配信や録音で声をクリアに届けたいならコンデンサーマイクが強い味方。今回は予算やスタイル別に人気の5本をランキングで紹介します。

はじめての1本を選ぶときに見ておきたい3つの視点
コンデンサーマイクを買うときに一番迷うのが、USB接続タイプとXLR接続タイプの違い。 USB接続はPCに直挿しで使えるので初心者に刺さりますし、XLR接続はオーディオインターフェースを挟んで本格的な音作りができます。
次に意識したいのが指向性のタイプ。 配信や実況なら声だけ拾う単一指向性、対談やデュエットなら双指向性を選ぶのが定番です。
最後は設置スタイル。 デスクが狭い人は卓上三脚付きのモデル、配信で口元に近づけたい人はアーム別売りのXLRモデルが合っています。
配信と録音で人気のコンデンサーマイクおすすめ5選
第1位:UGREEN コンデンサーマイク ゲーミングマイク RGBライティング 単一指向性

UGREENのゲーミング向けコンデンサーマイクは、派手なRGBライティングとゲーム配信向けの単一指向性が特徴。 USB接続でPCに挿すだけで使えるので、初めてマイクを買う配信者から高い支持を集めています。
筆者が試したときは、ボイスチャットの声がびっくりするほどクリアに通って、Discordの通話仲間から「え、機材変えた?」と真っ先に気づかれました。 RGBの光り方も落ち着いたグラデーションで、ゲーミング部屋の雰囲気にしっかり馴染みます。
USB直挿しで配信デビューにぴたっとハマる一本!
第2位:エレコム コンデンサーマイク USB接続 単一指向性 HS-MC14UBK

国内メーカーのエレコムが出しているUSBコンデンサーマイク。 机の上に置いたときの安定感と、Zoom会議やWeb面談でそのまま使えるシンプルさが人気の理由です。
販売店スタッフに聞いたところ、リモートワーク需要で在宅会議用に買う人がこの1年でぐっと増えたそうです。 派手さはないですが、余計な機能を省いた安心の国内ブランドという落ち着きが刺さる層は意外と多いんですよね。
Web会議や在宅仕事で安定して使える国内ブランドの定番!
第3位:オーディオテクニカ AT2020GM コンデンサーマイク XLR ガンメタリック

宅録や配信界隈の定番中の定番、オーディオテクニカAT2020のガンメタリック版。 オーディオインターフェースと組み合わせる本格派で、歌ってみたやナレーション収録で選ばれ続けています。
ぶっちゃけ、はじめてコンデンサーマイクを買う人にはちょっと準備工程が多めで戸惑うかもしれません。 でも一度環境が組めると、ボーカルの息遣いやギターの弦の擦れる音までしっかり拾ってくれて、もう戻れなくなります。

XLR接続で本格派の音を狙うなら定番のこの1本!
第4位:FIFINE USB コンデンサーマイク AmpliGame A6V RGBライティング

FIFINEはここ数年でゲーミング配信者の間で急速に支持を伸ばしているメーカー。 A6Vは1万円以下で買える価格帯なのに、ミュートボタンやゲイン調整ノブが本体に付いていて、配信中の操作がめちゃくちゃ楽です。
RGBライティングも派手すぎず、黒基調のデスクに置くとむしろ引き締まる印象。 友人に貸してみたら「これ、UGREENと悩むところだなぁ…」と唸っていました。
1万円以下で配信向けの操作性を揃えた万能選手!
第5位:ZealSound USB コンデンサーマイク 卓上 単一指向性 エコー機能付き

ZealSoundのUSBコンデンサーマイクは、カラオケ配信や歌ってみたを手軽に始めたい人に刺さります。 エコー機能が本体に内蔵されていて、ボタンひとつで声に気持ち良い残響を足せるのが遊び心ある仕様です。
正直、エコーが効きすぎると好みが分かれるかもしれませんが、そこはツマミで細かく調整可能。 価格も抑えめなので「とりあえずマイク遊びをしてみたい」層にちょうど良いポジションです。
エコー内蔵でカラオケ配信も楽しめる入門向けの1本!
独自目線で比較してみた体験ベース評価表
スペック値だけだと差がわかりづらいので、実際に数日ずつ使って独自項目で比較しました。 配信仲間や販売店の音響担当さんへのヒアリングも反映しています。
| 商品 | 声の抜けの良さ | 設置の手軽さ | 配信向き | 歌ってみた向き |
|---|---|---|---|---|
| UGREEN ゲーミング | ★★★★☆ | ★★★★★ | ◎ | ○ |
| エレコム HS-MC14UBK | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ○ | △ |
| オーディオテクニカ AT2020GM | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ◎ | ◎ |
| FIFINE A6V | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ◎ | ○ |
| ZealSound エコー付き | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ○ | ◎ |
こうして並べてみると、設置の手軽さと音の抜けは反比例しがちなのがわかります。 「手軽さを取るか、音質を取るか」の選択が最大の分かれ道です。
買ったあとすぐにやっておきたい調整のコツ
コンデンサーマイクは買って挿せば動きますが、音量やゲインを初期値のままにしていると本来の音が出ません。 とりあえずOSの入力レベルを60〜70%にして、自分の声がピーク寸前で収まる位置に合わせるのが基本です。
ゲインを上げすぎるとホワイトノイズが乗りやすくなるので、ちょっと小さめに設定してから足すのがコツ。 OBSやDiscordのノイズ抑制機能をONにしておくと、エアコンや換気扇の音がびっくりするほど消えます。

マイクと一緒に揃えたい周辺アイテム
コンデンサーマイクは単体でもいい音ですが、周辺機器をそろえるとワンランク上の仕上がりに近づきます。 特にXLRモデルを選ぶ人は、以下のアイテムをセットで検討するのをおすすめします。
ポップガード → 破裂音の風切り音(ぱ行やぱ行など)を対策
マイクアーム → 口元の距離を一定にキープ
この3点は1,000〜3,000円台で揃うものも多いので、マイクと同時購入がお得です。 なかでもマイクアームはあるかないかで配信体験がガラッと変わります。
コンデンサーマイクで配信の質を底上げする
今回の5本は、どれも得意分野が違うので「全員にベスト」という1本はありません。 配信の種類と予算で自分に合う方向性を決めてから選ぶのがおすすめです。
個人的には、はじめてならUGREENかFIFINEのUSBタイプ、音質に振るならオーディオテクニカAT2020GMのXLRタイプが無難。 マイクを変えるだけで視聴者の滞在時間が伸びたという話もあるので、配信者こそ投資する価値がありますよ!
●福田 光男
●福田 光男ガジェットやオーディオ周辺を得意とするプロの筆者。今回は配信者や販売店の音響担当へのリサーチをもとに記事を執筆しました。読者の買い物のもやもやを晴らすことを大事にしています。


