新生活でコンパクトな冷蔵庫を探している方向けに、200L台前後の使いやすい3機種をリサーチで集めました。
引っ越し前夜にサイズで失敗した話から
初めて一人暮らしを始めた時、見た目だけで小型冷蔵庫を選んで、買い物のたびに食材が入りきらず大失敗した経験があります。
200L前後のサイズが家電量販店で人気なのは、自炊する人にも、たまに作り置きをする人にも余裕のある容量だから。シングルベッドサイズの空間に置けて、冷凍室もそこそこ確保できる絶妙なゾーンなんですよね。
家電量販店スタッフの話では、ファミリー向け400L以上の販売量より、200〜300L帯の方が新生活シーズンの動きは速いそうです。サイズの選び方を間違えなければ、3〜5年は買い替えなくて済む長く付き合える家電になります。

200L帯の冷蔵庫おすすめ3選
第1位:シャープ 冷蔵庫 230L 幅54.4cm 2ドア プラズマクラスター SJ-BD23P-W

シャープのSJ-BD23P-Wは、幅54.4cmと一人暮らしの間取りに収まりやすいサイズ感で、プラズマクラスターを内蔵した2ドアモデル。
家電量販店で実機を確認したところ、扉を開けた瞬間、庫内のニオイ移りが少ない印象でした。魚や納豆を入れても、隣のヨーグルトに匂いが移らないのは助かるポイント。230L容量で冷凍室も71Lあり、冷凍食品ストック派の一人暮らしには余裕のある作りです。
気になる部分は、自動製氷機がないところ。氷をたくさん使う夏場は製氷皿で凍らせる手間が出ます。シンプル設計を選んだ分、機能はあっさり目という割り切りですね。
幅54.4cmで一人暮らしのキッチンにすっぽり。プラズマクラスター搭載。
第2位:COMFEE’ 冷蔵庫 271L 自動霜取り インバーター搭載 3ドア ふたり暮らし用 RCB270DS1JP

COMFEE’のRCB270DS1JPは、3ドアタイプで野菜室が独立しているのが大きなポイント。271Lの容量はふたり暮らしや、自炊量が多めの一人暮らしにちょうどいいサイズ感です。
自動霜取り機能とインバーター制御を組み合わせていて、夜中の運転音が静かでした。ワンルームでベッドの近くに置く前提でも気になりにくい静音レベルで、価格帯を考えるとかなり頑張っている印象。

マイナス点を挙げるとすれば、海外メーカーらしくドアハンドルのデザインが少し主張強め。ナチュラルテイストの部屋には合わせにくいかもしれません。
271Lの3ドアで野菜室独立。インバーターで静音性も高め。
第3位:三菱電機 冷蔵庫 146L 2ドア フルフラット天板 MR-P15H-W Pシリーズ

三菱電機のMR-P15H-Wは、200L帯では小さめの146Lサイズで、上に電子レンジを置けるフルフラット天板が便利です。
家電量販店の販売員さんいわく、ワンルームの狭いキッチンで「冷蔵庫の上にレンジを置きたい」というニーズが根強くあって、このシリーズはそこに応える形で売れているとのこと。容量は控えめなので、自炊量が少ない方や、買い物頻度が高い方向け。
正直、200L以上が欲しい方にはサイズ的に合いません。ただ、賃貸の備え付け台にぴたっと収まるので、引っ越しが多い人には有力候補です。
天板がフルフラットで電子レンジが置ける146Lコンパクトモデル。
選び方で見落とされがちなポイント
店頭ではサイズばかりに目がいきがちですが、家電量販店スタッフへ取材して教えてもらった「あとから困りがちな点」を紹介します。
ここを見落とすと困る
- 左右の放熱スペース…壁から5cm以上空ける必要があるモデルが大半
- 扉の開く向き…右開きと左開きで生活動線が変わる
- 製氷機能の有無…後付けは不可
- 運転音の数値…dB(デシベル)で公表されるモデルが安心
奥行きも要注意で、キッチンと通路の境目に置くと、扉を全開にできなくて野菜室が引き出せない、というクレームが店頭であるそうです。
使い始めてから慣れるまでの活用シーン
200L台の冷蔵庫は、料理リズムが固まってくる新生活の3か月目以降から本領発揮します。週末まとめ買い派の方は3ドアタイプ、毎日少しずつ買う派の方は2ドアでも余裕で運用可能。
もしお弁当を作るなら、冷凍室が60L以上あるモデルを選ぶと、作り置きおかずを小分けにストックできて朝のバタバタが消えます。
あわせて揃えると暮らしが楽になるアイテム
冷蔵庫を買い替える時は、上に置く電子レンジやトースター用のラック、扉に貼るマグネット式キッチンタイマーをまとめて揃えると、新生活の家事リズムが早く安定します。
●金子 美穂家事まわりの白物家電を得意とする筆者。今回は冷蔵庫メーカー3社へドアサイズや製氷仕様を問い合わせ、家電量販店スタッフへもリサーチして、新生活サイズの間取りに合う機種を中心に紹介しています。
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