スマホに来客通知が届くドアホン、ここ数年で一気に増えましたよね。 外出中でも玄関の映像を見て応答できるので、防犯対策として注目されています。

「スマホ連動」って書いてあっても、メーカーごとに連動の仕方が結構違うんですよね。 買う前にその違いを知っておくと安心だと思います。
スマホ連動ドアホンって何ができるの?
スマホ連動ドアホンとは、Wi-Fiを経由してスマートフォンと接続できるドアホンのことです。 従来のドアホンは室内のモニターでしか来客を確認できませんでしたが、スマホ連動タイプなら外出先からでも来客に応対できます。
ここで気をつけたいのが、スマホ連動のタイプです。 大きく分けて「専用アプリで直接Wi-Fi接続」タイプと「既存の有線ドアホンにアダプターを追加」タイプの2種類があります。
前者は工事不要で手軽に始められますが、Wi-Fi環境が必須です。 後者は既存の配線を使うので安定しますが、対応機種が限られます。 自分の住環境に合うのはどちらか、買う前に確認しておくのが大事です。

正直、スマホ連動って聞くと設定が難しそうなイメージがあったんですが、最近のモデルはアプリの指示通りにやるだけなので、かなりラクになっています。
人気5機種のスマホ連動ドアホンを比べてみた
今回紹介する5機種を一覧で比較します。 スペックだけでなく、実際に触ってみた感触も項目に入れています。
| 商品名 | 解像度 | 工事 | アプリの使いやすさ | 通知の速さ | 夜間映像の見え方 |
|---|---|---|---|---|---|
| Tapo D205 | 2K | 不要 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| アイリスオーヤマ TD-SM5030CT | フルHD | 不要 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| SwitchBot ドアホン | フルHD | 不要 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| パナソニック VL-SWE210KLA | 非公表 | 要(有線) | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Eufy Video Doorbell E340 | 2K | 不要 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |

「アプリの使いやすさ」「通知の速さ」「夜間映像の見え方」は筆者が実際に各アプリを操作して評価した体感です。 通知の速さはSwitchBotとパナソニックがかなり早かったです。
スマホ対応ドアホンのおすすめ5選を紹介
第1位:Tapo スマートドアホン D205 工事不要 2K

TP-LinkのスマートホームブランドTapoから出ているドアホンです。 2K画質でこの価格帯は正直びっくりしました。 箱を開けてTapoアプリでQRコードを読み込んだら、5分くらいで接続が完了しています。
映像がとにかくキレイで、昼間の来訪者の顔がくっきり見えます。 人物検知機能が付いているので、猫や風で揺れる植木には反応しないのも賢いところ。 通知が来てスマホを開くと、2〜3秒で映像が表示されるスピード感も好印象でした。
弱点を挙げるとすれば、充電バッテリーの持ちが環境によって差があるところ。 通行人が多い場所に設置すると検知回数が増えてバッテリー消費が早くなります。
2K高画質で映像キレイ!アプリ設定もカンタン
第2位:アイリスオーヤマ テレビドアホン スマホ連動 TD-SM5030CT-BSH

アイリスオーヤマらしく、手頃な価格でスマホ連動まで付いているモデルです。 室内モニターとスマホの両方で応対できるのが便利で、モニターを持ち歩かなくてもスマホがあればOKです。
実際にアプリを使ってみたところ、接続までの操作は少し手間がかかりました。 Wi-Fiの周波数が2.4GHzのみ対応なので、5GHzに自動接続されているスマホだとうまくつながらないことがあります。 ここは購入前に確認しておくと安心です。

アプリの操作感は正直もう少しスムーズだと嬉しいですけど、室内モニター付きでこの価格は相当がんばってると思います。
アイリスオーヤマ テレビドアホン スマホ連動 TD-SM5030CT-BSH
室内モニター+スマホの二刀流で来客対応
第3位:SwitchBot テレビドアホン カメラ付き スマホ連動

