水筒の洗い方はクエン酸で3時間つけ置き|落ちる汚れと使えない水筒

water bottle citric acid ホーム&キッチン
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

水筒の内側に白いザラザラや赤い点がついて、スポンジでこすっても取れない。その汚れは、水に入っているカルシウムや鉄分が固まったものです。中性洗剤では落ちにくいので、クエン酸でつけ置きして溶かします。水筒の洗い方として、クエン酸の量と時間、使えない水筒、乾かし方までを順に紹介します。

水筒のクエン酸洗いは500mlに小さじ1で3時間

クエン酸で洗えるステンレスの水筒

水筒をクエン酸で洗うときは、ぬるま湯500mlにクエン酸小さじ1を溶かし、水筒に入れて3時間ほど置くのが目安です。

これは象印マホービンが公式に案内している量と時間です。

サーモスは、ぬるま湯500mlにクエン酸10gで約3時間を目安にしています。

メーカーで量は少し違いますが、どちらも「ぬるま湯」「3時間ほど」は同じです。

自分の水筒のメーカーがはっきりしている場合は、そのメーカーの取扱説明書の量に合わせてください。

ネットの記事では「30分から1時間」と書かれていることもあります。軽い汚れならそれでも落ちますが、固くこびりついた水アカは3時間ほど置いたほうが落ちやすいです。

水筒のクエン酸は多く入れても早く落ちるわけではない

クエン酸を規定より多く入れるのはやめておきましょう。

サーモスは、濃すぎるクエン酸は水筒が傷む原因になると説明しています。

落ちきらなかったときは、量を増やすより、同じ濃さでもう一度つけ置きするほうが水筒にやさしい洗い方です。

お湯はぬるま湯で十分 熱湯は使わない

クエン酸は40度前後のぬるま湯でよく溶けます。

熱湯を使うと、パッキンや部品が早く傷むことがあります。

手で触って少し温かいと感じるくらいのお湯で作りましょう。

クエン酸で落ちる水筒の汚れと落ちない汚れ

クエン酸で落ちるのは、白いザラザラの水アカと赤い斑点です。茶渋や黒カビはクエン酸では落ちにくいので、別の洗い方にします。

水筒の汚れは、色と手ざわりで見分けられます。

先に汚れの種類を決めておくと、何度もつけ置きし直す手間がなくなります。

汚れの見た目 汚れの正体 落とし方
白いザラザラ 水のカルシウム(水アカ) クエン酸でつけ置き
赤い点やサビのような斑点 水の鉄分 クエン酸または食酢でつけ置き
茶色い膜 お茶やコーヒーの茶渋 酸素系漂白剤でつけ置き
パッキンの黒い点 カビ パッキンを外して洗う

白いザラザラはクエン酸がいちばん落としやすい

麦茶や水を入れている水筒に多いのが、底や内側の白いザラザラです。

これは水に入っているカルシウムが固まったもので、アルカリ性の汚れです。

酸性のクエン酸で溶かすと、こすらなくても落ちます。

赤い斑点は水筒のサビではないことが多い

ステンレスの水筒の内側に出る赤い点は、水の中の鉄分がついたものです。

象印は、水に含まれる成分がついたものだと説明しています。

クエン酸のつけ置きで落ちますし、サーモスは食酢(ぬるま湯450mlに食酢50ml、約30分)でのお手入れも案内しています。

茶渋はクエン酸ではなく酸素系漂白剤で落とす

お茶やコーヒーでついた茶色い汚れは、酸性の汚れです。

酸性のクエン酸では落ちにくいので、酸素系漂白剤か重曹を使います。

サーモスでは、ぬるま湯500mlに酸素系漂白剤3gが目安です。

水筒をクエン酸で洗うやり方は6つの順番

水筒の洗い方に使う粉末のクエン酸

フタとパッキンを外してから、本体の中にクエン酸水を入れて置き、最後に水でよくすすぐのが水筒のクエン酸洗いの流れです。

  1. フタ、中せん、パッキンを全部外す
  2. ぬるま湯500mlにクエン酸を小さじ1溶かす
  3. クエン酸水を水筒の口いっぱいまで注ぐ
  4. フタを閉めずに3時間ほど置く
  5. クエン酸水を捨て、やわらかいスポンジで内側を軽くなでる
  6. 水で2回から3回すすぎ、飲み口を下にして乾かす

