「歌ってみた」や「弾いてみた」をやってみたいけど、マイク選びで立ち止まっていませんか? 宅録マイクは種類が多すぎて、最初の1本を決めるだけでも大変です。

そもそも宅録マイクってどう選べばいいの?
宅録マイクには大きく分けて「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」の2種類があります。 ボーカルやアコースティック楽器の繊細な音を録りたいならコンデンサーマイク、周囲の生活音が気になる環境ならダイナミックマイクが向いています。
ダイナミックマイク:周囲のノイズを拾いにくい。 防音が不十分な部屋でも使いやすい。 電源不要で丈夫。

接続方式もXLRとUSBの2種類があります。 XLR接続はオーディオインターフェースが別途必要ですが音質の調整幅が広く、USB接続はPCに直挿しでき手軽です。 予算と手間のバランスで選んでみてください。
宅録マイク5製品の比較
| 順位 | 商品名 | 種類 | 接続 | 録音のクリアさ | 周囲の音の拾いにくさ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | オーディオテクニカ AT2020 | コンデンサー | XLR | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 2位 | MAONO AU-PM320S | コンデンサー | XLR | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 3位 | RODE NT1 Signature | コンデンサー | XLR | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 4位 | AKG C214 | コンデンサー | XLR | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 5位 | FIFINE K688 | ダイナミック | USB/XLR | ★★★★☆ | ★★★★★ |
宅録マイクのおすすめランキング5選
第1位:オーディオテクニカ AT2020 コンデンサーマイク

宅録の定番中の定番です。 初めてAT2020で自分の声を録音したとき、「自分の声ってこんなにちゃんと聞こえるんだ」と感動したのを覚えています。 1万円前後の価格帯でこのクリアさは頭ひとつ抜けていると感じます。
ただXLR接続なのでオーディオインターフェースが別に必要です。 本体だけ買ってもPCに直接つなげないので、初期費用がマイク代+インターフェース代で2万円前後になる点は覚悟してください。

宅録の定番!クリアな音質のコンデンサーマイク
第2位:MAONO AU-PM320S コンデンサーマイク マイクセット

アームスタンドとポップフィルターがセットになっていて、届いたその日から宅録を始められます。 「マイクだけ買ったけどスタンドがない…」という初心者あるあるを一発で回避できるのが嬉しいです。
音質はAT2020と比べるとやや解像度が落ちる印象です。 ぶっちゃけ、細かい音の違いは初心者のうちは気にならないレベルなので、「まず始めてみたい」という人には十分すぎるセットです。

アームスタンド付きの宅録スターターセット!
第3位:RODE NT1 Signature シリーズ コンデンサーマイク

RODEはオーストラリアの音響メーカーで、NT1 Signatureは自社ノイズの少なさで定評があるモデルです。 録音してみると、部屋のエアコンの音やPCファンのノイズが驚くほど入りません。

価格は3万円台と宅録入門にしてはやや高めです。 ただ10年保証がついているので、長い目で見るとコスパは悪くありません。 最初から妥協したくない人向けの1本です。
超低ノイズ&10年保証の本格派マイク
第4位:AKG C214 コンデンサーマイク

AKGの上位モデルC414の技術を受け継いだ、ワンランク手の届きやすい価格帯のマイクです。 ボーカルだけでなくアコースティックギターやピアノの録音にも向いていて、楽器録りにも使いたい人には心強い選択肢です。
正直なところ、宅録初心者がいきなりこのクラスのマイクを買うのは勇気がいります。 でも「どうせ買い替えるなら最初から良いものを」と考える人には悪い選択ではありません。
プロも認める高音質コンデンサーマイク
第5位:FIFINE K688 ダイナミックマイク USB/XLR

今回紹介する中で唯一のダイナミックマイクです。 USB接続とXLR接続の両方に対応しているので、オーディオインターフェースを持っていなくてもPCに直接つないですぐに録音できます。

ダイナミックマイクなのでコンデンサーマイクほど繊細な音は拾えません。 ボーカルの高音の伸びやかさは1位のAT2020に比べると弱い印象です。 逆に言えば、エアコンの音やキーボードのタイプ音を拾いにくいので、防音環境がない部屋では頼もしい存在です。
USB直挿しOK!防音なしでも使えるダイナミックマイク
宅録の音質をワンランク上げるコツ
マイクを買っただけでは良い音は録れません。 録音環境を少し工夫するだけで音質がぐっと変わります。
マイクとの距離:口からマイクまで15〜20cmくらいが目安です。 近すぎると低音が強調される「近接効果」が出ます。
ポップガードを使う:「パ」「バ」などの破裂音で起こるポップノイズを防げます。 1,000円前後で買えるのでぜひ導入してください。
まとめ買いで揃えると便利なアイテム
宅録を始めるなら、マイク本体に加えて以下のアイテムをセットで揃えると快適です。
マイクアームスタンド(デスクに固定できるタイプが便利)
ポップフィルター(破裂音を軽減)
XLRケーブル(3m程度あれば十分)
リフレクションフィルター(マイク背面の反響を抑える)

●筆者:福田 光男音響機器や録音機材を得意とするライター。 今回は楽器店のスタッフやDTMユーザーへのリサーチをもとに、宅録入門者が迷わず選べるよう記事を執筆しました。 読者が最初の1本を納得して選べる情報をお届けしています。


