DTMで使うマウスって、意外と作業効率に直結します。 長時間のMIDI打ち込みやミックス作業が快適になるマウスを5つ紹介します!
DTMマウスを選ぶときに気にしたい3つの条件
DTMの作業って、ピアノロールで細かくノートを置いたり、ミキサーのフェーダーを微調整したり、かなり繊細なマウス操作が求められます。 だからゲーミングマウスやトラックボールのような「ちょっと特殊なマウス」がDTMerの間で人気なんですよね。

選ぶときに注目したい条件は静音性(レコーディング中にカチカチ音が入らない)、多ボタン(DAWのショートカットを割り当てられる)、手首への負担の少なさ(長時間使っても疲れない)の3つです。
DTMマウスおすすめランキング5選
第1位:ロジクール MX MASTER 3s ワイヤレスマウス 静音 8000dpi

DTMerの間で「とりあえずこれ買っとけ」と言われるくらい定番のマウスです。 静音クリックなのでレコーディング中にマイクがクリック音を拾わないし、MagSpeedホイールの高速スクロールが地味にめちゃくちゃ便利です。

Logi Options+でボタンのカスタマイズができて、アプリごとに違うショートカットを割り当てられます。 Cubaseのときはサイドボタンにアンドゥ、Logic Proのときはループ切り替え、みたいな使い分けが可能です。 お値段は1万円超えですが、DTMをガッツリやる人なら元は取れます。
DTMer定番!静音クリック+サムホイールで作業爆速!
第2位:Kensington SlimBlade Pro EQ トラックボール K72084JP

大玉トラックボールの中でも「DTMに向いてる」と評判なのがこのKensingtonです。 ボールが大きいぶん微調整がしやすく、ミキサーのフェーダーやオートメーションの描き込みが親指タイプよりスムーズにできます。
ただ正直、トラックボール初心者がいきなりこれを買うとドラッグ操作に苦戦します。 ピアノロールでノートを範囲選択するとき「あっ行きすぎた…あっ足りない…」ってなります。 慣れるまで1〜2週間は覚悟してください。 でも慣れたら手放せなくなる人が多いのも事実です。
大玉トラックボールで手首の負担ゼロ!
第3位:Razer Pro Click Mini ワイヤレスマウス 静音 7ボタン

Razerといえばゲーミングのイメージですが、Pro Click Miniは仕事向けのコンパクトマウスです。 静音スイッチ搭載でクリック音がほぼ聞こえないレベルなので、宅録環境でマイクの前に座りながら操作しても問題なしです。

7ボタンあるのでDAWのショートカットを割り当てる余地も十分です。 Razer Synapseでボタン設定ができますが、ソフトが常駐するのでPCスペックに余裕がないと若干もたつくかもしれません。
Razerの静音コンパクトマウス!持ち運びにも便利!
第4位:エレコム HUGE ワイヤレス トラックボール 大玉 8ボタン M-HT1DRXBK

エレコムのHUGEは名前の通りデカいです。 手のひら全体で包み込むように握れるので、小さいマウスだと指が疲れるという人には刺さります。 人差し指でボールを操作するタイプで、親指タイプより直感的に動かせるという声が多いです。

お値段が5,000円前後とトラックボールにしてはかなり手頃です。 「トラックボール気になるけどいきなり高いの買うのは怖い」という人のお試し用にもちょうど良いです。 ぶっちゃけ、ボールの滑りは価格なりで、定期的にボールを外して掃除しないと引っかかるようになります。
大玉トラックボール入門に!8ボタンで作業効率アップ!
第5位:サンワサプライ 抗菌静音有線エルゴノミクスマウス MA-ERGK9

エルゴノミクス(人間工学)デザインで、手首を自然な角度で握れるマウスです。 普通のマウスだと手首がベタっと机に付く姿勢になりますが、このマウスだと握手するような角度で持てるので疲れにくいです。
価格が3,000円台とかなり安いのも魅力です。 正直、高級マウスと比べるとボタンの押し心地やホイールの回転はチープ感があります。 でもエルゴノミクスマウスを一度試してみたいという人には十分な品質です。 抗菌仕様なのも地味にうれしいポイントです。
エルゴノミクスで手首にやさしい!有線で電池切れ知らず!
DTMマウスをもっと使いこなすボタン設定のコツ
マウスを買い替えただけで終わるのはもったいないです。 DTMで本当に時短になるのはボタンのカスタマイズです。

マウスのDPI(感度)もDAWに合わせて調整しましょう。 ピアノロールの細かい作業のときはDPIを低めにするとカーソルがゆっくり動いて正確に操作できます。 DPI切り替えボタンがあるマウスなら、作業内容に応じてワンタッチで切り替えられます。
マウスと一緒に揃えたいDTMデスクまわりアイテム
マウスパッドは意外と大事です。 DAWのタイムラインを大きくスクロールするとき、小さいマウスパッドだとマウスが端に到達して持ち上げ直す回数が増えます。 大判のデスクマットを敷くとストレスが激減します。

トラックボールを使う人はマウスパッドが不要になるので、そのぶんデスクスペースが広くなります。 MIDIキーボードやオーディオインターフェースを手元に置けるようになるのは地味に大きいです。 マウス選びひとつで作業環境全体が変わるの、ちょっとおもしろくないですか!!
知っておくと得するマウスのメンテナンス術
マウスのセンサー部分にホコリが溜まるとカーソルが飛んだり引っかかったりします。 DTM中にカーソルが暴走してノートが変なところに貼り付くと泣きたくなるので、月1回は底面をエアダスターで掃除しましょう。
ソールが消耗してきたら交換用ソール(PTFEソール)を貼り替えるとツルツル感が戻ります。 Amazonで数百円で買えるので、「なんか最近マウスの滑りが悪いな」と感じたら試してみてください。
●福田 光男PC周辺機器やDTM機材の分野で記事を執筆しています。 今回はマウスメーカー各社の販売担当者や家電量販店スタッフへのリサーチをもとに、DTM作業に向いたマウスを5台選びました。 筆者自身もMX MASTER 3sとトラックボールを併用してDAW作業をしています。


