NAS用HDD おすすめ7選【2026年8月】初心者も安心!CMRの定番モデル

パソコン・周辺機器

NASを組んだあと、いちばん迷うのが中に入れるHDDです。ふつうのHDDでも動きはしますが、24時間回しっぱなしのNASでは1年ほどで壊れる例もあります。今回はNAS向けの定番を7本、容量ちがいで並べました。

この記事で紹介するNAS用HDD 7選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 WD Red Plus 4TB WD Red Plus 4TB 初心者の鉄板CMR Amazon楽天
2位 WD Red Plus 6TB WD Red Plus 6TB 家族の写真向け大容量 Amazon楽天
3位 WD Red Plus 8TB WD Red Plus 8TB 動画もためられる容量 Amazon楽天
4位 IronWolf 4TB Seagate IronWolf 4TB データ復旧3年付き Amazon楽天
5位 IronWolf 6TB Seagate IronWolf 6TB 静かで扱いやすい Amazon楽天
6位 IronWolf 8TB Seagate IronWolf 8TB 大量保存でも安心 Amazon楽天
7位 Synology HAT3300 4TB Synology HAT3300 4TB 純正で互換性が安心 Amazon楽天

NAS用HDDを買う前に見たいこと

まず覚えておきたいのは、記録方式がCMRのものを選ぶことです。安いHDDにはSMRという方式があり、RAIDの再構築で失敗した例が多く報告されています。私も昔、値段だけで選んで痛い目にあったので、ここは強くお伝えしたいところです。

容量は、今使っている量の2倍から3倍を目安にすると長く使えます。家庭の2ベイNASなら4TBから8TBあたりが売れ筋です。回転数は5400rpmで静かで発熱も少なく、家庭用ならこれで十分足ります。

最初に確認すること
型番でCMRかどうかを確かめること。WD Red Plusは末尾がEFPXやEFZZ、IronWolfはVN006などが目印です。デスクトップ用の安いHDDは入れないほうが安全です。

言葉だけだと分かりにくいので、CMRとSMRのちがいを 短くまとめた動画を置いておきます。買う前に一度見ておくと、型番の見方がつかめます。

NAS用HDD おすすめ7選!CMRの定番モデル

第1位:WD Red Plus 4TB(WD40EFZZ)

WD Red Plus 4TB

迷ったらこれ、という初心者の鉄板です。全容量CMRで、TLERというRAID向けの機能にも対応しています。4TBという容量は、写真や書類が中心の家庭用NASにちょうどよい入り口サイズです。3年保証も付いていて、はじめの1本として外しません。

5400rpmなので動作音は静かで、寝室近くに置いても気になりません。年間の想定書き込み量も一般のPC用HDDの3倍ほどに設計されていて、回しっぱなしに耐えます。

初心者の1本目はこれで決まり。CMR、5400rpm、3年保証と、NASに必要な条件がそろっています。

ただ、キャッシュは128MBと控えめで、大量の書き込みを連発する用途では上位容量に一歩ゆずります。家庭用の使い方なら差を感じる場面はほとんどありません。

第2位:WD Red Plus 6TB(WD60EFAX-AJP)

WD Red Plus 6TB

私が自宅の2ベイNASでミラーリングして使っているのが、この6TBです。家族の写真と動画がどんどん増えても、しばらく容量に困りません。キャッシュも256MBに増えて、書き込みの粘りが4TBより一段上がります。

正直、値上がりが続いていて安い買い物ではありません。ただ、あとから容量を増やすとRAIDの組み直しが大変なので、先に少し大きめを入れておくほうが結局ラクでした。

こんな人に
家族写真や動画をためていきたい人。2ベイNASのRAID 1で組む家庭用の黄金サイズです。

ただ、6TBあると価格も相応に上がります。写真中心で当分足りるなら、無理せず4TBから始めても構いません。

第3位:WD Red Plus 8TB(WD80EFAX-AJP)

WD Red Plus 8TB

4K動画やRAW写真をどっさりためたい人には、この8TBが効いてきます。口コミでも、動画編集の一時置き場として2本まとめて入れる人の声が目立ちました。5640rpmで、6TBよりわずかに転送が速いのもポイントです。

