手ごねでパン生地と格闘して、腕がパンパンになった朝はありませんか。スタンドミキサーがあれば、その重労働をまるごと機械に任せられます。容量とこね方式で選んだ5台を紹介します。
この記事で紹介するスタンドミキサー5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | KitchenAid KSM160 | ![]() |
定番4.8Lの本格モデル | Amazon楽天 |
| 2位 | KitchenAid KSM3512 | ![]() |
小型で軽い3.3Lタイプ | Amazon楽天 |
| 3位 | Kitchen in the box | ![]() |
二つのボウルが便利 | Amazon楽天 |
| 4位 | 日本ニーダー PK660D | ![]() |
パンこね特化の国産機 | Amazon楽天 |
| 5位 | ミナトワークス SMX-500 | ![]() |
大量仕込みの業務用 | Amazon楽天 |
生地こねから解放される スタンドミキサーの選び方
スタンドミキサーを選ぶとき、まず基準になるのがボウルの容量です。
一人分のお菓子づくりなら3L前後の小さめ、家族のパンやケーキをどっさり作るなら4.8L級、教室でどっさり仕込むなら5L以上と、作る量に合わせて決めると失敗が減ります。
次に見ておきたいのがボウルの上げ下げ方式です。ヘッドが持ち上がるチルトヘッド式は着脱がラクで家庭向き、ハンドルでボウルが上下するアームリフト式は重い生地でも本体がぐらつきにくい構えになります。
作る量に合ったボウル容量
チルトヘッド式かアームリフト式か
置き場所の広さと本体の重さ
本体は5kgを超えるものも多く、出しっぱなしにするか、その都度しまうかで置き場所の考え方が変わります。

タイプで変わる スタンドミキサー比較表
今回の5台を、方式とこね力、動かしたときの静かさ、出し入れのしやすさで並べてみました。実際に触れた感触と、販売店やレビューへのリサーチをもとに評価しています。
| 商品名 | 方式 | こね力 | 動作音の静かさ | 出し入れ |
|---|---|---|---|---|
| KitchenAid KSM160 | チルトヘッド式 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| KitchenAid KSM3512 | チルトヘッド式 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| Kitchen in the box | チルトヘッド式 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 日本ニーダー PK660D | 専用こね機 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ミナトワークス SMX-500 | アームリフト式 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |

パン作りもお菓子作りも変わる スタンドミキサーのおすすめ5選
第1位:KitchenAid スタンドミキサー KSM160(4.8L)

キッチンエイドといえば真っ先に名前が挙がる、4.8Lの定番アルチザンです。
実際に使ってみると、卵白ひとつ分のメレンゲから、強力粉をたっぷり使った重いパン生地まで、10段階のスピードで危なげなくこなしてくれました。ビーターがボウルの中を回りながら自転する構造なので、混ぜ残しが出にくいのも触っていて分かります。
ずっしりした金属ボディはキッチンに置くだけで気分が上がる存在感があり、フードグラインダーと注入用カバーも付いた国内正規セットです。
ただ、本体はかなり重く、価格帯も高めなので、まずは軽く試したい方には荷が重い1台かもしれません。長く付き合う相棒として選ぶ人向けです。
世界のプロに愛される4.8Lの定番
第2位:KitchenAid 3.5QTスタンドミキサー KSM3512(3.3L)

定番の良さをそのままに、サイズだけ小さくしたミニモデルです。
フルサイズより約20%小さく、約25%軽いのに、パワーはほとんど変わりません。実際に持ち上げてみると、女性でも棚から出し入れできる軽さで、置きっぱなしにしても圧迫感が少なめでした。3.3Lのボウルはクッキーなら約60枚分の生地を扱えるので、家庭のお菓子づくりには十分な余裕があります。
ひき肉が作れるフードグラインダー付きの特別セットなのもうれしいところです。
ただ、人気のカラーは取り寄せに時間がかかる場合があり、大家族のどっさり仕込みには容量がやや足りません。少人数で気軽に始めたい方に合っています。
小さく軽い3.3Lの取り回し上手
第3位:Kitchen in the box スタンドミキサー 4.5L+5Lダブルボウル

容量ちがいのボウルが2つ付いてくる、コスパで人気のモデルです。
レビューを読んでいくと、4.5Lと5Lを作る量で使い分けられて便利という声が目立ちました。生クリームの少量泡立ては小さいボウル、パン生地のどっさり仕込みは大きいボウル、といった具合に一台で幅を持たせられます。
販売店へのリサーチでも、この価格でダブルボウルはめずらしいと聞きました。
ただ、本体は大きめで置き場所を取り、動作音は静かとは言い切れません。設置スペースに余裕がある方向けの1台です。
容量ちがいの2ボウルで使い分け
第4位:日本ニーダー パンこね機 PK660D

お菓子より、パン生地のこねに振り切った国産の専用機です。
パン好きの口コミでは、手ごねの再現に近い低速でじっくりこねられて、生地の膜がきれいに張るという評価が多く見られました。こね中に生地温度が上がりにくいという声もあり、発酵を安定させたい人から支持されています。国内メーカーで、こね工程に的をしぼった作りです。
ただ、泡立てやお菓子づくりには向かず、できることはこねに寄っています。パン作りを軸にする人を選ぶ機械です。
パンこねに特化した国産の専用機
第5位:ミナトワークス 業務用スタンドミキサー SMX-500(5L)

家庭用の枠を超えて、たっぷり仕込みたい人に向けた業務用の5Lモデルです。
ハンドルでボウルが上下するアームリフト式で、重い生地を入れても本体が安定します。口コミやメーカー情報を調べると、教室やお店で毎日回しても力負けしにくいという声が中心でした。もうこの容量なら仕込みが一気に片づきます!!
ただ、サイズと重さはかなりのもので、動作音も大きめです。置き場所と防音をふまえて選びたい、上級者向けの1台になります。
大量仕込みを一気にこなす業務用
置き場所と後片づけで差がつく使いこなし
スタンドミキサーは、置き場所を先に決めておくと日々の出番がぐっと増えます。
重い本体を毎回しまうと、だんだん使わなくなりがちです。キッチンの一角を定位置にして、コンセントの近くに据えておくと、思い立ったときにすぐ回せます。
こねが終わったビーターやボウルは、生地が乾く前に水につけておくと汚れ落ちがラクになります。動かし方の雰囲気は、下の動画が分かりやすいので置いておきます。

一緒にそろえると作業がはかどる道具たち
スタンドミキサーを買ったら、周辺の道具も少しそろえると流れがスムーズになります。
生地を移すときのカードやスケッパー、粉をふるうストレーナー、量をきっちり計るデジタルスケールがあると、レシピの再現度が上がります。
また、こねた生地を寝かせる大きめの保存容器も一つあると、発酵から成形までの流れが切れません。粉やドライイーストをまとめ買いしておくと、作りたいと思ったその日にすぐ動けます。
カードやスケッパー、デジタルスケール、大きめの保存容器、強力粉とドライイーストのストック
どれを選ぶか迷ったときの考え方
選び切れないときは、作りたい量と置き場所の広さから逆算すると決めやすくなります。
お菓子中心で置き場所が限られるなら小型のKSM3512、パンもお菓子も本気で楽しむなら定番のKSM160、こね重視ならPK660D、大量仕込みなら業務用のSMX-500、という形で候補が絞れます。値段だけで選ぶと、容量が足りずに買い替えになることもあるので、少し余裕を持たせた容量を選んでおくと長く使えます。
●金子 美穂キッチン家電を得意とするプロライターです。今回はメーカーや販売店へのリサーチをもとに筆者が執筆し、実際に生地をこねて確かめた感触も交えました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


