山でスマホの電池が切れると、地図も連絡も止まります。太陽光で充電できるソーラーチャージャーがあれば、稜線での不安がぐっと減ります。登山向けの4台を選びました。
この記事で紹介するソーラーチャージャー4選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | キャプテンスタッグ UW-4522 | ![]() |
蓄電もできて山泊に強い | Amazon楽天 |
| 2位 | BioLite ソーラーパネル5 PLUS | ![]() |
向きを合わせやすい足付き | Amazon楽天 |
| 3位 | オーエス GN-050 日本製 | ![]() |
薄いシートで超軽量 | Amazon楽天 |
| 4位 | エレコム MPA-S01BK | ![]() |
お守り感覚で持てる小型 | Amazon楽天 |
山でスマホが1%になった日に懲りた話
数年前、日帰りのつもりが道を間違えて下山が遅れ、地図アプリを開いた瞬間にスマホが1%になったことがあります。あのヒヤッとした感覚は今でも忘れられません。
それ以来、テント泊のときは太陽光で発電できる道具をザックに入れるようになりました。晴れた稜線で歩きながら発電できるのは、想像以上に心強かったです。

登山で使うソーラーチャージャーのおすすめ4選
ここからは山で使う前提で、重さと発電のしやすさを軸に4台を順番に紹介します。歩きながら充電したいのか、テント場で腰を据えて充電したいのかで選び方が変わります。
第1位:キャプテンスタッグ ソーラーチャージポータブルバッテリー 10000 UW-4522

アウトドアブランドらしい1台で、10000mAhの蓄電池にソーラーパネルが一体化しているので、貯めた電気を夜のテント内でも使えます。
本体にライトが付いていて、うっかりヘッドランプの電池が心配なときにも小さな灯りになりました。山泊でスマホを2回ぶんくらい充電できた感覚で、1泊2日なら心細さはほぼ消えます。
ただ、パネル一体型なので発電スピードそのものはゆっくりめです。急いで満充電にしたい人には惜しい部分もあります。
蓄電もできて山泊に強い一体型
第2位:BioLite ソーラーパネル5 PLUS 1824269

キックスタンドと方位計が付いていて、太陽に対してパネルの角度をきっちり合わせられるので、同じ日差しでも発電量を伸ばしやすい設計です。
休憩でザックを下ろしたとき、地面に立てて向きを合わせるだけで発電がぐっと安定しました。5Wクラスなので重さも軽く、日帰りから小屋泊まで持ち歩きやすい相棒です。
注意したいのは、内部に電気を貯める仕組みがない点です。曇ると発電が落ちるので、モバイルバッテリーと組み合わせて使うのが前提になります。

角度を合わせて発電を伸ばせる
第3位:オーエス ソーラーシートチャージャー GN-050 日本製

とにかく薄くて軽いシート型で、丸めてザックのすき間に押し込めるので、荷物の重さを1グラムでも削りたい登山と相性がよいです。
国内メーカーが手がけている点も、山道具として長く付き合ううえでの安心につながりました。口コミでは「思ったより頑丈」という声も見かけます。発電能力は5.4Wと控えめですが、非常用のお守りとしては十分こなしてくれます。
ちょっと気になるのは、シート型ゆえに風に弱いこと。テント場で使うときはペグや石で押さえておくと安心です。
丸めて運べる超軽量シート
第4位:エレコム モバイルバッテリー ソーラー充電 MPA-S01BK

家電量販店でもよく見かけるエレコムの1台で、普段はコンセントで充電しておき、いざというときだけ太陽光で継ぎ足せるハイブリッド型です。
ソーラーはあくまで補助という位置づけなので、日常づかいのモバイルバッテリーがそのまま山のお守りになる感覚でした。値段も手を出しやすく、初めての1台にちょうど合います。
正直に言うと、ソーラーだけで満充電にするのは現実的ではありません。太陽光は「電池が尽きる前に少し足す」ための保険と考えるのがしっくりきます。
普段づかいがそのまま山のお守り
山用のソーラーチャージャーで見るべき数字
選ぶときに迷ったら、重さと発電のタイプで絞ると答えが出やすいです。歩きながら使うなら軽さ、テント場でしっかり充電するなら発電力を優先する、という分け方が山ではしっくりきます。
下の表は、実際に触った印象を交えて4台を見比べたものです。カタログの数字だけでは分かりにくい「山での担ぎやすさ」を独自の目線で点数にしています。
| 商品名 | タイプ | ザックへの付けやすさ | テント場での発電のしやすさ | 向いている山行 |
|---|---|---|---|---|
| キャプテンスタッグ UW-4522 | 蓄電一体型 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | テント泊 |
| BioLite ソーラーパネル5 PLUS | パネル単体 | ★★★★☆ | ★★★★★ | 小屋泊や1泊 |
| オーエス GN-050 | シート型 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 軽さ重視の縦走 |
| エレコム MPA-S01BK | 補助ソーラー | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 日帰りのお守り |
山でうまく発電させるちょっとしたワザ
ソーラーは日差し次第で発電量が大きく変わります。歩行中はザックの背面ではなく、日の当たる天蓋やサイドに付けると効率が上がりました。休憩のたびに向きを直すひと手間が効いてきます。
ソーラーチャージャーは太陽光を電気に変えて機器を充電しますが、その電気を運ぶケーブルの質も地味に効いてきます。この点はケーブルまわりを扱った他サイトの説明が分かりやすかったので、引用で紹介します。
出典 100W充電器のおすすめ7選(ミニランベスト)
ソーラーチャージャーと一緒に山へ持ちたいもの
発電した電気を貯めておくために、容量に余裕のあるモバイルバッテリーは相棒として欠かせません。晴れた昼に貯めて、夜のテントで使うという流れが山では現実的です。
もうひとつ、防水の小袋があると心強いです。山の天気は急に変わるので、パネルや端子を濡らさない備えがあると安心して発電を続けられます。

今回の4台は、山泊なら蓄電できるキャプテンスタッグ、発電を伸ばしたいならBioLite、軽さ最優先ならオーエス、日帰りのお守りならエレコム、という選び方ができます。自分の山行に合う1台を選んでみてください。
●福田 光男アウトドアギアと充電まわりを得意とする筆者です。今回は登山用品店のスタッフやメーカーへの取材とリサーチをもとに、山での担ぎやすさや発電の使い勝手を確かめて記事にしました。買う前に確かめておきたい実際の使い心地を、読者目線でお届けしています。


