敷きパッドは毎晩肌に触れているのに、シーツほど洗う回数を決めていない人が多い寝具です。
気づいたら1か月以上そのまま、ということもありますよね。
敷きパッドの洗濯頻度は、季節と使い方でおおよそ決まります。
目安の回数と、洗濯機での洗い方、回数を守りやすくするやり方まで順番に紹介します。
敷きパッドの洗濯頻度は1〜2週間に1回が目安

シーツを重ねずに肌に直接触れる使い方なら、敷きパッドは1〜2週間に1回洗うのが目安です。
寝ている間の汗や皮脂は、まず一番上にある敷きパッドに移ります。
上にシーツを1枚かけて使っている場合は、汚れの多くをシーツが受けるので、敷きパッドは2〜3か月に1回でも足ります。
季節ごとの敷きパッドの洗濯頻度
同じ敷きパッドでも、汗の量が多い夏と少ない冬では、洗う回数を変えておくと無理がありません。
| 季節 | 洗う目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 夏 | 週1回 | 汗の量がいちばん多い |
| 春と秋 | 2週間に1回 | 汗は少ないが湿気がこもる日がある |
| 冬 | 2〜3週間に1回 | 厚手で乾きにくく、汗も少ない |
冬用の厚い敷きパッドは乾くまでに時間がかかるので、晴れた日を選んで洗うと生乾きを防げます。
敷きパッドを洗うサインはにおいと黄ばみ
回数を数えていなくても、敷きパッドが洗いどきかどうかは見た目とにおいで分かります。
顔を近づけて汗っぽいにおいがする、枕の下あたりが黄色っぽくなっている、触るとしっとりしている。
このどれかに気づいたら、目安の日を待たずに洗ってしまいましょう。
とくに黄ばみは、汗や皮脂が時間をかけて生地に残ったものです。
何か月もたってからだと落ちにくくなるので、薄いうちに洗うほうがきれいに戻ります。
敷きパッドを洗う回数を増やしたほうがいい家庭
赤ちゃんがいる家庭やペットと一緒に寝る家庭は、敷きパッドを週2回洗うのがおすすめです。
上の目安は大人がひとりで使う場合の回数です。
次に当てはまるときは、目安より回数を増やしておくと、においや汚れが残りにくくなります。
赤ちゃんや小さな子どもと寝ている
赤ちゃんは汗をかきやすく、よだれやミルクのこぼれも敷きパッドにつきます。
おねしょの時期は、敷きパッドの下に防水シーツを1枚入れておくと、マットレスまで汚れずに済みます。
ペットと同じベッドで寝ている
犬や猫の抜け毛は、洗濯の前にコロコロや掃除機で取っておくと、洗濯機の中で他の衣類につきにくくなります。
ペットの足についた土や砂も、敷きパッドの表面に少しずつたまっていきます。
毎日ベッドに上がる子なら、週2回を目安にして、においが気になった日は回数を足しましょう。
汗をかきやすい人や鼻がむずむずしやすい人
汗の量が多い人は、冬でも週1回のペースにしておくと、においが出にくくなります。
電気毛布や湯たんぽを使って寝ている人も、冬のわりに汗をかいていることが多いです。
朝起きたときに背中が湿っている感じがあるなら、夏と同じ週1回に合わせておきましょう。
寝具のほこりでくしゃみや鼻水が出る人は、洗濯の回数を増やすだけでなく、医療機関に相談してみてください。
敷きパッドを洗濯機で洗う手順
敷きパッドは、たたんでネットに入れ、弱い水流で洗って脱水を短めにするのが基本です。
洗い始める前に、まず洗濯表示のタグを見て、家の洗濯機で洗えるかを確かめます。
洗濯おけのマークに×が付いているものは、家では洗えません。
- ベッドから外して、表面のほこりや髪の毛を手で払う
- 四隅のゴムを内側に入れて、屏風だたみにする
- 大きめの洗濯ネットに入れる
- おしゃれ着用の中性洗剤を入れる
- 毛布コースや弱水流のコースを選んで洗う
- 脱水は1〜3分ほどの短めにする
- 形を整えて、風通しのいい日陰に干す
中わたが入った敷きパッドは、脱水を長くすると中で偏ったり、生地が縮んだりします。
干すときは、物干しざおを2本使ってM字にかけると、内側まで風が通って早く乾きます。
ベランダに干す場所がない場合は、浴室乾燥や除湿機の近くで部屋干しするのもおすすめです。
途中で一度、表と裏を入れ替えておくと、乾きむらが出にくくなります。
洗濯機に入らない大きさや、ネットに入れてもふたが閉まらない厚さのときは、無理に押し込まずにコインランドリーの大きい洗濯機を使いましょう。
敷きパッドの洗濯で気をつけること

敷きパッドの洗濯でいちばん気をつけたいのは、完全に乾いてからベッドに戻すことです。
乾ききらないまま敷くと、中わたに残った湿気でにおいが出たり、カビの原因になったりします。
乾燥機は敷きパッドの洗濯表示で使えるときだけ
乾燥機が使えるかどうかも、洗濯表示のタグで分かります。
使える表示があっても、高温で長く回すと縮みやすいので、低い温度で短めにかけるのがおすすめです。
冷感タイプの敷きパッドはお湯で洗わない
ひんやりする冷感タイプは、熱に弱い素材が使われていることが多いです。
40度を超えるお湯や高温の乾燥機は避けて、水かぬるま湯で洗いましょう。
柔軟剤は入れすぎない
柔軟剤を多く入れると、吸水性が下がって汗を吸いにくくなります。
マイクロファイバーやパイル地の敷きパッドは、柔軟剤を控えめにしておくと肌ざわりも長く保てます。
敷きパッドは単独か同じ色の物と洗う
濃い色の敷きパッドは、最初の数回は色が落ちることがあります。
白いシャツやタオルと一緒に洗うと色が移るので、単独で洗うか、同じ系統の色の物とまとめて洗いましょう。
敷きパッドの洗濯頻度を守るなら替えを2枚用意する

敷きパッドの洗濯を続けるいちばん簡単な方法は、同じサイズの替えを2枚用意して交互に使うことです。
1枚しかないと、洗った日に乾かなければその夜に敷く物がありません。
そのせいで洗う日を先に延ばしてしまう、という人はとても多いです。
洗う曜日をシーツと分けて決めておく
シーツと敷きパッドを同じ日に洗うと、洗濯機を2回回すことになり、干す場所も足りなくなります。
シーツは毎週土曜、敷きパッドは隔週の水曜、のように曜日を分けておくと、1回の洗濯の量が減ってラクです。
洗う枚数を減らすなら一体型のボックスシーツ
敷きパッドとボックスシーツが1枚になった「一体型ボックスシーツ」に替えると、洗う物が1枚減ります。
子どものいる家庭で、ボックスシーツと敷きパッドの2枚を毎週外すのが大変な場合に向いています。
洗えない週は干すだけでも違う
天気が悪くて洗えない週は、敷きパッドを外して室内で数時間干すだけでも、こもった湿気を逃がせます。
布団乾燥機があるなら、敷きパッドの上からかけておくのもひとつのやり方です。
敷きパッドの洗濯は次に洗う日を決めるところから
敷きパッドの洗濯頻度は、夏は週1回、春と秋は2週間に1回、冬は2〜3週間に1回を目安にしておけば十分です。
赤ちゃんやペットと寝ている家庭は、それより回数を増やしておきましょう。
まずはカレンダーに、次に敷きパッドを洗う日を1日だけ書き込んでみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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