ゴミ箱のふたを開けるたびに、生ゴミの臭いがする。消臭スプレーをかけても、次の日にはまた臭ってくる。
これは、スプレーをかけるタイミングとかける場所がずれていることが多いです。
ゴミ箱の臭い取りスプレーは、臭ってからかけるより、生ゴミを入れた直後にかけたほうが長く効きます。
スプレーの種類の違い、かけ方、重曹やクエン酸で作るときの分量、スプレーだけでは消えない臭いの消し方を順番に書いていきます。
ゴミ箱の臭い取りスプレーは生ゴミを入れた直後にかける
いちばん効くのは、生ゴミをゴミ箱に入れたすぐ後にかけることです。
生ゴミの臭いは、水分を含んだゴミの中で雑菌が増えることで強くなります。
時間がたつほど雑菌が増えるので、臭ってからかけると、すでに出ている臭いを追いかける形になります。
消臭スプレーは、かかった所にしか効きません。
ふたを開けて空中にシュッとかけるだけだと、ゴミの表面にはほとんど届かず、臭いはすぐ戻ってきます。
- 生ゴミを入れたら、そのゴミに直接かける
- 新しいゴミ袋をセットしたら、袋の底にもかけておく
- ゴミを出した日は、空になったゴミ箱の内側にもかける
この3つのタイミングでかけるだけで、ふたを開けたときの臭いはかなり変わります。
臭い取りスプレーの種類は3つある
ゴミ箱用の臭い取りスプレーは、香りで隠すもの、菌の働きで分解するもの、除菌するものの3つに分かれます。
同じ「消臭スプレー」でも、効き方がまったく違います。
かけてすぐの臭いを消したいのか、ゴミの日まで臭いを出したくないのかで、選ぶ種類が変わります。
| 種類 | 効き方 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 香りで隠すタイプ | 強い香りで臭いを感じにくくする。かけてすぐ効くが、長く持たない | ふたを開けたときの臭いをその場で消したい |
| バイオタイプ | 菌や酵素の働きで臭いのもとを分解する。効き始めは遅いが長く持つ | ゴミの日まで数日ためておく |
| 除菌タイプ | 雑菌を減らして、臭いが強くなるのを抑える | 夏場や、魚や肉のゴミが多い日 |
香りで隠すタイプは、かけた直後は臭いがほとんど分からなくなります。
ただ、30分もすると生ゴミの臭いが戻ってくるという声が多いです。
バイオタイプは、かけてすぐは臭いが残っていても、時間がたつほど臭いが弱くなっていきます。
商品によっては、かけた後3〜4日ほど臭いを抑えると書かれているものもあります。
ゴミの日が週2回で、生ゴミを2〜3日ためる家なら、バイオタイプか除菌タイプのスプレーがおすすめです。
ゴミ箱の臭い取りスプレーのかけ方は30cm離して3〜5回
ゴミから30cmほど離して、1か所に3〜5回、全体にかかるようにかけます。
近すぎると1か所にだけ液が集まり、ほかの部分にかかりません。
次の順番でやってみてください。
ステップ1 生ゴミの水気をしぼる
スプレーの液に水がかかると、効き目が薄くなります。
三角コーナーや水切りネットの生ゴミは、手でぎゅっとしぼってからゴミ箱に入れましょう。
ステップ2 ゴミから30cm離してかける
ゴミ箱の真上から、30cmくらい離してかけます。
1か所に3〜5回が目安です。
ステップ3 袋の口をしばってからふたを閉める
かけたあとにゴミ袋の口を軽くしばっておくと、臭いが外に出にくくなります。
ゴミ箱のふたは、そのあとで閉めます。
重曹とクエン酸で臭い取りスプレーを手作りする
魚や肉の臭いにはクエン酸の水溶液、下水のような臭いには重曹が向いています。
臭いには、酸性のものとアルカリ性のものがあります。
逆の性質のものをかけると、臭いを中和して弱められます。
| 使うもの | 効く臭い | 使い方 |
|---|---|---|
| クエン酸 | 魚や肉が傷んだ臭い(アルカリ性) | 水200mlに小さじ1を溶かしてスプレーボトルに入れる |
| 重曹 | 下水のような臭いや汗の臭い(酸性) | 粉のまま生ゴミに小さじ数杯ふりかける |
クエン酸の臭い取りスプレーの作り方
- 空のスプレーボトルを用意する
- 水200mlを入れる
- クエン酸を小さじ1入れる
- ふたを閉めて、よく振って溶かす
作ったら、市販のスプレーと同じように生ゴミに直接かけます。
水で作ったものは長く置いておくと傷みやすいので、少しずつ作って早めに使い切るのがおすすめです。
重曹は粉のままゴミ箱にかける
重曹は水に溶けにくいので、スプレーにするより粉のまま使うほうが手軽です。
生ゴミを入れたあとに小さじ数杯ふりかけるか、お茶パックに大さじ2杯ほど入れてゴミ箱の底に置いておきます。
重曹の粉は細かいので、お茶パックは2〜3枚重ねると袋から漏れにくくなります。
スプレーだけでは消えないゴミ箱本体の臭い
スプレーをかけても臭いが残るときは、ゴミ箱そのものに臭いが付いています。
ゴミ袋に小さな穴があいていたり、袋の外に汁が垂れたりすると、ゴミ箱の底やふたの裏に汚れが残ります。
この汚れから出る臭いは、ゴミにスプレーをかけても消えません。
臭いが残るゴミ箱はゴミの日に洗う
ゴミ箱が空になるゴミの日に、袋を出したらそのままゴミ箱を洗いましょう。
- ゴミ箱を空にして、お風呂場かベランダに運ぶ
- 台所用の中性洗剤とスポンジで、底とふたの裏を洗う
- 水でよく流す
- 日の当たる場所でしっかり乾かす
- 乾いたら内側に臭い取りスプレーをかける
濡れたまま袋をセットすると、また雑菌が増えやすくなります。
ゴミ箱の内側が乾いてから、新しい袋を入れてください。
ゴミ箱の底に新聞紙を敷いておく
ゴミ袋とゴミ箱の底のあいだに新聞紙を2〜3枚敷いておくと、漏れた汁を吸ってくれます。
2〜3日ごとに取り替えれば、ゴミ箱の底に汚れが残りにくくなります。
洗う回数も減らせるので、忙しい人ほどやっておくと後がラクです。
ゴミ箱の臭い取りは生ゴミを減らすところから
臭い取りスプレーの効き目を上げるには、生ゴミの水気を切り、ゴミ箱の中にためる時間を短くすることです。
スプレーは、臭いを抑えるもので、臭いのもとを無くすものではありません。
次のことを足すと、スプレーをかける回数自体が減ります。
- 生ゴミは水気をしぼって、新聞紙やチラシで包んでから捨てる
- 魚の骨や肉のトレーは、小さな袋に入れて口をしばってから捨てる
- 夏場は、ゴミの日まで魚や肉のゴミを冷凍庫に入れておく
- ゴミ箱は日の当たらない、風通しのいい場所に置く
冷凍庫に入れるのは抵抗がある人も多いですよね。
その場合は、魚や肉のゴミだけでも別の袋にまとめて口をしばっておくと、臭いの出方がかなり違います。
- 生ゴミの水気をしぼってからゴミ箱に入れる
- 入れた直後に、ゴミに直接臭い取りスプレーをかける
- ゴミ袋の口をしばってからふたを閉める
- 臭いが残るときはゴミ箱を洗って乾かし、内側にもスプレーをかける
まずは次に生ゴミを捨てるとき、入れた直後にスプレーをかけるところから始めてみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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