ゲーム配信をやっていると、ボイチャの音・ゲーム音・BGMが全部ごちゃまぜになって、視聴者から「何言ってるか聞こえない」と言われた経験はありませんか。

配信用ミキサーがあれば、各音声のバランスを手元のツマミやボタンで個別に調整できます。 PCソフトだけで頑張るより圧倒的に操作がラクです。
そもそもゲーム配信用ミキサーって何をするもの?
ミキサーは、複数の音声ソースを1台に集約して、それぞれの音量や音質を調整する機械です。 ゲーム配信の場合、だいたい以下の音を同時に扱うことになります。
OBSだけでも音声ミキサー機能はありますが、配信中にマウスでスライダーを操作するのは正直キツいです。 ゲームしながらだと画面を切り替える余裕がなくて、結局そのまま放置しちゃうことが多いんですよね。
物理ミキサーなら手元のツマミを回すだけなので、ゲームプレイを中断せずに音量調整できます。
ヤマハ vs FIFINE vs MAONO 人気3メーカーの特徴
| メーカー | 価格帯 | 音質の傾向 | ゲーム配信との相性 | ソフトの使いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ヤマハ | 1.5万〜3万円 | クリアで自然 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| FIFINE | 5千〜1.5万円 | やや低音寄り | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| MAONO | 5千〜1万円 | 中域が強め | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |

予算に余裕があるならヤマハを選んでおけば間違いないですが、1万円以下で始めたいならFIFINEのSC3が入り口としてはちょうどいいと思います。
ゲーム配信用ミキサーのおすすめ5選
第1位:ヤマハ YAMAHA ZG02 ゲームストリーミングミキサー

ヤマハのゲーム配信特化モデルで、ボイスチャットとゲーム音を別チャンネルで管理できます。 初めて触ったとき、Discordの通話音だけ下げてゲーム音はそのまま配信に流す、みたいな操作がボタン一発でできて感動しました。
専用アプリ「ZG Controller」でエフェクトやイコライザーも細かく設定できて、ボイスチェンジャー機能まで入っています。 ヤマハの音響技術がベースなので音質は文句なしにクリアです。
ただ、価格が2万円台後半なので、配信を始めたばかりの人には少しハードルが高いかもしれません。 本気でやるつもりなら最初からこれを買っておくと買い替えの手間がなくて結果的に安上がりです。
ヤマハ YAMAHA ZG02 ゲーム/配信用オーディオミキサー ゲームストリーミングミキサー
ヤマハ音響技術×ゲーム配信の最強タッグ!
第2位:FIFINE AmpliGame SC8 配信用オーディオミキサー

FIFINEの上位モデルで、XLR入力対応なのでコンデンサーマイクもダイナミックマイクも直接繋げます。 RGB LEDが本体全体に入っていて、ゲーミングデスクの雰囲気にバッチリ合います。
使ってみて驚いたのが、本体のフェーダー(スライダー)の操作感です。 安い製品だとスカスカすることが多いんですが、SC8はそこそこ抵抗があって微調整しやすかったです。
マジで1万円台でこの機能は神!!! RGB目当てで買っても損しないレベルです。
ただ、専用ソフトの日本語対応がやや怪しくて、設定画面の翻訳が不自然なところがあります。 英語に抵抗がなければ問題ないですが。
FIFINE AmpliGame SC8 配信用オーディオミキサー ゲーミングミキサー XLR対応
XLR対応&RGB搭載の配信向けミキサー!
第3位:ヤマハ YAMAHA ZG01 ゲーム/配信用オーディオミキサー

ZG02の前モデルですが、基本機能は十分揃っています。 ZG02との違いは主にデザインとUSB-C対応の有無で、音質面ではほぼ同等です。
型落ちになったおかげで値段がかなり下がっていることがあるので、コスパ重視ならこちらを狙うのもアリです。 中古市場でも出回っていて、状態の良いものが1万円台前半で見つかることもあります。
ただ、USB接続がmicro-Bなので、最近のPCだと変換アダプタが必要になる場合があります。 ケーブル周りの取り回しが少し面倒です。

正直、USB端子の古さだけが微妙なところです。 でも音質とゲーム配信機能だけで言えばZG02と大差ないので、安く買えるタイミングがあれば狙い目です。
ヤマハ YAMAHA ZG01 ゲーム/配信用オーディオミキサー
型落ちでお買い得になったヤマハの実力機!
第4位:FIFINE AmpliGame SC3 ゲーミングオーディオミキサー

5,000円〜7,000円くらいで買えるエントリーモデルです。 RGB LEDが派手に光るので、見た目のインパクトは値段以上です。
XLR入力があるのでダイナミックマイクも接続できますし、ヘッドホン出力も付いています。 配信を始めたばかりで「とりあえずミキサーを試してみたい」という人に向いています。
ぶっちゃけ、ツマミの回し心地は値段なりで、上位モデルと比べるとチープさは感じます。 音質も上位機種ほどクリアではないですが、ゲーム配信で視聴者が気づくレベルの差ではないです。
FIFINE AmpliGame SC3 ゲーミングオーディオミキサー RGB機能付き XLR接続
5千円台で買えるゲーミングミキサー入門機!
第5位:MAONO G1 NEO ゲーミングオーディオミキサー

MAONOはここ数年で急速に知名度を上げている中国メーカーで、G1 NEOはボイスチェンジャー機能付きのゲーミングミキサーです。 ボタンひとつで声を変えられるので、VTuber配信やネタ配信で活躍します。
RGBの光り方もかなり派手で、デスクの映え度はトップクラスです。 XLR接続対応で、本格的なマイクも使えます。
ただ、ボイスチェンジャーの音質は正直おもちゃレベルというか、ガチで使うには物足りない感じです。 配信のネタとして割り切って使うなら楽しいですけどね。

ボイチェンは面白いけど、ミキサーとしての基本性能だけで選ぶならヤマハかFIFINEの方が安定しています。 エンタメ要素を重視するならMAONOもアリですけどね。
MAONO G1 NEO ゲーミングオーディオミキサー ボイスチェンジャー RGB機能 XLR接続
ボイチェン搭載でエンタメ配信に!
ゲーム配信でミキサーの音質を引き出すコツ
ミキサーを繋いだだけで満足せず、OBS側の設定もちゃんと合わせておくのが大事です。
マイクのゲイン(入力レベル)はミキサー本体側で「メーターが黄色ギリギリ、赤に入らない程度」に設定するのが基本です。 大声を出してもクリップ(音割れ)しないように、少し余裕を持たせておくと安心です。

配信前にテスト録画をして、自分の声とゲーム音のバランスを確認する習慣をつけるといいです。 本番でいきなりやると高確率でバランスが崩れています。
ミキサーと一緒に揃えると配信がもっと快適になるもの
ヘッドホンはゲーミング用でOKですが、配信のモニタリングも兼ねるなら密閉型のモニターヘッドホンを1台持っておくと、自分の声がどう聞こえているか正確に把握できます。
ゲーミングヘッドセットのマイクから卒業してXLRマイク+ミキサーの構成にするだけで、配信の音声クオリティは別次元になります。 視聴者の定着率にも直結する部分なので、投資する価値は大きいです。
●筆者:福田 光男音楽機器や配信機材を得意とするプロライター。 今回は楽器店スタッフや配信者仲間へのリサーチをもとに、ゲーム配信向けミキサーを比較しました。 読者が迷わず選べる情報を届けることを大切にしています。


