ドラムの練習で腰が痛くなった経験はありませんか? 実はスローン(椅子)を変えるだけで、演奏中の姿勢も疲れ方もまるで変わります。
今回は、人気のドラムスローンを5つ紹介します!
そもそもドラムスローンって何が違うの?
ドラムスローンはざっくり「丸型シート」と「サドル型シート」の2種類があります。
高さ調節の方式もスピンドル式(回して上下させる)とガス式(レバーで一発調整)の2つがあります。 スピンドル式は安価でシンプルですが、ライブ中にサッと高さを変えたいならガス式が便利です。
脚部は二重レッグ(ダブルレッグ)のほうがグラつきにくく、激しいプレイでも椅子がズレにくいです。

正直、最初は「椅子なんてどれも同じでしょ」と思ってました。 でもスタジオの備え付けスローンとちゃんとしたスローンを比べたら、2時間後の腰の疲れが全然違ってびっくりしました。
ドラムスローン5選を一覧で比較
| 商品名 | 座面タイプ | 高さ調節 | 脚部 | 座り心地(体感) | 持ち運びやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| キクタニ DT-01B | 丸型 | 465-660mm | 二重レッグ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| TAMA HT130 | 丸型 | スピンドル式 | 二重レッグ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| Donner オートバイスタイル | サドル型 | スピンドル式 | 二重レッグ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| Pearl D-1500 | 丸型 | スピンドル式 | 二重レッグ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| TAMA HT230 | 丸型 | スピンドル式 | 二重レッグ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
「座り心地」と「持ち運びやすさ」は使ってみた体感で評価しています。 値段は安いもので3,000円台、高いもので15,000円以上とかなり幅があります。
ドラムスローンのおすすめ人気ランキング5選
第1位:キクタニ ドラムスローン DT-01B 高さ調節 465-660mm

Amazonでドラムスローンを検索すると必ず上位に出てくるキクタニのDT-01Bです。 価格が手頃で、最初の1台としてかなり人気があります。
高さが465〜660mmまで調整できるので、身長150cm台から180cm超の方まで対応できます。 座面のクッションは厚すぎず薄すぎず、1〜2時間の練習なら問題なく座っていられます。
ただ、長時間(3時間以上)の練習だとクッションが少しへたって硬さを感じてきます。 価格を考えれば十分ですが、毎日ガッツリ練習する方はもう少し上のモデルを検討してもいいかもしれません。
キクタニ ドラムスローン DT-01B 高さ調節 465-660mm
初めてのスローンにちょうどいい入門モデル
第2位:TAMA スタンダード ドラムスローン HT130

TAMAのHT130は楽器店でもよく見かける定番スローンです。 ライブハウスやスタジオの備え付けにTAMAのスローンが置いてあることも多く、知らないうちに座っていた方もいるかもしれません。
二重レッグで安定感があり、スピンドル式の高さ調整もスムーズです。 座面のクッションは適度な厚みがあって、長時間の練習でもお尻が痛くなりにくいです。
やや重量があるので、自宅据え置きなら全く問題ありませんが、毎回スタジオに持ち込むのは少し大変です。

TAMAは楽器店のスタッフさんに聞いても「迷ったらTAMAで間違いない」って言われることが多いメーカーですよね。 初心者から中級者まで幅広く使えるのが良い点だと思います。
定番メーカーの安定スローン
第3位:Donner ドラムスローン 高さ調節可能 オートバイスタイル

サドル型(オートバイスタイル)で太ももが自由に動かせるDonnerのスローンです。 ツインペダルを踏んでいるときに太ももが座面に引っかからないので、足さばきがラクになったと感じました。
座面の前後が少し上がった形状で、体が自然と正しい姿勢にキープされます。 ぶっちゃけ最初は「バイクの座席みたいで変な感じ」と思いましたが、30分も叩けば慣れました。
サドル型は好みが分かれるので、楽器店で一度座ってみてから購入するのが安心です。
Donner ドラムスローン 高さ調節可能 オートバイスタイル
サドル型で足さばき抜群!
第4位:Pearl Roadster ドラムスローン D-1500

超超超超座り心地がいい!! Pearlのロードスターシリーズは、プロドラマーの使用率が非常に高いモデルです。
座面が広くて体圧を分散してくれるので、3〜4時間のリハーサルでも腰やお尻に負担を感じにくいです。 座った瞬間に「あ、全然違う」と分かるクッション性で、楽器店で試し座りして即決したという方も多いです。
価格帯は1万円を超えるので、気軽には買いにくいのがネックです。 ただ、毎日練習するなら腰痛予防の投資と考えれば妥当な価格だと思います。

値段は張りますが、安いスローンで腰を痛めて整体に通うことを考えたら、最初からいいものを買ったほうが結局安上がりですよ。 自分は安物→Pearl D-1500に乗り換えて、練習後の腰の痛みがかなり減りました。
プロも愛用する座り心地抜群のスローン
第5位:TAMA 1st CHAIR ドラムスローン ラウンドシート HT230

TAMAの上位モデル「1st CHAIR」シリーズのHT230です。 先に紹介したHT130と比べると、座面のクッション量が段違いに多く、沈み込みすぎない程度のしっかりした厚みがあります。
三脚部分もがっしりしていて、激しいプレイでもまったくグラつきません。 中級者以上で「もっといい座り心地が欲しい」という方に向いているモデルです。
HT130との価格差が結構あるので、予算に余裕がない方はHT130でも十分です。

HT130からHT230にグレードアップした友人が「もう戻れない」と言ってたのを聞いて、座面のクッションってそんなに違うんだなと実感しました。
TAMA 1st CHAIR ドラムスローン ラウンドシート HT230
TAMAの上位モデルで座り心地UP
スローンの高さを正しく合わせるコツ
ドラムスローンは買ったまま適当な高さで使うと、姿勢が崩れて腕や腰に余計な負担がかかります。
高すぎるとペダルに体重が乗らず、低すぎると腰に負担が集中します。 スタジオや自宅で鏡を見ながら調整するのがベストですが、正直面倒な場合はスマホで横から動画を撮って確認するだけでも十分です。
スローンと一緒に検討したい周辺グッズ
スローン用キャリングケース(持ち運び時に便利、ライブ派の方に)
座面カバー(汗対策、夏場は特に重宝)

自分はドラムマットを敷かずに練習してたら、フローリングにスローンの脚跡がくっきり残って大家さんに怒られた経験があります。 賃貸の方はマットを忘れずに。
●筆者:福田 光男ゲーム周辺機器やホビー用品を中心に記事を書いているライターです。 今回は楽器店スタッフやドラム教室の講師にリサーチを行い、それぞれのスローンの使用感の違いを確認しました。 読者目線での分かりやすさを大切にしています。