ただ、容量が大きいぶん価格の上がり方も大きめです。写真と書類が中心なら、ここまでの容量はもてあますかもしれません。

RAID 1で8TB2本なら実効8TB。4K動画をどんどん残す家庭でも、しばらく容量に追われずに済みます。

第4位:Seagate IronWolf 4TB(ST4000VN006)

Seagate IronWolf 4TB

もう一台のNASで私が入れているのがこのIronWolfです。いちばん心強いのは、Rescueというデータ復旧サービスが3年ぶん付いてくること。万一の物理故障のとき、無償で復旧を試してもらえるのは心強かったです。

全モデルCMRで256MBキャッシュ。WD Red Plusより少し安い帯に収まることが多く、価格を抑えたい人の第一候補になります。

こうへい
こうへい
壊れたときに復旧サービスが付いてるの、地味だけどいちばん効きますよね。これは本当に神対応です!!

ただ、稼働中の音はWD Red Plusとくらべるとほんの少し大きめに感じます。とはいえ扉のあるラックに入れれば気になりません。

第5位:Seagate IronWolf 6TB(ST6000VN006)

Seagate IronWolf 6TB

4TBでは少し足りない、でも8TBまではいらない。そんな人にちょうどはまるのがこの6TBです。5400rpmで静かに回り、家族共有のNASでも扱いやすい容量です。復旧サービスが付く安心感はそのままです。

口コミを見ると、静かさと安定を評価する声が多い一方、価格の上がり下がりが読みにくいという指摘もありました。

4TBと8TBの中間で、いちばん悩む容量。写真も動画もそこそこ残すなら6TBが扱いやすいです。

ただ、時期によっては同容量のWD Red Plusと価格が並ぶこともあります。買うときは両方の値段を見くらべると得です。

第6位:Seagate IronWolf 8TB(ST8000VN002)

Seagate IronWolf 8TB

大量のデータをまとめて持ちたい人向けの8TBです。現行モデルは5400rpmになり、発熱と音が抑えられました。動画のバックアップ先として2本まとめ買いする人が多い容量です。

正直、家庭で写真中心の使い方だとオーバースペック気味です。ただ、SOHOや動画編集のように書き込みが多い人には、この容量が効いてきます。

第7位:Synology HAT3300 4TB

Synology HAT3300 4TB

SynologyのNASを使っている人には、純正のHAT3300という手もあります。純正なので互換性の心配がなく、管理画面から直接ファーム更新までできます。窓口が一本化されるのも、初心者にはうれしいところです。

ただ、正直これはお値段が高めです。同じ4TBのWD Red Plusより1本あたり数千円上がります。払っているのは安さではなく、互換性の安心という理解で選ぶのが正解です。

価格だけ見るとWD Red PlusやIronWolfのほうがお得です。純正の安心にどれだけ払えるかで判断してください。

容量と本数の決め方

2ベイNASでRAID 1を組むなら、同じ容量を2本そろえます。写真と書類が中心なら4TB2本、家族の動画も残すなら6TB2本が扱いやすい組み合わせです。届いたHDDは、まず初期不良の検査をしてからデータを入れると安全です。販売店の交換期限は短いことが多いので、届いた直後の確認が肝心です。

RAIDは故障に強くする仕組みで、バックアップの代わりにはなりません。消してしまったデータは守れないので、別の場所へのバックアップも用意しておきましょう。

一緒にそろえたい周辺アイテム

HDDと合わせて用意しておくと安心なものがあります。まず、外付けのバックアップ用ドライブです。NAS本体が丸ごと壊れたときの備えになります。ケーブルの抜き差しをする人は、静電気を逃がす手袋があると作業が落ち着いてできます。

外付けバックアップ用HDD、SMARTを見守る監視ツール、作業用の静電気対策手袋。この3つがあると、使い始めてからの運用がぐっと落ち着きます。

HDDは消耗品なので、3年から5年で交換を考えておくと安心です。SMARTの代替セクタ数や通電時間を月に一度見て、警告が出たら早めにバックアップを取りましょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人
福田 光男●福田 光男
パソコン周辺のストレージや周辺機器を得意とする筆者です。販売店スタッフやメーカー担当者へのリサーチと、自宅のNAS運用をもとに記事を書いています。数字だけでなく、実際に使ったときの分かりやすさを大切にお伝えするよう努めています。
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