はじめてのテントは、タイプさえ決まれば一気に選びやすくなります。ソロから家族まで、キャンプ歴8年の筆者が使ってきた8張を正直な感想つきで並べました。
この記事で紹介するテント8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | スノーピーク アメニティドームM | ![]() |
入門ドームの定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | スノーピーク ヘキサイーズ1 | ![]() |
タープ一体のソロ向け | Amazon楽天 |
| 3位 | コールマン タフワイドドーム | ![]() |
家族向けの広い大型 | Amazon楽天 |
| 4位 | コールマン タフスクリーン2ルーム | ![]() |
空気で立つ2ルーム | Amazon楽天 |
| 5位 | DOD ワンポールテントM | ![]() |
ポール1本で立つ三角 | Amazon楽天 |
| 6位 | ジャックウルフスキン エクリプス2 | ![]() |
軽量ソロの山寄り | Amazon楽天 |
| 7位 | アルペンアウトドアーズ ポップアップ | ![]() |
開くだけのデイキャンプ用 | Amazon楽天 |
| 8位 | ビジョンピークス トレスアーチ | ![]() |
デュオ向け2ルーム | Amazon楽天 |
そもそもテントはタイプで選ぶと迷わない
テントは形で性格がはっきり分かれます。ドームは自立して風に強く、初めての1張に向く形です。ワンポールはポール1本で三角に立ち、見た目がかわいい代わりに壁ぎわが少しデッドスペースになります。
家族で泊まるなら、寝室とリビングが分かれた2ルームがラク。日中の公園遊びだけなら、開くだけのポップアップで足ります。
正直に言うと、最初の1張は見た目で選んでも失敗はしません。ただ、使う人数プラス1人のサイズにしておくと、荷物を置いても窮屈になりにくいです。

タイプと設営のラクさで見比べたテント比較表
サイズや耐水圧の数値だけだと決めにくいので、実際に張ったときの設営のラクさや、夏の風通し、雨への強さを星で足しました。
| 商品名 | タイプ | 目安人数 | 設営のラクさ | 夏の風通し | 雨への強さ |
|---|---|---|---|---|---|
| スノーピーク アメニティドームM | ドーム | 5人 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| スノーピーク ヘキサイーズ1 | シェルター | 1人 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| コールマン タフワイドドーム | ドーム | 5人 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| コールマン タフスクリーン2ルーム | 2ルーム | 4人 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| DOD ワンポールテントM | ワンポール | 5人 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| ジャックウルフスキン エクリプス2 | ドーム | 2人 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| アルペンアウトドアーズ ポップアップ | ポップアップ | 3人 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| ビジョンピークス トレスアーチ | 2ルーム | 2人 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
テントのおすすめ8選ランキング
第1位 スノーピーク アメニティドームM SDE-001RH

わが家の最初の1張がこのアメニティドームMでした。背が低めで風を受け流す形なので、河原の強風でもポールがしなるだけでびくともしませんでした。
色分けされたポールとスリーブで、説明書を見なくても15分ほどで立てられます。
前室が広く、雨の日は靴やクーラーボックスを軒下に置けて助かりました。ただし背が低いぶん、大人が中で立つと頭がつかえます。腰をかがめての着替えが少し面倒な点は正直あります。
風に強く長く使える入門ドーム
第2位 スノーピーク ヘキサイーズ1 SDI-101-IV-US

ソロキャンプで開放感を求める人に評判なのがヘキサイーズ1です。ヘキサタープとインナーが一体になった形で、タープの下でくつろぎつつ、奥で眠れる造りになっています。
口コミでは、焚き火を眺めながら過ごせる開放感が高く評価されていました。アイボリーの生地は日差しをやわらげ、昼寝でも中が明るくなりすぎません。
人を選ぶのは、すっかりひとりの世界に振り切っている点で、家族連れには小さすぎます。ソロの居心地を最優先する人向けの1張です。
タープ一体で開放感のあるソロ向け
第3位 コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージ

友人家族と使っていたのがこのタフワイドドームでした。生地の内側が暗くなる仕組みで、朝日が差しても子どもが寝坊できるほど中が暗く保てます。
必要なマットやランタンが最初からそろったスタートパッケージなので、これ一式で初キャンプに出られたのはラクでした。5人でもゆったり寝られます。
車での運びが前提になるほど収納は大きめで重めです。電車移動やバイクには向きません。オートキャンプ専用と割り切れる人向けです。
道具一式そろう家族向け大型ドーム
第4位 コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+ 2000039084

