洗いのマークがあり、洗濯機の毛布コースの容量に収まれば、家で洗えます。
洗う前に、毛布の端に縫い付けてあるタグを見てください。
- 洗濯おけのマークは洗濯機で洗える
- 洗濯おけに手を入れたマークは手洗いで洗える
- 洗濯おけに×のマークは家では洗えない
ウールやカシミヤの毛布は、手洗いマークが付いていても縮みやすいです。
シャープは、ウールやシルクを洗う水の温度を30℃以下にするよう案内しています。
毛布の重さは洗濯機の毛布コースの容量と比べる
洗濯機には、洗濯容量とは別に、毛布コースで洗える重さが決められています。
毛布コースで洗える重さは、取扱説明書の仕様のページに書いてあります。
毛布の重さが分からないときは、毛布を持って体重計に乗り、自分の体重を引くと分かります。
毛布用の洗濯ネットは1つ用意しておくのがおすすめ
毛布を家で洗う回数が多いなら、毛布が1枚入る大きさの洗濯ネットを1つ用意しておくのがおすすめです。
ネットがあれば、毛布が浮いたり、ねじれたりする心配がほとんど無くなります。
ネットは、毛布をたたんで巻いた太さよりひと回り大きいものを選んでください。
洗ったあとの毛布は2本の竿にかけて干す
洗い終わった毛布は、物干し竿を2本使ってM字になるようにかけて干します。
毛布の間に風が通るので、1本の竿にかけるより早く乾きます。
日に当てて干せる毛布なら、2時間から3時間ほど日光に当てると、中までしっかり乾きます。洗濯表示に陰干しのマークがある毛布は、日の当たらない風通しのいい場所に干してください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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