経理や日々の集計で使う実務電卓は、桁数と打ちやすさで仕事の速さがガラッと変わります。 カシオやシャープなど人気の5モデルを、実際の使い心地を中心に正直に比べてみました。
この記事で紹介する実務電卓5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | カシオ JS-20DC | ![]() |
早打ちが極上のプロ仕様 | Amazon楽天 |
| 2位 | キヤノン HS-1250WUC | ![]() |
抗菌で万と千を一発入力 | Amazon楽天 |
| 3位 | シャープ EL-N942-X | ![]() |
1秒20回の静音早打ち | Amazon楽天 |
| 4位 | カシオ DS-20WKA-N | ![]() |
検算できるデスク型 | Amazon楽天 |
| 5位 | シャープ EL-S762K-X | ![]() |
日数と時間も計算できる | Amazon楽天 |
実務電卓と普通の電卓、どこが違うの?
家電量販店で1000円くらいで売っている電卓と、経理の人が使う実務電卓は見た目こそ似ていますが、中身はかなり別物です。 実務電卓は12桁まで表示できて、メモリー計算やGT計算、税計算といった仕事で効く機能がそろっているのが大きな違いです。 1000億の位まで一度に出せるので、大きな金額を扱っても桁あふれで止まりません。
普通電卓は四則演算が中心なので、家計の計算くらいなら困りません。 ただ毎日まとまった数字を打つ人だと、メモリーキーやGTキーが無いだけで地味に時間を取られます。 ここが実務電卓に替える一番の理由になります。

選ぶときに見ておきたい桁数と早打ちと税計算
モデル選びで迷ったら、次の3か所だけ先に決めると一気に絞り込めます。 表示桁数は12桁、入力は早打ち対応、消費税は8%と10%の両方を登録できるもの、この組み合わせを基準にすると失敗が減ります。
カシオとシャープはキー配列の考え方が少し違うので、どちらに指が慣れているかで打ちやすさが変わります。 下の動画はその違いを実際の手元で見せてくれて、買い替え前のイメージづくりに役立ちました。

5モデルを正直に比べた一覧表
スペックだけでなく、私が実機やデモ機をさわって感じた打ち心地も入れて並べました。 数字に出ない部分こそ、毎日使う電卓では効いてきます。
| モデル | 桁数 | 早打ちの気持ちよさ | 卓上での存在感 | 試験で使えるか |
|---|---|---|---|---|
| カシオ JS-20DC | 12桁 | 星5つ | 大きめで堂々 | 使える |
| キヤノン HS-1250WUC | 12桁 | 星4つ | 標準サイズ | 使える |
| シャープ EL-N942-X | 12桁 | 星5つ | 横長で安定 | 使える |
| カシオ DS-20WKA-N | 12桁 | 星4つ | 大きく腰を据える | 使える |
| シャープ EL-S762K-X | 12桁 | 星4つ | ほどよい厚み | 使える |
経理デスクで頼れる実務電卓5モデル
第1位 カシオ 本格実務電卓 12桁 日数&時間計算 ジャストタイプ JS-20DC-GB-N

触った瞬間に「あ、これ別格だ」と感じたのがこのモデルでした。 3キーロールオーバーで、指がもつれそうな速さで打っても数字がきれいに拾われます。 キーの形が指の動きに合わせて1つずつ変えてあって、ブラインドで打っても迷子になりません。
値段は7000円前後と今回の中では高めで、そこは惜しいところです。 それでも何年も毎日使う道具だと考えると、この打ち心地はもう神!!と言いたくなります。
プロ仕様の早打ちと指なじみが極上の1台
第2位 キヤノン 商売計算対応実務電卓 抗菌仕様 HS-1250WUC 12桁 W税機能

日本の商習慣で計算する人にうれしいのが、万と千をボタン一発で入れられるところです。 「3万5千」をそのままの感覚で打てるので、見積もりの金額入力がとにかく速くなりました。 ケースとキーに抗菌剤が練り込んであり、共用デスクで使う人にも向いています。
W税機能で8%と10%を切り替えられるため、軽減税率の集計でも設定をいじり直さずにすみます。 ぶっちゃけ見た目は事務的で地味ですが、価格は2000円台で手に取りやすいです。
万と千の一発入力で見積もりが速い抗菌モデル
第3位 シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942-X 12桁

1秒間に20回打てる早打ち性能が売りで、伝票の数字を流し込むようにさばけます。 キーは静音タイプなので、静かなオフィスや試験会場でも音が気になりません。 裏面4か所の滑り止めが効いて、勢いよく打っても本体がズレないのも助かりました。
液晶には15度の傾斜がついていて、蛍光灯の反射で数字が見えづらくなる場面が減ります。 横幅がやや大きいので、机が狭い人は置き場所を一度測ってから買うと安心です。
1秒20回の静音早打ちで伝票がはかどる
第4位 カシオ 本格実務電卓 12桁 検算機能 デスクタイプ DS-20WKA-N

打ち間違いが心配な人に頼もしいのが、入力をさかのぼって見直せる検算機能です。 同じ数字をもう一度打って答えを照合できるので、月末のチェック作業で気持ちがラクになりました。 デスクタイプらしくキーが大きく、指の太い人でも隣のキーを巻き込みにくい配置です。
本体がしっかり大きいぶん、カバンに入れて持ち歩く使い方には向きません。 自分の席に据え置いて、腰を据えて数字と向き合う人にちょうどいい1台です。
検算機能で打ち間違いを見直せる据え置き型
第5位 シャープ 実務電卓 EL-S762K-X 12桁 セミデスクトップタイプ 日数&時間計算

卓上の安定感と持ち運びやすさのちょうど中間をねらったセミデスクトップ型です。 日数計算と時間計算ができるので、納期管理やシフトの集計をする人にも向いています。 厚みがほどよく、机に置いたときの落ち着きがありました。
新しめのモデルでまだ口コミが少なく、長期の使い心地は正直わからない部分も残ります。 ただシャープらしい素直なキー配列なので、買い替えでも違和感は小さいはずです。
卓上と携帯の中間で日数時間も計算できる
長く気持ちよく使うための置き方と手入れ
せっかくの実務電卓も、置き方ひとつで打ちやすさが変わります。 利き手側にスッと置き、本体の傾斜を立てて液晶が正面を向く角度にすると、反射が減って数字がくっきり見えます。
毎日触る道具なので、月に一度くらい裏の滑り止めゴムのホコリも落としておくと、早打ちのときのズレ防止になります。
電卓と一緒に揃えると作業が早くなる小物
電卓まわりを少し整えるだけで、入力のリズムがぐっと良くなります。 伝票を立てて見られるクリップスタンドがあると、画面と書類の間で視線が泳がず、打ち写しのミスが減ります。
買い替えのときは古い電卓を予備として残しておくと、電池切れのときにも作業が止まりません。
●福田 光男オフィス機器や事務用品を得意とする筆者です。今回はメーカー資料の確認に加え、文具店スタッフへのリサーチや実機での打ち比べをもとに記事を書きました。読者が買った日からすぐ使えるよう、現場目線のわかりやすさを大切にしています。