ポールを差す手間を減らしたい家族に人気なのが、空気で立ち上がるこの2ルームです。付属のポンプで柱をふくらませる方式で、金属ポールの通しがない分、設営でつまずきにくいと口コミでも好評でした。
寝室の前に虫を防ぐスクリーンのリビングが付き、夏の夜も網ごしに風を通せます。タープなしで日陰を作れるのは家族連れにうれしいところです。
価格は高めで、収納も大きめです。ただ、設営の失敗が少ないぶん、子連れで手が回らない日ほど値打ちが出ます。
空気で立つ虫よけスクリーンの2ルーム
第5位 DOD ワンポールテントM 5人用 T5-47-BK

見た目で1目ぼれして買ったのがこのDODのワンポールでした。中央のポールを立てて裾をペグで留めるだけなので、ひとりでも10分かからず三角屋根が完成します。
黒い生地がサイトで映えて、写真うつりがとにかく良いです。5人用でも実際は大人2人と荷物でちょうどよく、こもって過ごすのが心地よいテントでした。
惜しいのは中央のポールが動線の邪魔になる点と、壁ぎわが低くて荷物置きになりがちな点です。真ん中を広く使いたい人には少しクセがあります。
ポール1本で立つ映える三角テント
第6位 Jack Wolfskin ECLIPSE II 1~2人用テント

歩いて運ぶ登山寄りのソロを探している人に向くのが、ドイツ発ブランドのECLIPSE IIです。内側と外側が分かれたダブルウォールで、朝の結露が寝袋を濡らしにくい造りだとレビューでも語られていました。
1~2人用で前室があり、靴やザックを雨から守れます。小柄なサイズながら頭上に余裕があり、寝るだけでなく座って過ごせる高さが確保されています。
やや価格は張り、ファミリー用途には小さめです。荷物を軽くしたい登山やソロツーリング向けと考えると納得の1張です。
結露に強い軽量ソロの山寄りモデル
第7位 Alpen Outdoors AOD ポップアップテント Lサイズ

公園遊びや海水浴のような日中の使い方に人気なのが、袋から出すと勝手に開くポップアップです。設営という作業がほぼなく、子どもの着替えや昼寝の日陰づくりがあっという間に済みます。
口コミでは、砂浜での紫外線よけとして親から支持されていました。軽くて女性でも持ち運びやすいのも選ばれる理由です。
気になるのは、たたむのにコツがいる点と、耐水圧が低めで本格的な雨には向かない点です。宿泊よりデイキャンプ用と割り切るのがよいです。
開くだけで立つデイキャンプ向け
第8位 ビジョンピークス トレスアーチ2ルームテント+RF VP160101B01

ふたりキャンプにちょうどよい大きさを探している人に向くのが、トレスアーチの2ルームです。大きすぎず小さすぎないサイズで、屋根の上にサイドタープ一体のルーフフライが重なり、日差しと結露をやわらげます。
口コミでは、デュオでもてあまさないサイズ感と、小物ポケットの使い勝手が評価されていました。前後から出入りできるので、寝室と土間を行き来しやすい造りです。
16kgほどあり、ひとりで運ぶと少し重めです。ふたり以上で分担できる人なら、この居住性はかなり心地よく感じます。
ルーフフライ付きのデュオ向け2ルーム
テントの選び方でつまずかない3つの軸
買う前に決めておくと迷わないのが、次の3か所です。
まず人数で、寝る人数プラス1人のサイズにすると、荷物を中に置いてもゆとりが残ります。
次に素材で、軽くて乾きやすいのがポリエステル、火の粉に強いのが綿混のTC生地です。焚き火を近くでするなら後者が安心です。
そして生地の重ね方で、内と外が分かれたダブルウォールは朝の結露が寝袋に染みにくく、宿泊なら断然こちらが扱いやすいです。

設営の流れをつかんでおきたい人は、この動画を見ておくと当日の手間がぐっと減ります。
テントと一緒にそろえたいキャンプ道具
テント本体だけでは眠れないので、下に敷くグランドシートと、体の下に置くマットは先に用意しておきたいところです。地面の冷えと石の当たりが減り、夜の寝心地がまるで変わります。
夏場は蚊の対策として、出入り口に吊るす蚊取りや、虫よけスプレーがあると安心です。
あとは打ち込みやすいペグとハンマーです。付属のピンは硬い地面で曲がりやすいので、鍛造の丈夫なペグに替えておくと、風の強い夜でもテントがしっかり留まります。
この記事を書いた筆者について
●福田 光男アウトドア道具を得意とするプロライターです。今回はキャンプ用品店のスタッフや、毎週末に幕営するベテランキャンパーへのリサーチをもとに記事を書きました。読者目線のわかりやすさを大事にしています。

