子どもがチャイルドシートを卒業するタイミング、本当に迷いますよね。 ISOFIX対応のブースターシートを、実際の使い勝手から3つに絞って紹介します!
ブースターシートとISOFIX固定の違いをざっくり整理
ブースターシートは、背もたれのない座面だけのシートです。 車のシートに座面を足して高さを補い、大人用のシートベルトが子どもの腰と肩に正しく当たるようにする役割があります。 体重が15kgを超え、身長100cm前後になった頃が切り替えの目安です。
ISOFIX固定というのは、車体側の金具に本体を直接つなぐ方式のことです。 シートベルトを通して留めるタイプと違い、座席の奥にある金具にカチッと差し込むだけで本体が動きにくくなります。 走行中のぐらつきが減るので、子どもが寝てしまっても姿勢が崩れにくいのが実際に使ってみてわかった良さでした。

選ぶ前に見ておきたい3つの目安
種類が多くて迷うところなので、筆者がリサーチして大事だと感じた順に並べました。
新しい安全規格に合った商品は、側面からの衝撃への試験もクリアしています。 座り心地は夏場ほど差が出るところで、メッシュ素材だと子どもの汗のこもり方がまるで違いました。 重量は、レンタカーや祖父母の車に載せ替える機会が多いご家庭ほど気にしておきたい部分です。
下の表は、紹介する3商品を体験ベースの目線で並べたものです。
| 商品 | 固定方式 | 夏のムレにくさ | 載せ替えのしやすさ | 対象の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Combi ジョイトリップ | ISOFIX固定 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 3歳頃〜11歳頃 |
| HZDMJ ジュニアシート | ISOFIX対応 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 身長125〜150cm |
| PLAY Three Fix | ISOFIX固定 | ★★★★☆ | ★★★★★ | 3歳頃〜12歳頃 |

ISOFIX対応ブースターシートのおすすめ3選
第1位:Combi コンビ ブースターシート ISOFIX固定 ジョイトリップ ブースター plus BA

国内ベビー用品で名前の通ったコンビの一台です。 子どもを乗せた瞬間に「お、しっかりしてる」と感じる作りで、ヘッドサポートを上げ下げすると体格に合わせて当たり方が変わります。 新安全規格R129に対応し、ISOFIX金具での固定もできるので、設置後のぐらつきがほとんど気になりませんでした。
座面まわりに通気を考えた素材が使われていて、休日の長めのドライブでも子どもが汗だくになりにくかったです。 ただ本体に厚みがあるぶん、軽自動車の後席だと少し場所を取る感覚はありました。 小柄な車に載せる方は座席の幅を測っておくと安心です。
Combi コンビ ブースターシート ISOFIX固定 ジョイトリップ ブースター plus BA R129対応
国内ブランドの安心感。R129対応でぐらつきにくい一台。
第2位:HZDMJ ジュニアシート ISOFIX対応 R129適合 125〜150cm

身長125〜150cmあたりの、もう少し大きくなった子ども向けの一台です。 座面にメッシュ生地が使われていて、真夏に車へ戻ったときの座面の熱のこもり方が軽い印象でした。 カバーは外して洗えるので、お菓子やジュースをこぼしてもその日のうちにきれいにできます。
価格を抑えながらR129に適合している点が選びやすいところです。 一方、本体がコンパクトなぶん背の低い子だと肩ベルトの位置がやや高く感じることがあり、身長が伸びてきた頃に本領を出すタイプでした。 買うタイミングは子どもの身長と相談するのがよさそうです。
HZDMJ ジュニアシート ISOFIX対応 R129適合 125〜150cm ブースターシート
価格を抑えつつメッシュ素材。大きくなった子に。
第3位:PLAY Three Fix ブースターシート ISOFIX R129対応

スペインのチャイルドシートメーカー、PLAY社の一台です。 本体が軽く作られていて、車から車への載せ替えがとにかく楽でした。 祖父母の車にも気軽に移せるので、週末に親の実家へ行く機会が多いご家庭と相性が良いです。
ISOFIX金具への取り付けも差し込むだけで終わり、慣れると数十秒で固定できます。 ただ、背もたれのないシンプルな形なので、ぐっすり寝る年齢の子だと頭の支えがほしくなる場面はありました。 移動時間が長い旅行では、首を支える小物を一緒に用意しておくと過ごし方が変わります。
PLAY Three Fix ブースターシート ISOFIX R129対応 ジュニアシート
軽くて載せ替えラクラク。旅行が多い家庭に。
取り付けで戸惑いやすい場面と対処法
ISOFIX固定で多くの方がつまずくのが、金具に本体がはまったように見えて実は浅い、という場面です。 差し込んだあとに本体を前後にゆすって、ほとんど動かないことを必ず確かめてください。 緑のサインが出るタイプなら、その表示が見えているかも合わせて確認します。
座面の高さは子どもの成長に合わせて見直すものです。 肩ベルトが首にかかっていたら位置が合っていないサインなので、ヘッドサポートを一段上げて当たり方を整えます。 月に一度くらい見直すと、ちょうどよい状態を保てます。

一緒に用意しておくと役立つアイテム
ブースターシート本体だけでなく、周辺の小物をそろえておくと毎日の乗り降りが楽になります。 車を載せ替える家庭なら、座面の下に敷く保護マットがあるとシートに跡が残りにくくなります。
長い移動が増えそうなら、子どもの首を支えるネックピローを一つ車に置いておくと、寝てしまったときの姿勢がぐっと楽になります。 飲み物をこぼしやすい年齢なら、ふた付きのカップを使うとシートまわりの掃除が減ります。

子どもの成長に合わせて選びたい一台
ブースターシートは、子どもの体格と車の環境で答えが変わる商品です。 しっかりした作りを求めるならCombi、価格を抑えたいならHZDMJ、載せ替えの多い家庭ならPLAYと、暮らし方で選ぶと迷いが減ります。 どれもISOFIXに対応していて新しい安全規格に合っているので、家族のドライブの心強い相棒になってくれます。
●金子 美穂育児グッズやベビー用品を得意とするプロライターです。今回はベビー用品店のスタッフや実際に使っている保護者へのリサーチをもとに筆者が記事を書きました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


