ブランドで選ぶスーツケースは、保証年数と修理の受けやすさで差が出ます。評価の高い5ブランドから、1台ずつ選びました。
この記事で紹介するスーツケースのおすすめブランド5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | プロテカ マックスパスソフト4 | ![]() |
日本製で10年保証、2.1kg | Amazon |
| 2位 | サムソナイト シーライト スピナー75 | ![]() |
94Lなのに2.8kg | Amazon楽天 |
| 3位 | エース クレスタ2 | ![]() |
2万円台でストッパー付き | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | イノベーター INV155 | ![]() |
フロントオープンの55L | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | シフレ ユーラシアトランク | ![]() |
1万円台のトランク型 | Amazon楽天Yahoo! |
まずは、スーツケースのおすすめブランド5選
スーツケースのブランドを、評価の高い順に並べました。最も評価が高いのはプロテカで、次がサムソナイト、エース、イノベーター、シフレの順です。それぞれのブランドから、Amazonで在庫があり、価格が公式と大きく離れていない1台を選んでいます。
リモワとTUMIも候補に挙がりましたが、Amazonの出品が並行輸入品か高額な転売だったため、この記事のランキングからは外しました。この2社の買い方はあとのQ&Aで触れます。
第1位:プロテカ マックスパスソフト4|日本製で10年保証

注目の機能と特徴
- エースの上位ブランドで、北海道の自社工場で作る日本製
- 容量23L、重さ2.1kgの機内持ち込みサイズ(1泊2日向け)
- 前面のポケットに13.3インチのノートPCが入る
- キャスターストッパー付きで、電車の中で転がらない
- 保証は10年
私が出張で使っているのがこのマックスパスシリーズの前の型で、ソフト4はその後継です。日本製のスーツケースで10年保証が付くブランドはほぼプロテカだけで、修理はエースの窓口に持ち込めば受けてもらえます。キャスターが割れたときに部品交換で戻ってきた経験があり、買い替えずに済んだのが一番大きかったです。
ソフトタイプなので、前面のポケットにPCと書類を入れたまま新幹線の席に座れます。ハードタイプのように寝かせて開ける場所を探さなくてよく、駅のホームで立ったまま出し入れできます。
キャスターストッパーは、揺れる電車で手を離しても動かない程度には効きます。ただ、傾斜のあるホームでは念のため手を添えていました。
正直に言うと、23Lで6万円台という価格は高いです。2026年9月時点でAmazonでは6万1千円台で、同じ容量の海外ブランドの2倍以上します。それでも10年使うと決めているなら、年に6千円と考えて私は納得しました。
弱点はもう1つあります。ソフトタイプなので、雨の日は生地がぬれますし、中身をぎゅうぎゅうに詰めると外側が膨らみます。1泊2日で荷物が少ない人向けです。
こちらの人におすすめ
- 出張が多く、PCを出し入れする回数が多い人
- 1台を10年使うつもりで、修理しながら長く持ちたい人
- 電車移動が多く、ストッパーが要る人
プロテカ マックスパスソフト4 機内持ち込み 23L 2.1kg 日本製 No.12111
日本製で10年保証。PCが前面ポケットに入る機内持ち込みサイズ
第2位:サムソナイト シーライト|94Lで2.8kgの軽さ

注目の機能と特徴
- 容量94L、重さ2.8kgの大型サイズ(75×51×31cm)
- 本体はCurv(カーヴ)というサムソナイト独自の素材
- ダブルホイールのキャスターとTSAロック
- 公式サイトの表記で保証は10年(条件付き)
サムソナイトはアメリカ発のブランドで、定番としてよく名前が挙がります。シーライト スピナー75は94Lの大型なのに2.8kgで、同じくらいの容量のハードタイプは4kg前後のものが多いので1kg以上軽いです。1週間以上の海外旅行で、荷物の重さを気にする人向けの1台です。
軽さの理由はCurvという素材です。ポリプロピレンの糸を織って熱で固めたもので、薄くても割れにくいとサムソナイトの公式サイトで説明されています。
Curvは表面につやがあるので、預け荷物で付く細かい傷は白っぽく見えます。傷を気にする人は、ミッドナイトブルーのような濃い色より、アルミニウムのような明るい色のほうが目立ちにくいです。
注意したいのは価格です。2026年9月時点でAmazonでは9万4千円台と公式サイトと同じ価格ですが、楽天では6万円台で出ている店がありました。同じ型番でも店によって3万円近く差があるので、買う前に両方を見比べたほうがいいです。
もう1つ、拡張機能はありません。94Lで足りるように詰める前提で、帰りにお土産が増えそうな人は少し余裕を見て詰めてください。
こちらの人におすすめ
- 1週間以上の海外旅行で、大型でも軽いものが欲しい人
- 航空会社の重量制限が気になる人
- 海外でも修理を受けられるブランドがいい人
94Lで2.8kg。Curv素材の大型スーツケース
第3位:エース クレスタ2|2万円台でストッパー付き

注目の機能と特徴
- 容量35L、重さ2.9kgの機内持ち込みサイズ(55×35×25cm、2〜3泊向け)
- 双輪キャスターにキャスターストッパー付き
- 表面はブラックヘアライン仕上げで傷が目立ちにくい
- 正規品は5年保証
エースはプロテカと同じ会社の一般向けブランドで、価格は半分以下です。2026年9月時点でAmazonでは2万4千円台で、この価格でキャスターストッパーと5年保証が付くのはエースくらいです。プロテカは高すぎる、でも無名ブランドは不安、という人の落としどころになります。
販売店に聞くと、クレスタ2は「初めての機内持ち込みサイズ」として選ばれることが多く、2〜3泊の国内出張や修学旅行の親御さんの買い物でよく出るとのことでした。
気になるのは重さで、35Lで2.9kgは同じ容量の中では重いほうです。プロテカのマックスパスソフト4が23Lで2.1kgなので、12L多い分だけ800g重い計算になります。
ぶっちゃけ、見た目はプロテカより地味です。でも修理窓口がプロテカと同じエースなので、壊れたときに頼める先は同じです。この値段でそれが手に入るなら十分だと思います。
こちらの人におすすめ
- 予算2万円台で、名前の通ったブランドが欲しい人
- 2〜3泊の国内出張が中心の人
- ストッパーは欲しいが、プロテカまでは出せない人
エース クレスタ2 ブラックヘアライン Sサイズ 機内持込 キャスターストッパー付き
2万円台でストッパーと5年保証。35Lの機内持ち込みサイズ
第4位:イノベーター INV155|フロントオープンで出張向き

注目の機能と特徴
- 容量55L、重さ3.9kgのMサイズ(62×41×27cm、3〜4泊向け)
- 前面が開くフロントオープン型で、ハードタイプなのにPCを立てたまま出せる
- ポリカーボネート製、TSAロック付き
- 底に持ち上げ用のハンドルが付いている
- 保証は2年
イノベーターはスウェーデン発のブランドで、日本の正規取扱店で買うと2年保証が付きます。INV155はハードタイプで前面が開くので、預け荷物サイズでもPCや書類を寝かせずに取り出せます。3〜4泊の出張で、着替えとPCを1台に入れたい人向けです。
私は以前、同じイノベーターの機内持ち込みサイズを2年ほど使っていました。前面ポケットは深さがあり、ノートPCと充電器と本が入ります。空港の保安検査でPCを出すときに、本体を開けずに済むのは思った以上に楽でした。
その一方で、フロントオープン型は構造上、同じ容量の普通のハードタイプより重くなります。INV155も55Lで3.9kgあり、サムソナイトのシーライトが94Lで2.8kgなのと比べると、容量あたりの重さは倍近くです。
色は20色以上から選べます(販売店の表記では29色)。マッドブラックはつや消しなので、指紋が付きにくいのも出張向きです。
価格は2026年9月時点でAmazonで2万3千円台です。保証が2年と短いので、5年以上使う予定ならエースかプロテカのほうが向いています。
こちらの人におすすめ
- 3〜4泊の出張で、預け荷物にPCを入れたい人
- ハードタイプでも前面から物を出したい人
- 色で選びたい人
イノベーター スーツケース INV155 マッドブラック 55L
前面が開くハードタイプ。3〜4泊の出張向き
第5位:シフレ ユーラシアトランク|1〜2泊の見た目重視

注目の機能と特徴
- 容量26L、重さ3.3kgの機内持ち込みサイズ(44×32×21cm、1〜2泊向け)
- 合皮とナイロンデニムを使ったトランク型の見た目
- 50mmの4輪キャスター、ダイヤル錠
- 保証はなし
シフレは国内のスーツケースメーカーで、「安くて種類が多い国内ブランド」として知られています。ユーラシアトランクは1万円台で買える昔ながらのトランク型で、旅行の写真に写ったときの見た目で選ぶ人向けです。ネイビーとブラウンの2色使いで、合皮のベルトが付いています。
これは見た目で選ぶ商品で、機能で選ぶ商品ではありません。26Lで3.3kgは同じ容量の中では重く、プロテカの23Lより1.2kg重いです。
ロックもTSAロックではなくダイヤル錠なので、アメリカ方面に預け荷物として出すときは鍵をかけずに預けることになります。機内持ち込みで使う前提なら問題ありません。
この値段出す価値あるかな、と最初は思ったのですが、1〜2泊の国内旅行で見た目を楽しみたいなら1万6千円台(2026年9月時点のAmazon)は妥当です。保証がないので、長く使うつもりの人には向きません。
こちらの人におすすめ
- 1〜2泊の国内旅行で、写真映えする見た目が欲しい人
- 予算1万円台で名前のあるブランドを選びたい人
- 預け荷物にせず、機内持ち込みだけで使う人
シフレ ユーラシア トランクケース 44cm 26L 機内持込可 EUR3054-44 ネイビー/ブラウン
1万円台のトランク型。1〜2泊の国内旅行向け
スーツケースのブランド選び、Q&A
ブランドで迷う人から実際によく聞かれることを、4つに絞って答えます。先に答えを言うと、ブランドで変わるのは保証と修理窓口で、軽さや容量はブランドより型番で決まります。
Q1、ブランドで何が変わる? 保証年数と修理窓口
変わるのは保証の年数と、壊れたときに持ち込める窓口があるかどうかです。今回の5ブランドで比べると、プロテカとサムソナイトが10年、エースが5年、イノベーターが2年、シフレのユーラシアトランクは保証なしです。
スーツケースで壊れるのはほぼキャスターとハンドルで、本体が割れることは少ないです。キャスター交換を受けてくれるブランドなら、1台を10年使えます。
Q2、容量の目安は? 1泊10Lで数える
1泊あたり10Lで数えると、2泊で20L、3泊で30L、1週間で70Lが目安です。今回の5台だと、23Lと26Lが1〜2泊、35Lが2〜3泊、55Lが3〜4泊、94Lが1週間以上になります。
機内持ち込みは、国内線の100席以上の機体で3辺の合計115cm以内、国際線は航空会社ごとに違います。今回の5台では、プロテカ、エース、シフレの3台が機内持ち込みサイズです。
Q3、リモワやTUMIは? 公式店で買うのが基本
リモワとTUMIはどちらも人気ブランドですが、この記事のランキングには入れていません。Amazonの出品が並行輸入品や中古で、2026年9月時点でリモワのオリジナル キャビンは26万円台と公式の価格を大きく超えていたためです。
この2社は公式オンラインストアと直営店で買うのが基本で、保証も正規品でないと受けられません。リモワの価格帯は10万円から30万円、TUMIも10万円前後からで、今回の5台とは予算が数倍違います。
個人的には、初めてのブランド物ならプロテカかサムソナイトで十分だと感じます。リモワは2台目以降に考えても遅くありません。
Q4、フロントオープンは要る? 出張なら要る
出張でPCを持ち歩くなら要ります。観光旅行なら要りません。
前面が開くと、新幹線の席や空港のベンチで本体を寝かせずにPCを出せます。今回の5台では、プロテカのマックスパスソフト4とイノベーターのINV155がこの型です。
代わりに、同じ容量なら普通の型より重くなり、前面の板がある分だけ中の容量も少し減ります。荷物が多い観光旅行なら、普通の型のほうが詰めやすいです。
おすすめスーツケース5ブランドの価格と保証を比べました
5ブランドを、価格、保証、本体の軽さで並べました。10年使うならプロテカかサムソナイト、5年ならエース、2〜3年で買い替えるつもりならイノベーターかシフレが目安です。
| ブランド(型番) | 価格(2026年9月時点・Amazon)と保証 | 軽さ | 向く人 |
|---|---|---|---|
| プロテカ(マックスパスソフト4) | 6万1千円台/10年 | ★★★★★(2.1kg) | 出張が多く、10年使いたい人 |
| サムソナイト(シーライト スピナー75) | 9万4千円台/10年(条件付き) | ★★★★☆(2.8kg) | 1週間以上の海外旅行の人 |
| エース(クレスタ2) | 2万4千円台/5年 | ★★★★☆(2.9kg) | 予算2万円台で国内出張の人 |
| イノベーター(INV155) | 2万3千円台/2年 | ★★☆☆☆(3.9kg) | 3〜4泊の出張でPCを入れる人 |
| シフレ(ユーラシアトランク) | 1万6千円台/なし | ★★★☆☆(3.3kg) | 1〜2泊の旅行で見た目重視の人 |
軽さの星は本体の重さで付けました。容量が違うので、同じ容量で比べたいときは1Lあたりの重さを見てください。サムソナイトが30g、イノベーターが71g、エースが83g、プロテカが91g、シフレが127gで、大型ほど1Lあたりは軽くなります。
1台だけ選ぶなら、私はプロテカのマックスパスソフト4を推します。価格は5台の中で2番目に高いですが、日本製で10年保証、キャスター交換も国内で受けられ、買い替えの回数が減ります。海外旅行が中心の人はサムソナイトのシーライトを、予算を抑えたい人はエースのクレスタ2を選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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