宅録で曲づくりを始めたとき、最初にぶつかるのが音の聞こえ方でした。 作曲がはかどるモニタースピーカーを、自室で鳴らした感想つきで紹介します。
この記事で紹介する作曲向けモニタースピーカー5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Edifier MR5 | ![]() |
3WAYで音の分離が良い | Amazon楽天 |
| 2位 | ヤマハ HS3 | ![]() |
定番ヤマハの入門ペア | Amazon楽天 |
| 3位 | M-AUDIO BX3 | ![]() |
低音までしっかり鳴る | Amazon楽天 |
| 4位 | PreSonus Eris E4.5 | ![]() |
宅録の定番サイズ | Amazon楽天 |
| 5位 | ADAM Audio D3V | ![]() |
リボンの高音がきれい | Amazon楽天 |
安物スピーカーで粘っていた私が宅録の音に目覚めるまで
曲づくりを始めた最初の半年は、家にあったPC用の小さなスピーカーで打ち込みをしていました。 ところが、できたと思った曲を友人のヘッドホンで聞くと低音が出すぎていて、自分の部屋では気づけなかったのです。 思い切って入門用のモニタースピーカーに替えた瞬間、楽器の位置がくっきり見えて声が出ました。
今回は宅録経験のある知人や楽器店スタッフへのリサーチに加えて、手元で鳴らし比べた感想をもとに、作曲に向く5台を順番に紹介します。

作曲がはかどるモニタースピーカーの実力ランキング
第1位 Edifier MR5 モニタースピーカー 3WAY ハイレゾ対応

はじめて自分の部屋に置いたとき、ボーカルとシンセの位置が左右にすっと分かれて、思わず聞き入ってしまいました。 三つのユニットで音域を分けて鳴らすタイプなので、作曲中にどの楽器が前に出すぎているか判断しやすい一台です。 ミックスの第一歩を踏み出す相棒として頼れます。 正直、本体は小さめの机だと少し圧迫感があります。 それでも音の見通しの良さを考えると、置き場所を工夫してでも使いたくなりました。
音の分離が良く宅録の入口に向く3WAYモデル
第2位 ヤマハ YAMAHA パワードスタジオモニタースピーカー HS3 ペア

宅録仲間に一週間借りて鳴らしてみたら、低音が無駄に膨らまず、打ち込んだキックの輪郭がそのまま見えました。 ヤマハらしいまっすぐな鳴り方で、クセのない音で作曲したい人にまず勧めたいペアです。 白いコーンが机の上で映えるのも気分が上がります。 ただ、響きがストレートな分、最初は少し物足りなく感じるかもしれません。 音を盛らない素直さこそ、長く付き合えるよさだと感じました。
クセのない素直な鳴りの定番入門ペア
第3位 M-AUDIO スタジオモニタースピーカー BX3 L/Rペア

深夜に小さめの音量で鳴らしても、ベースラインが痩せずに聞こえたのは嬉しい驚きでした。 口径が大きめでしっかり空気を動かすので、低音を意識した曲づくりをする人に向いたペアです。 前面にボリュームつまみがあって、手元でサッと音量を変えられるのも作業のテンポを崩しません。 箱がやや大きめなので、机が狭いと置き場所に悩むかもしれません。 その分の鳴りっぷりは値段を超えていて、控えめに言って神です。
低音までしっかり鳴る前面つまみつきペア

第4位 PreSonus Eris E4.5 2ウェイ アクティブモニター ペア

宅録を始めた友人に一番よく聞かれるのがこのモデルで、実際に並べて鳴らすと納得しました。 4.5インチの扱いやすいサイズで、六畳くらいの部屋で作曲するならちょうどいい一台です。 背面で高音と低音を細かく動かせるので、部屋の響きに合わせて追い込めます。 つまみが背面にあるぶん、こまめにいじりたい人には少し面倒かもしれません。 値段と音のつり合いがよくて、迷ったらこれで十分すぎます!!
六畳の宅録にちょうどいい定番サイズ
第5位 ADAM Audio D3V モニタースピーカー ペア

視聴のつもりで鳴らしたら、ハイハットやストリングスの伸びがあまりにきれいで、しばらく聞き入ってしまいました。 リボン型の高音ユニットを積んだ少し贅沢なペアで、細かい音まで詰めて作曲したい人に応えてくれる一台です。 小型ながら音場が広く、左右の奥行きまで見えてきます。 ぶっちゃけ値段は他より張りますが、音の情報量を考えると惜しくありません。 ここぞという作品づくりに投資する価値があります。
リボン高音で細部まで詰めたい人向けの一台
作曲向けモニタースピーカーの選び方で外せない目安
曲づくり用に選ぶなら、気持ちよく聞かせるリスニング用とは考え方を分けたいところです。 音を盛らずに素直に鳴らすモデルほど、作曲やミックスの判断がぶれません。
部屋の広さに合うサイズかどうかが入口です。六畳までなら4インチ前後、それより広いなら5インチが置きやすいです。次に背面の音質調整つまみの有無で、部屋のクセを補正できると音づくりが安定します。そして接続端子の種類を見て、自分のオーディオインターフェイスとつなげる形か確かめておくと安心です。
下の表は、私が鳴らし比べて感じた使い勝手をまとめた早見表です。 星が多いほど良い評価にしています。
| 商品 | 音の素直さ | 小音量での聞きやすさ | 机へのおさまり |
|---|---|---|---|
| Edifier MR5 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ヤマハ HS3 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| M-AUDIO BX3 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| PreSonus Eris E4.5 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ADAM Audio D3V | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
音の選び方は耳でつかむのが早いので、動画でも雰囲気を確かめてみてください。

置き方ひとつで作曲のはかどり方が変わる
同じスピーカーでも、置き方しだいで聞こえ方がガラッと変わります。 私は最初、机の端に左右をベタ置きしていて、低音がこもって悩んでいました。
夜しか作業できない人ほど、小音量できれいに鳴る位置を先に決めておくと曲づくりが進みます。 音量を上げなくても判断できる環境は、賃貸暮らしの強い味方になります。
音まわりで一緒にそろえたいもの
モニタースピーカーの実力を引き出すには、周りの道具も少しだけ手をかけたいところです。 高い物をそろえる必要はなくて、数千円のアイテムで聞こえ方が変わります。
音の道具は一気にそろえなくても、気になったところから足していけば十分です。 まずはスピーカー本体の置き方を決めて、足りないと感じた部分を補っていきましょう。

作曲をはじめる人へ贈る一台の選び方
音を素直に映す一台があると、曲づくりの迷いがぐっと減ります。 クセのなさで選ぶならヤマハ HS3、低音重視ならM-AUDIO BX3、細部まで詰めたいならADAM Audio D3Vが頼れます。 迷ったら六畳前後で扱いやすいPreSonus Eris E4.5から始めると、宅録のスタートがぐっと軽くなります。
横井宗孝パソコン周辺機器を得意とする筆者です。今回は宅録経験者や楽器店スタッフへのリサーチに加え、自室でモデルを鳴らし比べた取材をもとに記事を書きました。これから音楽制作を始める人にも分かりやすい言葉を心がけています。


