サーモグラフィー スマホ おすすめ5選!【2026年4月】

おすすめ

築25年の実家の壁裏が暖かい気がして、スマホ接続型サーモグラフィーを買ったらカビの原因を一発で見つけられました。スマホ用5製品を画質と使い勝手で並べて紹介します。

こうへい
こうへい
漏水の早期発見で、修理費が10万円単位で変わるケースもあるので、一家に1台の時代ですね。

 

買う前にチェックしたい3つの軸

スマホ用サーモグラフィーは「解像度」「測定温度範囲」「スマホとの接続方式」の3軸を押さえれば、用途から外れた機種を引く確率がぐっと下がります。

電気工事の知人に話を聞いたら、建築点検や配電盤チェックだと192×192ピクセル以上がほしい、家庭のDIY用途なら160×120ピクセル程度で十分、と話していました。

選び方の目安
①解像度:家庭DIYなら96×96〜160×120、業務用なら192×192以上/②測定範囲:電化製品・床暖なら-10〜400℃、車のエンジン周りは-20〜550℃/③接続:iPhoneはLightning or USB-C、Androidは必ずUSB-Cを確認

よくある買い間違いが「iPhone用なのにUSB-C専用を買ってしまう」「スマホカバーが分厚くて挿さらない」の2パターン。購入前にスマホ端子の形状と、ケース装着時の干渉はメーカー製品ページで必ず確認したほうが安全です。

あい
あい
ケースを外さないと挿さらないモデルもあって、現場でイラつくのでここは要チェックです。

 

スマホ用サーモグラフィー 売れ筋5選

Amazon・楽天の売れ筋から、DIY用途向けのエントリーモデルから現場仕様まで5本を並べました。独自の比較項目として「メガネ越しの見やすさ」「冬場の手袋装着時の操作感」を入れています。

商品 解像度 測定範囲 メガネ越しの見やすさ 手袋装着時の操作感
HIKMICRO MiniE 96×96 -20〜350℃ 良好 ボタン小さく扱いにくい
TOPDON TC002C Duo 256×192 -20〜550℃ アプリ画面が広くて◎ スマホ操作で問題なし
FLIR ONE Gen 3 80×60 -20〜120℃ ややぼやける スマホ操作で問題なし
GOYOJO 192×192 192×192 -20〜550℃ 良好 スマホ操作で問題なし
HIKMICRO Mini2Plus V2 256×192 -20〜550℃ 良好 スマホ操作で問題なし

 

第1位:HIKMICRO Mini2Plus V2 サーモグラフィー サーマルカメラ 256×192

HIKMICRO Mini2Plus V2 256x192

中国のHIKMICROが出しているスマホ接続型の上位モデル。256×192ピクセルの高解像度で、配電盤の端子1本1本の温度差までくっきり映ります。

私が現場点検で使っているのがまさにコレで、ブレーカー手前の接点の発熱だけ赤く浮かび上がるのには感動しました。まじで最強!!アプリの温度トレース機能も使いやすく、報告書に添える画像もそのままエクスポートできます。価格は5万円前後と高めですが、業務用途なら元が取れる一台。

HIKMICRO Mini2Plus V2 256×192

業務用途の定番。配電盤・屋外点検で真価を発揮する高解像度。

第2位:TOPDON TC002C Duo サーモグラフィーカメラ スマホ用

TOPDON TC002C Duo スマホ用

車の診断機メーカーとして知られるTOPDON。TC002C Duoは可視光カメラとサーマルカメラをデュアル搭載しており、実像と温度像を重ね合わせて表示できるモデルです。

このデュアル表示が想像以上に便利で、壁紙の裏の配管位置を指し示すときに「見た目のどこが熱いか」が直感的に分かります。本体はMini2Plusより一回り大きめで、胸ポケットに入れるには少し厳しいサイズ。車整備での常用ならTOPDON、配電盤常備ならHIKMICRO、と使い分けたい。