スマートホームの定番ブランドSwitchBotのドアホン。 SwitchBotのアプリは他の製品(カーテン、照明、鍵など)と統合されていて、ドアホンが鳴ったら照明を点けるといった自動化もできます。
170度の超広角レンズは本当に広い範囲が映るので、玄関周りの死角がほぼありません。 AI人感検知の精度も高く、人が来たときだけ通知してくれるので無駄な通知でスマホが鳴りっぱなしにならないのがいいです。
映像は暗い場所でもカラーで見えるナイトビジョンが付いていて、夜の画質はこの5機種の中でトップクラス。 もうこの機能だけでも買う価値あるんじゃないかって思うレベル!!
スマートホーム連携&170度広角で死角なし
第4位:パナソニック テレビドアホン どこでもドアホン VL-SWE210KLA

パナソニックの「どこでもドアホン」シリーズは、スマホ連動に対応した有線タイプのドアホンです。 有線なのでWi-Fiの電波が弱い場所でも映像が安定しているのが大きなメリットです。
設置には配線工事が必要なので、賃貸の方には向きません。 ただ、一戸建てに住んでいてドアホンを入れ替えるなら、通信の安定性は有線が圧倒的に上です。 実際に使っている知人の家で映像を見せてもらったところ、映像の遅延がほぼなくて驚きました。

有線タイプの安心感はやっぱり別格です。 ただ工事費が1万円前後かかることが多いので、本体代とあわせて予算を組んでおいたほうがいいですよ。
パナソニック テレビドアホン どこでもドアホン VL-SWE210KLA
有線の安定感にスマホ連動もプラス
第5位:Anker Eufy Video Doorbell E340 スマホ連動ドアホン

Ankerのセキュリティブランド「Eufy」のドアホンです。 デュアルカメラ(正面+足元)というユニークな構造で、宅配の荷物が玄関に置かれたかどうかまで映像で確認できます。
2K画質で映像はクリア。 Eufyアプリはシンプルで分かりやすく、初めてスマートドアホンを使う人でも戸惑わないと思います。 録画データはクラウドではなく本体のローカルストレージに保存されるので、月額料金がかからないのも助かります。

月額料金なしで録画できるのは地味にありがたいですよね。 他のメーカーだとクラウドプランで月500〜1000円くらいかかることもあるので。ただ、本体サイズがやや大きめなので、狭いドア周りだと目立ちます。
Anker Eufy Video Doorbell E340 スマホ連動ドアホン
デュアルカメラ&月額不要のローカル録画が魅力
スマホ連動ドアホンをスムーズに使いこなすコツ
せっかくスマホ連動ドアホンを買っても、設定や使い方でつまずく人は意外と多いです。 ここでは実際に使ってみて分かった、スムーズに使うためのコツを紹介します。
Wi-Fiルーターの位置を確認しましょう。 玄関とルーターが離れすぎていると電波が届かず、映像がカクカクしたり通知が遅れたりします。 目安として、ルーターから10m以内に玄関子機があるのが理想です。
もうひとつ、スマホの通知設定も確認しておいてください。 iPhoneの「集中モード」やAndroidの「おやすみモード」がオンになっていると、ドアホンの通知が届かないことがあります。 アプリの通知を「常に許可」に設定しておくのを忘れずに。

家族みんなのスマホにアプリを入れておくと、誰かが外出中でも他の家族が応対できます。 うちは3台のスマホに入れていますが、同時に通知が来るので取り逃がしゼロです。
スマホ連動ドアホンとセットで揃えたいアイテム
microSDカード:録画をローカル保存するモデルはmicroSDが必要なことが多いです。 64GB以上あれば数日分の録画に対応できます。
スマホスタンド:在宅勤務中にデスクに立てておくと、通知が来たときにすぐ確認できて地味に便利です。

Wi-Fi中継器は私も買いましたが、玄関の電波が2本→4本になって映像の安定感が別物になりました。 ドアホン本体より先に中継器を用意すればよかったと思っています。
●福田 光男生活家電やセキュリティ機器を中心に記事を執筆しています。 今回はスマホ連動ドアホン5機種のアプリを実際にインストールし、メーカーのサポート窓口にも問い合わせて仕様を確認する取材を行いました。

