ジムでテナヤを履いている人を見て、その足さばきの良さに惹かれて私も沼にハマりました。
今回はテナヤの中でも手に入れやすい3足を、実際の履き味の話を交えながら紹介します。
この記事で紹介するテナヤ クライミングシューズおすすめ3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | テナヤ Tanta | ![]() |
一日中履けるゆとり | Amazon楽天 |
| 2位 | テナヤ Oasi LV | ![]() |
ジムも外岩もいける | Amazon楽天 |
| 3位 | テナヤ Iati | ![]() |
前傾の踏ん張りが強い | Amazon楽天 |
テナヤと出会って足の動きが変わった話
私がテナヤを意識したのは、ジムで隣に登っていた常連さんの足さばきがやけにきれいだったからです。
何を履いているのか聞いたらテナヤと返ってきて、そこから気になって仕方なくなりました。
スペインの自社工場だけで作っているブランドで、世界トップのクライマーが何人も契約しています。
それなのに足入れがゆるやかで、長く履いていても足の指が悲鳴をあげにくいのが私には刺さりました。

派手なシューズではないので、店頭で試し履きしただけだと良さがわかりにくいタイプです。
正直、私も最初の試着では違いがピンと来ませんでした。
それでも一度ジムで何時間か登ると、足の裏で岩を感じる素直さに気づくはずです。
テナヤ クライミングシューズおすすめ3選
ここからは手に入れやすい3足を順番に紹介します。
レベルや登るスタイルで向き不向きが分かれるので、自分の登り方を思い浮かべながら読んでみてください。
第1位:テナヤ Tanta(タンタ)

最初の一足や、ジムでガンガン履きたい人に向いているのがタンタです。
ソールが平らに近い形なので足の指が反らず、登り始めの慣れていない足でも痛くなりにくいです。
マジックテープ式で脱ぎ履きがさっとできるのも、順番待ちの多いジムだとありがたく感じます。
私が初めて買い替えた友人にすすめたのもこれで、半年たっても足が痛くて続かないという声は出ませんでした。
ただ前傾のきつい課題では先端の食いつきが物足りないので、強傾斜中心の人には少し力不足です。
足にやさしい入門向けの一足
第2位:テナヤ Oasi LV(オアシ エルブイ)

テナヤの看板モデルで、ジムも外岩も一足でこなしたい人の相棒になります。
LVは細身の足向けに作られていて、足の幅が狭くて靴の中で泳いでしまう人ほど合いやすいです。
ソールが母指球から指先にかけてくぼんでいて、踏み込んだとき足とゴムの間にすき間ができません。
スラブのような立った壁でも、ルーフのような天井でも一足で押し通せるので、私のジム通いはほぼこれ一本になりました。
特許を取ったクロスストラップのおかげで登っている途中に緩むこともなく、足首までしっかり付いてきます。
踏み心地がそのまま足に返ってくる感覚は、控えめに言って神です。もうこれ一本でいいじゃん!!

気になる点はソールのゴムがやわらかめで、減りがやや早いところです。
フリクションの強さと引き換えなので、頻繁に履く人はリソール前提で考えておくと気が楽です。
細身の足に合う看板モデル
第3位:テナヤ Iati(イアティ)

前傾の強い壁やかぶった課題でガンガン攻めたい人に向くのがイアティです。
つま先がぐっと下を向いた形で、小さな突起にも先端をのせて立ち込めます。
足の指で岩を引っかける動きが得意で、オアシより掻き込みの力は上だと感じました。
ジムのかぶり壁で足が切れにくくなったのはこれに替えてからで、一段むずかしい課題に手が届くようになりました。
そのかわり足の指は常に曲がった状態になるので、登り始めたばかりの人には少しきついかもしれません。
前傾課題で攻める一足
3足を履き比べてわかった選び分けの目安
3足とも持っている私の実感で、登り方ごとの向き先を表にしました。
数字のスペックではなく、履いて感じた足ざわりで並べています。
| モデル | 履き心地のゆとり | 前傾課題での踏ん張り | 最初の一足おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Tanta | ゆったり | ふつう | とても高い |
| Oasi LV | ほどよい | 強い | 高い |
| Iati | タイト | かなり強い | 中くらい |
登る時間が長くて足の痛みを避けたいならタンタ、ジムも岩も一足で済ませたいならオアシ、かぶり壁で攻めたいならイアティという並びになります。
テナヤを買う前に確かめたいサイズの話
テナヤでいちばんつまずきやすいのがサイズ選びです。
このブランドは足入れをゆるめに作っているので、普段のスニーカーと同じ番手を選ぶと中で足が動いてしまいます。
目安としては、いつものシューズよりワンサイズ下げたあたりがちょうど良くなります。
UK表記が中心なので、UK7がUS8くらいと覚えておくと店頭でも迷いません。
文章だけだと足入れの感覚が伝わりにくいので、実際に履き込んだ人の動画も置いておきます。
オアシを2か月使った率直な感想が語られていて、サイズの決め方の参考になります。
シューズと一緒に揃えたい足まわりのアイテム
テナヤを長く気持ちよく履くなら、足のニオイ対策をセットで考えておくとあとで困らずに済みます。
素足やうすい靴下で履くことが多いぶん、ジム終わりのシューズはなかなかの香りになります。
消臭の粉を一袋持っておくと、靴の中に振っておくだけで翌週の不快さがかなり違います。
チョークバッグや専用ブラシも、ソールのゴムをきれいに保ってフリクションを長持ちさせてくれます。
テナヤ クライミングシューズで登りはもっと楽しくなる
テナヤは派手さで売るブランドではないぶん、履いた人がじわじわ良さに気づくシューズです。
入門ならタンタ、欲張るならオアシ、攻めたいならイアティと、登る目的で選べば外しません。
足の動きが素直に岩へ伝わる感覚を一度味わうと、もう手放せなくなります。
気になった一足があれば、サイズだけ慎重に選んで試してみてください。
この記事の筆者は、クライミングジムのスタッフや実際にテナヤを履いている常連さんへのリサーチをもとに書いています。
●福田 光男アウトドアギアを得意とするライターです。クライミングジムのスタッフや現役クライマーへのリサーチをもとに、買う前に確かめたい本音を読者目線で書くようにしています。


