稚魚やエビが吸い込まれず、水もしっかりきれいになる。 そんなスポンジフィルターを、アクアリウム愛好者への取材をもとに5機種紹介します。
この記事で紹介するスポンジフィルター5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | テトラ ツインブリラント | ![]() |
2つのスポンジで定番のろ過力 | Amazon楽天 |
| 2位 | GEX BBフィルター シングル | ![]() |
2WAYで45cm水槽まで対応 | Amazon楽天 |
| 3位 | リオ バクトサージ L | ![]() |
静かに動く直立タイプ | Amazon楽天 |
| 4位 | RedBeryl ダブル XY-2822 | ![]() |
ダブルスポンジで広めの水槽に | Amazon楽天 |
| 5位 | GEX メダカ元気フィルター | ![]() |
メダカや稚魚にやさしい水流 | Amazon楽天 |
スポンジフィルターは何が得意なろ過装置?
スポンジフィルターは、スポンジ部分から水を吸い込んでろ過する、構造のシンプルな水槽用フィルターです。 水流がおだやかで稚魚やエビを吸い込まないため、小さな生き物の水槽でとくに頼られています。
スポンジに汚れがたまり、そこへバクテリアが住みついて水をきれいにします。 エアーで空気を送るので酸素もよく回り、金魚や大型魚のサブのろ過としても役立ちます。
選ぶときは、水槽の大きさと飼っている生き物に合わせます。 水をあまり汚さないメダカや稚魚ならシングル、フンの多い金魚ならスポンジが2つのツインタイプが向いています。

5機種をろ過力と水槽サイズで見くらべ
取材で集めた声をもとに、バクテリアの育ちやすさと、もみ洗いのしやすさを5段階で点数化しました。 商品説明だけでは分かりにくい使い心地に近い項目です。
| 商品名 | 対応水槽の目安 | バクテリアの育ちやすさ | もみ洗いのしやすさ | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| テトラ ツインブリラント | 60cm前後 | ★★★★★ | ★★★★★ | 金魚や熱帯魚をしっかりろ過したい |
| GEX BBフィルター シングル | 45cmまで | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 小型水槽で手軽に使いたい |
| リオ バクトサージ L | 60cm前後 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 運転音をおさえたい |
| RedBeryl ダブル XY-2822 | 60cm以上 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 広めの水槽をまかないたい |
| GEX メダカ元気フィルター | 40cmまで | ★★★★☆ | ★★★★★ | メダカや稚魚を育てたい |
水槽が大きく生体が多いほどろ過力が、稚魚や小型水槽ほど水流のやさしさが大事になります。 飼っている生き物に合うところから絞り込むと選びやすくなります。
スポンジフィルターのおすすめ5選
第1位:テトラ ツインブリラントフィルター スポンジフィルター

アクアリウム歴の長い人への取材で「まず無難なのは?」と聞くと、いちばん名前が挙がったのがテトラのツインブリラントでした。 スポンジが2つあり、片方ずつ洗えるのが大きな利点です。
片方を洗っても、もう片方のバクテリアが残るので、水質が急に崩れにくくなります。 グッピーなどの小型魚から金魚まで使え、60センチ水槽の主役のろ過として長く使えます。
注意点は、スポンジが2つあるぶん水槽内で少し場所を取ることです。 小さな水槽には大きすぎるので、その場合は次に紹介する小型タイプが合います。

2つのスポンジで安心して使える定番
第2位:GEX BBフィルター シングル 2WAYスポンジフィルター 45cm水槽用

小型から中型の水槽で手軽に使いたい人に取材で勧められていたのが、GEXのBBフィルターです。 45センチ水槽までを1つでまかなえ、エアー量で水流の出方を調整できます。
シングルタイプなのでスポンジが1つで、水槽内で大きく場所を取りません。 メダカや小型熱帯魚など、水をあまり汚さない生き物の水槽にちょうどよい大きさです。
小型水槽で扱いやすい2WAYタイプ
第3位:リオ バクトサージ スポンジフィルター Lサイズ

水槽のそばで眠る寝室に置く人に取材で勧められていたのが、リオのバクトサージです。 直立タイプで動きがおだやかで、エアーの音や水のはねる音が気になりにくいと聞きました。
静かに動くので、夜にゴボゴボ音が響くのが苦手な人に向いています。 Lサイズはスポンジが大きく、60センチ前後の水槽でもしっかりろ過できます。
動きがおだやかで静かな直立タイプ
第4位:RedBeryl ダブル スポンジフィルター XY-2822

広めの水槽をしっかりまかないたい人に取材で名前が挙がったのが、RedBerylのダブルタイプです。 スポンジが2つで表面積が大きく、バクテリアが住みつく量も多くなります。
60センチ以上の水槽や、生体が多めの水槽でもろ過が追いつきやすいのが利点です。 価格も手ごろなので、サブのろ過として追加する使い方とも相性がよい1台です。
正直なところ、スポンジが2つあるぶん水槽の中ではけっこう目立ちます。 見た目をすっきりさせたい水草レイアウトの水槽だと、そこは微妙に気になるかもしれません。
ダブルスポンジで広い水槽もまかなえる
第5位:GEX メダカ元気 メダカを育てるフィルター スポンジフィルター

メダカや生まれたばかりの稚魚を育てたい人に取材で勧められていたのが、GEXのメダカ元気フィルターです。 吐出口が広く、水流がとてもやわらかいので小さな魚が流されません。
メダカ向けに作られていますが、稚エビや弱った魚の隔離水槽にも使えます。 砂利に埋めて底面のろ過のように使うこともでき、小型水槽で1台2役をこなします。
水流がやわらかくメダカや稚魚向き
設置と掃除でつまずかないコツ
スポンジフィルターは、設置と掃除のやり方しだいで水のきれいさが変わります。 エアー量はメダカや稚魚なら弱め、金魚なら強めに調整し、スポンジは飼育水でもみ洗いするのが基本です。
新品のスポンジは水道水ではなく、必ず水槽の飼育水で軽くすすいでから使ってください。 水道水で洗うと、せっかく育ったバクテリアが死んでしまいます。
使い方と洗い方を映した動画があったので、設置のイメージづくりに埋め込んでおきます。

一緒にそろえると水がきれいに保てるもの
スポンジフィルターは本体だけでは動きません。 一緒にそろえると水がきれいに保てる道具を、取材した人の声から紹介します。
まず必要なのがエアーポンプとエアーチューブです。 ポンプの強さは水槽の大きさに合わせて選び、音が気になる人は静音タイプを選ぶと寝室でも使いやすくなります。
交換用のスポンジも早めに用意しておくと安心です。 スポンジは少しずつ劣化するので、予備があれば片方ずつ替えながらバクテリアを保てます。
小さな魚やエビにやさしい1台を選ぼう
スポンジフィルターは、水槽のサイズと飼っている生き物、そして運転音の好みで選べば失敗しません。 迷いたくないなら1位のテトラ、メダカや稚魚中心ならGEXメダカ元気フィルターが軸になります。
安くて手入れがしやすく、小さな命を守れるのがスポンジフィルターの良さです。 この記事が、水槽の生き物が元気に過ごせる環境づくりの手助けになればうれしいです。
●福田 光男生活雑貨やアクアリウム用品を得意とするプロライターの筆者です。今回はアクアリウムショップのスタッフや飼育者へのリサーチと取材をもとに、スポンジフィルターの選び方や使い方を紹介しました。読者目線のわかりやすさを大切にしています。


