もとは厨房用ユニフォームだったのが、今やメンズの休日パンツの定番になりつつあるシェフパンツ。人気の5本を、試着メモ付きで並べて紹介します。

そもそもシェフパンツって何が違うのか
シェフパンツはその名の通り、料理人がキッチンで動きやすいように作られた作業用ボトムス。腰まわりは総ゴム+ドローコードで、座っても立ってもストレスがないのが特徴です。
近年は生地やシルエットが街着向けに振り直されて、テーパードやストライプ柄が定番化しました。スウェットほどラフではなく、スラックスほどカッチリしていない、というちょうど中間の立ち位置がメンズに刺さっています。
シェフパンツ5本を体験ベースで並べて比較
今回は売り場とECで売れ筋5本を並べて、実際に試着してもらったサイズ感メモを比較表にしています。独自項目として「座ったときの腰の突っ張り」「洗濯後のシワの戻り」を入れました。
| 商品 | シルエット | 素材 | 座ったときの腰の突っ張り | 洗濯後のシワの戻り |
| ウィゴー | 細めテーパード | ポリ混 | 感じにくい | シワが伸びやすい |
| COOKMAN | ストライプ・ミドル | ポリ混 | 普通 | シワが軽く残る |
| Dickies | ワイド | ポリ混ツイル | 感じにくい | シワが伸びやすい |
| BEN DAVIS | テーパード・リラックス | コットン混 | 少しあり | シワが軽く残る |
| ARCADE | イージー・ゆるめ | ポリ混 | 感じにくい | シワが伸びやすい |
売れ筋5本のおすすめランキング
第1位:ウィゴー シェフパンツ ワイドパンツ メンズ 男女兼用

ウィゴーの定番シェフパンツ。価格が3,000円台で、色違い買いがしやすい一本。ウエストゴム+ドローコードで脱ぎ履きが3秒で完了します。
販売店さんへのリサーチでも「最初のシェフパンツとして買う20〜30代」が多いブランドだと伺いました。試着すると、生地はやや薄めで真冬には心もとないですが、春夏〜初秋はこれ1本で回せます。ベーシックなオリーブを選ぶと、Tシャツにも長袖シャツにも合わせられるのでコーデで迷いません。
はじめの一本ならコレ。色違い買いがしやすい価格。
第2位:COOKMAN Chef Pants Stripe シェフパンツ ストライプ

シェフパンツを街着として広めた立役者のCOOKMAN。このストライプは、柄物なのに合わせやすい太さで、モノトーンのトップスに放り込むだけで全体が締まります。めちゃくちゃ便利!!
COOKMANのパンツを3本試着した筆者の感想としては、ストライプは立体感が出やすいので、細身のニットや白Tと合わせるとコーデが一段オシャレに見えました。正直、無地のブラックより活躍頻度が高いのがこの一本。

コーデの主役になる一本。モノトーンとの相性が抜群。
第3位:GENUINE Dickies ワークパンツ ワイドパンツ シェフパンツ 8C0685

ワークパンツ老舗のDickiesが作るシェフパンツ。厚手のツイル生地で、立ったまま長時間の作業をしてもヘタらないタフな一本。
ワークマンやホームセンター勤務の知人に聞いたところ、DIYや軽作業用のパンツとしても指名買いされることがあるそうです。ファッション用途に振り切らず、お仕事パンツ兼休日着としても成立するのが強み。
タフで長持ちする一本。DIY・軽作業用にもハマる。
第4位:BEN DAVIS アクティブ ワークパンツ テーパード シェフパンツ

ゴリラマークでおなじみベンディビス。コットン混の分厚めな生地で、腰落ち感がしっかり出るシルエットが気持ちいい。
分厚さのぶん、夏の炎天下には少し蒸れます。正直、梅雨〜真夏は避けて、秋〜冬の相棒として選ぶのが好みでした。スニーカーとの相性が特に良く、ダンクやオンザクラウドと組むと間違いないです。
秋冬のスニーカーコーデと相性◎。しっかりした肉厚素材。
第5位:ARCADE シェフパンツ イージーパンツ メンズ

ARCADEは楽天やAmazonで伸びている国内ブランド。ゆるっとしたイージーシルエットで、ホームウェア寄りに使えるのが持ち味。
ぶっちゃけ外出用のメインにするには少しラフすぎて、来客のない日の部屋着+近所のコンビニ行き、くらいの使い方がちょうどよかったです。価格も手頃で、洗濯頻度が高い夏場に何本か揃えておくとストレスなく回せます。
部屋着〜近所用の相棒。軽くて洗濯ローテに強い。
はじめてのシェフパンツを履きこなすコツ
シェフパンツは腰回りがゆるい分、上半身のバランスで印象が変わります。
靴はハイカットスニーカーだとシルエットがスッキリします。ローファーやレザーシューズを合わせると、一気に大人っぽく変身。ぼーっと思考で選ぶよりも、まずは足元から決めると迷いにくいです。
2〜3本まとめ買いが正解なワケ
シェフパンツはお値段の割にベタつきが少なく、普段着として回転数が高いアイテム。筆者的には、同じブランドの違う色で2〜3本回す運用が体感ラクでした。
一度に5本揃える必要はなく、まずはベーシックカラーを1本、気に入ったら柄物を追加、くらいの順番で広げていくのがラクな買い足し方です。
●福田 光男メンズファッション・生活雑貨まわりを担当している筆者。今回はアパレルショップの販売員とワークウェア系セレクトショップにリサーチを重ねて、価格帯・生地・シルエット別に売れ筋シェフパンツを取材しました。試着メモと販売員コメントをかけ合わせて、実用視点で紹介しています。


