ハイブリッド車のエンジンオイル交換頻度は半年か7500kmが目安

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ハイブリッド車はエンジンが止まっている時間が長いので、オイル交換は少なめでいいと思っていませんか。

実は逆で、乗り方によってはガソリン車より早くエンジンオイルが傷みます。

ハイブリッド車のエンジンオイル交換の頻度の目安と、早めに替えたほうがいい乗り方、交換を忘れないコツを紹介します。

ハイブリッド車のエンジンオイル交換頻度は半年か7500kmが目安

トヨタ純正 モーターオイル 0W-16

近所の買い物や送り迎えが中心のハイブリッド車なら、エンジンオイルは半年か7,500kmの早いほうで替えるのがおすすめです。

トヨタの案内では、ガソリン車(ターボ車を除く)のエンジンオイル交換の目安は1年か15,000kmとされています。

ただし、短い距離の走行が多いなどの厳しい使い方をしている車は、半年か7,500kmが目安です。

ハイブリッド車は、この厳しい使い方に当てはまることが多いんです。

乗り方 エンジンオイル交換の目安
長い距離を走ることが多い 1年か15,000kmの早いほう
1回8km以下の短い距離が多い 半年か7,500kmの早いほう
ターボ車 取扱説明書の指定に従う

車種やエンジンによって、メーカーが決めている数字は違います。

自分の車の数字は、メンテナンスノートか取扱説明書の点検の表で確かめてください。

表の数字は、トヨタのガソリン車の案内をもとにした目安です。メーカーや車種によって交換時期の指定が違うので、最終的には自分の車の取扱説明書に従ってください。

ハイブリッド車のエンジンオイルが早く汚れやすい3つの理由

ハイブリッド車は、エンジンが温まりきらないうちに止まることが多く、オイルに汚れや水分がたまりやすいです。

燃費がいいから傷みにくい、とはならないのがハイブリッド車のエンジンオイルです。

ハイブリッド車はエンジンが温まりきらないまま止まる

ハイブリッド車は、モーターだけで走れる場面ではエンジンが止まります。

エンジンが動く時間が短いと、オイルの温度が十分に上がりません。

温度が低いままだと、燃え残ったガスや汚れがオイルに混ざったまま残りやすくなります。

ハイブリッド車はエンジンの始動と停止をくり返す

走っている間も、ハイブリッド車のエンジンはかかったり止まったりをくり返します。

エンジンがかかった直後は、オイルが全体に行きわたるまでに少し時間がかかります。

この始動の回数が多いほど、エンジンオイルにかかる負担が大きくなります。

水分が混ざってエンジンオイルが白く濁る

エンジンが冷えたり温まったりをくり返すと、エンジンの中に結露ができます。

その水分がオイルに混ざると、オイルが白く濁る「乳化」が起きます。

乳化したオイルはエンジンを守る力が落ちるので、オイル交換の頻度を上げたほうが安心です。

シビアコンディションに当てはまるハイブリッド車の乗り方

1回8km以下の短い距離をくり返す乗り方が走行距離の3割以上あれば、シビアコンディションとして早めにオイル交換をしましょう。

シビアコンディションは、車にとって厳しい使い方のことです。

ホンダは、次の条件のどれかでの走行が走行距離の30%以上なら、シビアコンディションに当てはまると案内しています。

シビアコンディションの条件 ハイブリッド車で当てはまりやすい場面
短い距離のくり返し(1回8km以下) 近所のスーパーや駅への送り迎え
時速30km以下の低速走行が多い 住宅街や渋滞の多い道
アイドリング状態が多い 車内で人を待つ時間が長い
年間20,000km以上走る 通勤や仕事で毎日長く乗る
山道や上り下りの多い道 坂の多い地域に住んでいる
悪路や雪道、氷点下でのくり返し走行 雪国で冬も毎日使う

ハイブリッド車に乗っている人の多くは、いちばん上の短い距離のくり返しに当てはまります。

片道10分くらいの買い物や送り迎えが毎日の使い方なら、半年ごとのオイル交換を基本にしてください。

ハイブリッド車のエンジンオイル交換を忘れないコツ3選

モービル1 0W-20

走行距離ではなく月で区切り、乗らない年でも1年に1回は替えるようにすると、エンジンオイルの交換を忘れません。

交換の頻度は走行距離より「半年ごと」で区切る

ハイブリッド車は燃費がいいので、ガソリンを入れる回数が少なくなります。

給油のたびにメーターを見ないので、走行距離でオイル交換の時期を覚えておくのは難しいです。

「春と秋に替える」のように季節で決めておくと、忘れにくくなります。

乗らない年でも1年に1回はエンジンオイルを替える

エンジンオイルは、走らなくても空気や水分にふれて少しずつ傷みます。

1年で3,000kmしか走らない車でも、1年たったら交換しましょう。

車検のときだけ替えるのは、2年に1回になるので間が空きすぎです。

オイルフィルターはオイル交換2回に1回替える

オイルフィルターは、エンジンオイルの汚れをこし取る部品です。

オイル交換2回に1回の割合でフィルターも替えるのが一般的です。

フィルターの交換時期も車種で決められているので、メンテナンスノートで確かめておくと迷いません。

ハイブリッド車のエンジンオイルは指定の粘度を選ぶ

カストロール EDGE 0W-20

ハイブリッド車に入れるエンジンオイルは、メーカーが指定している粘度のものを選んでください。

最近のハイブリッド車は、0W-16や0W-20のような、さらさらした低い粘度のオイルを指定していることが多いです。

たとえばプリウスでは、20系と30系が0W-20、50系と60系が0W-16です。

指定より硬いオイルを入れると、燃費が落ちることがあります。

指定の粘度は、取扱説明書のほか、エンジンルームのオイルキャップに書かれていることもあります。

お店で交換するときは「指定の粘度で」と伝えれば大丈夫です。

エンジンオイルの量と汚れは自分でも確かめられる

オイル交換の間に、月に1回レベルゲージで量と色を見ておくと、ハイブリッド車でも替えどきに気づけます。

レベルゲージでエンジンオイルを見るやり方

  1. 車を平らな場所に止める
  2. パワースイッチを切り、エンジンが止まってから5分以上待つ
  3. ボンネットを開けて、レベルゲージを抜く
  4. ゲージの先をきれいな布でふく
  5. ゲージを奥まで差し込み、もう一度抜く
  6. オイルの線が上と下の印の間にあるか見る
ハイブリッド車は、READYの表示が出ている間はエンジンが急にかかることがあります。ボンネットを開ける前に、必ずパワースイッチを切ってください。

エンジンオイルの色が黒いか白く濁っていたら交換

新しいエンジンオイルは、すき通った茶色です。

ゲージについたオイルが真っ黒になっていたり、白く濁っていたりしたら、時期の前でも交換を考えてください。

オイルの量が下の印より少ないときは、足すか交換するかをお店で相談しましょう。

オイル交換の頻度はハイブリッド車の乗り方で決めるのがおすすめ

短い距離を走ることが多いハイブリッド車は半年ごと、長い距離を走ることが多いなら取扱説明書の目安どおりに替えましょう。

ハイブリッド車でも、エンジンオイルの交換を先のばしにしていいわけではありません。

まずはメンテナンスノートで自分の車の交換時期を確かめ、前回いつ替えたかを見てみてください。

半年以上たっているなら、次の休みにお店でオイル交換を頼むのがおすすめです。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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