クエン酸水は口いっぱいまで入れます。

半分だけだと、上のほうについた水アカが残ります。

フタとパッキンは本体と別に洗う

フタやパッキンのすき間には、飲み物の汚れが残りやすいです。

本体とは別に、台所用の中性洗剤で洗いましょう。

パッキンの水アカが気になるときは、本体に入れたものと同じクエン酸水を小さな容器に分けて、短めにつけておきます。

本体を洗い桶に沈めない

つけ置きするのは本体の内側だけです。

本体ごと水に沈めると、外側の塗装やすき間に水が入ることがあります。

本体を沈めてよいかは水筒によって違うので、取扱説明書で確認してください。

クエン酸と塩素系の漂白剤やカビ取り剤を一緒に使うと、有害なガスが出ます。同じ日に両方を使うときは、片方をしっかりすすいでから使ってください。

クエン酸を使えない水筒もある

ステンレスの水筒ならクエン酸洗いができます。アルミ製や、内側に加工がされた水筒は、取扱説明書でクエン酸を使ってよいか確認してから洗いましょう。

クエン酸は酸性なので、酸に弱い素材を傷めることがあります。

アルミ製の水筒については、クエン酸を使えるとする記事と、使えないとする記事があり、情報がそろっていません。

迷ったら、メーカーの案内を優先するのがおすすめです。

プラスチックの水筒は短い時間で済ませる

プラスチックの水筒は、長い時間酸につけると色が変わることがあります。

軽い水アカなら、ぬるま湯にクエン酸を溶かして短い時間つけるだけで落ちます。

すすぎは、においが残らないよう多めにしましょう。

金属たわしやメラミンスポンジでこすらない

象印は、金属たわしやメラミンスポンジ、研磨剤で水筒の内側をこすらないよう案内しています。

内側にキズがつくと、そこに汚れが入り込んで、次から落ちにくくなります。

クエン酸で溶かしてから、やわらかいスポンジでなでる程度にしておきましょう。

水筒のクエン酸洗いは月1回で足りる

水筒の内側を洗うやわらかいブラシ

毎日の水筒の洗い方は中性洗剤で十分です。クエン酸のつけ置きは、白いザラザラが見えてきたときか、月に1回くらいで足ります。

麦茶や水だけを入れている水筒は、水アカがつきやすいです。

内側をのぞいて白い点が見えてきたら、クエン酸洗いをする合図にしましょう。

タイミング 水筒の洗い方
毎日 中性洗剤とスポンジで洗い、パッキンも外して洗う
茶色い膜が見えたら 酸素系漂白剤でつけ置き
白いザラザラや赤い点が見えたら クエン酸でつけ置き

スポーツドリンクを入れた日は、すぐに水ですすいでおきましょう。

塩分が残ったままだと、ステンレスでもサビの原因になります。

クエン酸洗いのあとは水筒の飲み口を下にして乾かす

すすいだ水筒は、飲み口を下にして中まで乾かしてからフタを閉めます。

サーモスは、中に水分が残ったままフタを閉めると、カビが出ることがあると説明しています。

洗ったその日のうちに使わない場合は、フタを閉めずに置いておくほうが安全です。

クエン酸のにおいが残ったらもう1回すすぐ

クエン酸のすすぎが足りないと、飲み物に少し酸っぱいにおいが移ることがあります。

ぬるま湯を入れて軽く振り、捨てるのを2回ほどくり返せば消えます。

パッキンのすき間もすすぎ残しが出やすいので、流水に当てて洗い流しておきましょう。

水筒のクエン酸洗いで覚えておくのは、ぬるま湯500mlに小さじ1、3時間、フタは閉めない、塩素系と一緒に使わない、の4つです。
この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました