ハンドルカバーの付け方とコツ|硬くて入らないときはドライヤーと水

handle-cover 車&バイク

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届いたハンドルカバーが硬くて、途中までしか入らない。そこで手が止まっていませんか。

新品のカバーはわざときつめに作られているので、力だけで押し込もうとすると入りません。

付け方には順番があり、硬いときの対処も決まっています。ここでは、取り付け前の確認から付けた後の点検までを順に書きます。

取り付け前の確認は直径・ハンドルの素材・気温

ハンドルカバー Sサイズ 本革

先に3つだけ確かめておくと、作業の途中でやり直すことがなくなります。

1つ目はハンドルの直径です。ハンドルの外側から外側まで、中心を通るようにメジャーで測ります。同じ車種でも年式やグレードで直径が違うことがあるので、車種名だけで決めないでください。

カバーのサイズはS・M・Lで分かれていて、対応する直径は商品ページに書かれています。測った数字がその範囲に入っているかを見ます。

2つ目はハンドルの素材です。純正で本革が巻かれているハンドルには、カバーを付けないほうがいいです。カバーの内側がこすれて本革が傷んだり、色が移ったり、湿気でカビが出たりします。

3つ目は気温です。カバーの素材は寒いと硬くなります。冬の朝より、日中の暖かい時間に作業したほうが入りやすいです。

用意しておくもの:メジャー、両面テープかマスキングテープ、ドライヤー、霧吹き(水)、乾いたタオル

ハンドルカバーの付け方は上から下へ6段階

付ける順番は、上から始めて下で終わります。縫い目(継ぎ目)を真下に合わせてから、上を先にかぶせて、左右に少しずつ広げるのが基本の流れです。

  1. エンジンを切った状態でハンドルを左右どちらかに回し切り、ロックをかけます。
  2. カバーの縫い目をハンドルの真下の位置に合わせます。
  3. ハンドルの一番上にカバーをかぶせます。
  4. 上から左右へ、少しずつ均等に広げていきます。片側だけ進めると形がゆがみます。
  5. すでにはめた部分が後ろへずれたら、その都度戻してから先に進めます。
  6. 最後の下側は、カバーの下を引っ張りながら、手のひらに体重をかけて内側へ押し込みます。

下に近づくほどきつくなります。ここで焦って一気に引っ張ると、縫い目が裂けることがあります。

スポーク(ハンドルの横棒)の周りは、指を挟みやすい場所です。押し込むときは指の位置を見ながら進めてください。

ハンドルを180度回してからエンジンを切ると、ハンドルの下側が上に来ます。硬い下側を上で作業できるので、力を入れやすくなります。

硬くて入らないときはドライヤーと水

ハンドルカバー 本革調 Mサイズ

順番どおりにやっても入らないときは、カバーを柔らかくするか、滑りをよくするかのどちらかで解決します。

まずドライヤーで温めます。温風を1か所に当て続けず、全体にまんべんなく当ててください。近づけすぎると素材が変形するので、20cmほど離して、低温から様子を見ます。

電子レンジで温めたタオルで包む方法もあります。数分置くと柔らかくなります。

それでも入らないときは、霧吹きで少量の水をハンドル側に吹きます。滑りがよくなって、最後の押し込みが軽くなります。

水は自然に乾くので、少量なら心配ありません。付け終わったら乾いたタオルで拭き、しばらく窓を開けて乾かしてください。

油やクリームは使わないでください。乾かずに残って、運転中にハンドルが滑ります。本革のカバーは水でシミになることがあるので、目立たない裏側で試してからにします。

冬は車内を先に暖めてから始める

気温が10度を下回る日は、カバーもハンドルも硬くなっています。

エンジンをかけて暖房を10分ほど入れ、車内が暖まってから作業に入ると、ドライヤーを使う回数が減ります。

暖めたあとはエンジンを切り、ハンドルをロックしてから始めてください。エンジンをかけたままだと、ハンドルが動いて危ないです。

両面テープの仮止めでずれを防ぐ

カバーが滑って、はめた部分がすぐ戻ってしまうときに効くのがテープです。

ハンドルの上・左右・下の4か所に両面テープを貼り、カバーを仮止めしてから作業します。位置が決まった状態で進められるので、左右のずれが起きにくくなります。

テープはカバーの内側に貼ります。粘着が強すぎるものは跡が残るので、弱めのものかマスキングテープにしてください。

仮止めは付け終わるまでのつなぎです。付け終わったあとに剥がれても、カバー自体の締め付けで止まっています。

2人で付けると力が半分で済む

1人で入らないカバーも、2人なら入ることが多いです。

1人がカバーを外へ引っ張り、もう1人がハンドルへ押し込む役に分かれます。力が2方向に分かれるので、1人のときの半分の力で進みます。

ぴったりサイズのSやMは、1人だと最後の下側で止まりやすいです。家族や友人に5分だけ手伝ってもらうと、そこを越えられます。

2人のときも、少しずつ均等に進める順番は同じです。片方が急ぐと、反対側が浮きます。

手伝いがいない日は、運転席に座らず、ドアを開けて外から作業してみてください。立った姿勢のほうが体重をかけやすく、1人でも下側を押し込みやすくなります。

付けた後に見る場所はスポークとクラクション

ハンドルカバー バイカラー Sサイズ

入ったら終わりではなく、2つだけ確かめてください。

1つ目はスポークの周りです。ここに隙間や浮きがあると、運転中にカバーが回ります。浮いている部分は、手で押し込んで密着させます。縫い目にしわが寄っていたら、指で伸ばして整えます。

2つ目はクラクションです。作業中に手のひらで中央を押して、鳴らしてしまう人が多いです。夜間や住宅街での作業なら、先にバッテリーのマイナス端子を外す方法もあります。

ただし端子を外すと、カーナビやオーディオの設定が消える車があります。外す前に、設定が消えても戻せるかを確かめてください。

ずれたら下から外して付け直す

付け終わってから縫い目が横にずれていた場合は、無理に回さず、いったん外します。

外すときは付けたときの逆で、下側から指を入れて少しずつ浮かせます。上まで外れたら、縫い目を真下に合わせ直して、もう一度上からかぶせます。

一度伸びたカバーは、2回目のほうが入りやすいです。付け直しは失敗ではなく、位置を合わせる作業のうちだと考えてください。

ハンドルカバーを付けること自体は、車検や法律で禁止されていません。ただし厚みのあるカバーで握りが太くなりすぎると、操作しづらくなります。試乗して違和感があれば、薄手のものに替えてください。

きれいに付ける順番は測る・温める・少しずつ

ここまでの流れを、もう一度だけ短く並べます。

  • 買う前にハンドルの直径を測る。本革ハンドルには付けない
  • 暖かい時間帯に、縫い目を下にして上からかぶせる
  • 左右に少しずつ。硬ければドライヤーで温め、水で滑らせる
  • ずれるなら両面テープで仮止め。無理なら2人で
  • 付けた後はスポークの浮きとクラクションを確かめる

この順番なら、硬いカバーでも破らずに付けられます。途中で入らなくなったら、力を足す前に温めるか水をつけるかに戻ってください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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