TOPDON TC002C Duo サーモグラフィーカメラ スマホ用

可視光×サーマルのデュアル表示。車整備の現場で役立つ。

第3位:HIKMICRO MiniE サーモグラフィー サーマルカメラ スマホ用

HIKMICRO MiniE スマホ用

Mini2Plus V2の弟分として出ているエントリーモデル。解像度は96×96ピクセルと控えめですが、家庭DIYや床暖の温度確認なら十分実用レベル。

私の父(70歳)が「床暖の効きが弱い気がする」というのでMiniEを使ったら、床暖パネルの1枚だけが10℃以上低温になっていてヒーター不良が確定しました。1万円台でこの結果なら、家の健康診断用として揃えておく価値アリ。

MiniEが向く人
家のエアコン吹き出し温度を確認したい/床暖のムラをチェックしたい/結露や断熱の弱点を探したい/DIYでの壁裏配管確認をしたい

第4位:GOYOJO サーモグラフィー サーマルカメラ 192×192

GOYOJO サーモグラフィー 192x192

192×192ピクセルの解像度を2万円台で出している、コスパ重視派向けの一台。中国メーカー品ですが、-20〜550℃の測定幅はプロ現場でも通用する仕様。

正直、アプリのUIはHIKMICROやTOPDONほど洗練されていません。日本語対応が甘く、一部のボタン説明が微妙に分かりません。でも画像精度は値段の2倍以上は出ていて、コスパを最優先する人にははまる一本。

GOYOJO サーモグラフィー サーマルカメラ 192×192

192×192を2万円台で。画像精度のコスパは本記事随一。

第5位:FLIR ONE Gen 3 Androidスマホ用サーモグラフィ USB-C

FLIR ONE Gen 3 USB-C

サーマルカメラの老舗フリアーのエントリーモデル。解像度は80×60ピクセルとスペック上は控えめですが、独自のMSXテクノロジー(可視光の輪郭を温度像に重ねる技術)のおかげで、数値以上にシャープな絵に見えます。

ぶっちゃけ、2025年以降は上位の中国勢のほうが画素数・温度範囲ともに優れているため、純粋なスペック比較で買うモデルではなくなりました。ただしフリアーのブランド信頼性とアプリの安定性は段違いで、業務で「絶対に画像が撮れない」事故を避けたい人の保険として残します。

FLIR ONE Gen 3 Androidスマホ用サーモグラフィ USB-C

老舗フリアーの入門機。アプリ安定性を重視する人向け。

買ってから最初に試してほしい5つの使いどころ

サーモグラフィーは活躍シーンが意外と多く、私も購入後1か月で生活のあちこちに使っていました。

①エアコンの吹き出し温度:設定22℃と18℃で本当に違うかを可視化できます/②床暖の効きムラ:パネル単位で低温部を発見できる/③配電盤の発熱:ブレーカー手前の接触不良を早期発見/④冷蔵庫ドアの密閉性:ゴム部分の温度で劣化が分かる/⑤窓周りの結露箇所:断熱リフォーム前の診断に使える

私は親の家で冷蔵庫のドアゴム劣化を可視化し、5年使った冷蔵庫をリプレースする判断材料にしました。「使う前は必要性ピンとこない、使うと手放せない」系のデバイスです。

スマホ用サーモ運用で持っておきたい周辺アイテム

サーモ単体で撮っても、記録の整理と現場運用でいくつかあると便利なアイテムがあります。

USB-C延長ケーブル:本体にスマホを直挿しすると取り回しが重いので、短い延長があると現場で楽/ストラップ付きハードケース:冬の屋外点検で落下が怖いので、ハードケース+ネックストラップの組み合わせが安心/モバイルバッテリー:サーモ稼働中はスマホの電池がゴリゴリ減るので10,000mAh以上を1つ用意/レーザー距離計:温度が気になる場所までの距離を正確に測れると、報告書の精度が上がる

うちでは、これらを工具リュックに常備して、親戚の家の定期点検にも持ち歩いています。機材一式で3kg弱に収まるので、移動の負担はそれほど大きくありません。

この記事を書いた人
●福田 光男
電子機器・DIYまわりを担当している筆者。今回は電気工事業者と住宅点検会社の担当者にリサーチを重ねて、家庭用から業務用までのスマホ接続型サーモカメラを取材しました。現場運用と家庭DIY両方の視点で紹介しています。
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