レーダー探知機と一緒にOBD2アダプターを買ったものの、どこに挿せばいいのか分からない。
OBD2での取り付けは、差し込む場所さえ見つかれば、配線を足元に這わせて挿すだけです。
つまずきやすいのは、車種の適合と、エンジンをかけないと電源が入らないところ。
レーダー探知機をOBD2で取り付ける流れを、場所探しから電源が入らないときの直し方まで順に書いていきます。
レーダー探知機のOBD2接続とは?シガーソケットとの違い
OBD2接続は、車の故障診断用のコネクターからレーダー探知機の電源と車の情報をまとめて取る方法です。
シガーソケットから電源を取る場合は、電源しか取れません。
OBD2につなぐと、車の速度やエンジンの水温、バッテリーの電圧などをレーダー探知機の画面に出せるようになります。
車の速度を使えるので、トンネルの中のようにGPSが届かない場所でも自分の位置がずれにくくなります。
| 比べる項目 | OBD2接続 | シガーソケット |
|---|---|---|
| 電源を取る場所 | 運転席の足元のコネクター | ダッシュボードのソケット |
| 画面に出せる情報 | 速度、水温、電圧など | GPSで分かる情報だけ |
| 配線の見え方 | 足元に隠しやすい | ソケットまでのコードが見える |
| 電源が入るタイミング | エンジンをかけたとき | ACCをオンにしたとき |
シガーソケットを空けておきたい人や、配線を目立たせたくない人には、OBD2での取り付けがおすすめです。
OBD2コネクターはどこ?運転席の足元のハンドル下を探す
OBD2コネクターは、多くの車で運転席の足元、ハンドルの下のパネルの奥にあります。
運転席に座ったまま探すと見えにくいので、車の外から運転席の足元をのぞき込むと見つけやすいです。
形は横長の台形で、中に16本のピンが並んでいます。
- ハンドルの真下か、少し右寄りのパネルの下
- ボンネットを開けるレバーの近く
- 小物入れやヒューズボックスのふたの裏
カバーが付いていて、外さないと見えない車もあります。
どうしても見つからないときは、車の取扱説明書で「診断コネクター」や「OBD」の項目を探してみてください。
古い車には、OBD2コネクターが付いていないものもあります。
レーダー探知機をOBD2で取り付ける前に車種の適合を確かめる
OBD2アダプターを挿す前に、レーダー探知機のメーカーが出している車種別の対応表で、自分の車が使えるかを確かめておきましょう。
OBD2コネクターの形はどの車も同じですが、中を流れている信号の決まりは自動車メーカーごとに違います。
そのため、挿せても速度や水温が表示されない、という車があります。
対応表で見ておきたいのは次の3つです。
- 自分の車の車種、型式、年式が載っているか
- 表示できる項目に「×」が付いていないか
- アダプターのディップスイッチを切り替える指示がないか
ディップスイッチは、アダプターについている小さな切り替えスイッチです。
対応表に「スイッチを2にする」のような指示があれば、差し込む前に切り替えておきます。
ハイブリッド車や輸入車は、対応表に載っていなかったり、専用のアダプターが必要だったりすることが多いです。
対応表に載っていない車は、無理に挿さずにメーカーのサポートに問い合わせるのが確実です。
レーダー探知機のOBD2取り付けは6ステップ
OBD2での取り付けは、本体を置いてアダプターをつなぎ、配線を足元まで這わせてOBD2コネクターに挿すだけです。
自分でやる場合、初めてでも1〜3時間ほどみておけば終わります。
- エンジンを切り、キーを抜いておく
- ダッシュボードの上に、視界をふさがない位置でレーダー探知機の本体を置く
- OBD2アダプターのケーブルを本体の電源端子に挿す
- ケーブルをダッシュボードの端から運転席の足元まで這わせる
- アダプターの先をOBD2コネクターに奥まで挿す
- エンジンをかけ、レーダー探知機の電源が入るか確かめる
電源が入ったら、レーダー探知機の設定画面でOBD2の表示をオンにします。
速度や水温が画面に出れば、OBD2での取り付けは完了です。
配線は純正のハーネスに沿わせて結束バンドで留める
足元に余ったケーブルを垂らしたままにすると、ブレーキやアクセルを踏んだときに足に引っかかります。
足元をのぞくと、車に最初から通っている配線の束があるはずです。
その束に沿わせて、結束バンドで2〜3か所留めておきましょう。
配線を引っ張った状態で留めると、断線や接触不良の原因になります。
少しゆとりを持たせて留めるのがおすすめです。
コネクターにスポンジテープを巻いて走行中の音を防ぐ
アダプターの先がパネルに当たっていると、走っている間にカタカタと音が出ることがあります。
コネクターの周りにスポンジテープを1周巻いておくと、この音を防げます。
OBD2につないだレーダー探知機の電源が入らないときに見る4か所
OBD2で取り付けたレーダー探知機の電源が入らないときは、エンジンがかかっているか、差し込みが浅くないか、ディップスイッチ、車種の適合の順に見ていきます。
- エンジンをかけているか
- OBD2コネクターに奥まで挿さっているか
- ディップスイッチが対応表の指示どおりか
- 自分の車が対応表に載っているか
いちばん多いのは、ACCをオンにしただけで電源が入らないと思ってしまうケースです。
コムテックの取扱説明書でも、OBD2アダプターでつないでいるときはACCをオンにしてもレーダー探知機の電源は入らない、と書かれています。
エンジンをかけてから10秒ほど待ってみてください。
メーターに警告灯がついたらOBD2アダプターをすぐ外す
まれに、アダプターをつないだあとでメーターの警告灯がつくことがあります。
その場合は、エンジンを切ってアダプターを外し、警告灯が消えるかを確かめましょう。
消えないときは、ディーラーや整備工場で見てもらってください。
OBD2接続のレーダー探知機でバッテリー上がりは起きる?
毎日乗る車ならほぼ心配はいりませんが、1週間以上乗らない車はOBD2アダプターを抜いておくと安心です。
OBD2アダプターの多くは、エンジンが止まったことを見て、レーダー探知機の電源を自動で切るようになっています。
ただ、OBD2コネクターにはエンジンを切ったあとも電気が流れ続けています。
使っている人からは、OBD2アダプターをつないでいる間だけ、エンジンを切ったあとの電流が増えていたという声もあります。
- 週末しか乗らない車
- バッテリーを3年以上替えていない車
- 冬に寒い地域で使う車
こうした車は、しばらく乗らないときだけOBD2アダプターを抜いておくのがおすすめです。
抜くときはケーブルを引っ張らず、コネクターの根元を持って抜きましょう。
車検やディーラーの点検の前はOBD2アダプターを外しておく
車検や点検では整備士が同じOBD2コネクターに診断機をつなぐので、アダプターは外しておくと作業がスムーズです。
OBD2コネクターは1つしかないので、アダプターが挿さったままだと診断機をつなげません。
外したアダプターは、配線ごとダッシュボードの下にまとめておけば、点検のあとに挿し直すだけで元に戻ります。
レーダー探知機のOBD2取り付けで押さえるのは、コネクターの場所、車種の適合、エンジンをかけて確かめることの3つです。
まずは運転席の足元をのぞいて、OBD2コネクターの場所を確かめるところから始めてみてください。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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