リビングの14畳を一台でしっかり冷やしたい。でも100Vと200V、清潔機能、電気代…と迷いどころが多い家電です。今回はメーカーごとの個性で選べる8台を正直に並べました。
この記事で紹介する14畳エアコン8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日立 白くまくん Gシリーズ | ![]() |
凍結洗浄で内部を清潔に | Amazon楽天 |
| 2位 | ノクリア Xシリーズ | ![]() |
AIで気流を自動調整 | Amazon楽天 |
| 3位 | ダイキン うるさらX | ![]() |
無給水で加湿できる | Amazon楽天 |
| 4位 | ダイキン AXシリーズ | ![]() |
上位ゆずりの省エネ | Amazon楽天 |
| 5位 | 霧ヶ峰 FZシリーズ | ![]() |
風あたりを抑える送風 | Amazon楽天 |
| 6位 | 霧ヶ峰 Zシリーズ | ![]() |
体感を読む温度制御 | Amazon楽天 |
| 7位 | パナソニック エオリアEX | ![]() |
ナノイーで内部を除菌 | Amazon楽天 |
| 8位 | ノクリア Zシリーズ | ![]() |
清潔機能を強めた上位 | Amazon楽天 |
14畳のエアコンは100Vと200V、どっちを選ぶ?
14畳向けは、100Vと200Vの2種類に分かれます。まず見てほしいのが、部屋のコンセント形状です。14畳クラスは200Vが主流で、100V対応モデルは数が少なめという事情があります。
出力の差もあります。200Vは立ち上がりが速く、帰宅してスイッチを入れてから部屋が涼しくなるまでの時間が短めです。消費電力そのものは大きく変わりませんが、設定温度まで一気に届くぶん、結果的に電気代が抑えられる家庭も多いです。
ただ、200Vには専用コンセントがいります。今が100Vなら電圧の切り替え工事が必要になるので、置き場所のコンセントを先に確認しておくと安心です。

選び方のざっくりした流れは、動画でもつかめます。メーカーごとの考え方の違いが分かるので、迷っている人は一度見ておくと候補をしぼりやすくなります。
買う前に見ておきたい4つのモノサシ
候補が多くて迷うときは、次の4点だけに絞ると決めやすくなります。
- 畳数…14畳の部屋には14畳向けを。小さめを無理に使うと電気代が上がります
- 省エネの度合い…APF(通年の効率を示す数値)が高いほど電気代が軽い
- 清潔機能…内部の自動洗浄やフィルター掃除があると手入れがラク
- スマホ操作…外出先から入切できると夏の帰宅が涼しい
価格の目安も知っておくと安心です。基本機能中心のモデルで12〜15万円前後、上位モデルだと27万円を超えることもあります。予算に合わせて型落ちを狙うのも手堅い方法です。
14畳 エアコン おすすめ8選!メーカーごとの個性で選ぶ
ここからは実際の8台です。清潔さ重視、省エネ重視、加湿までほしい人など、狙いごとに選べるよう順番に並べました。
第1位:日立 白くまくん Gシリーズ RAS-GR4026D

我が家の寝室で使っているのがこのGシリーズです。いちばん気に入っているのは、熱交換器を凍らせて汚れを洗い流す「凍結洗浄」で、数年使ってもニオイが立ちにくく、内部のカビ臭さと無縁でいられました。
本体の奥行きが25cmと薄いので、窓の上でも出っ張りが気になりません。24時間内部を見張ってカビを抑える働きもあって、掃除がめんどうな自分には合っていました。
掃除の手間をとにかく減らしたい人に、まず見てほしい一台です。
凍結洗浄で内部を清潔に保てる薄型モデル
第2位:富士通ゼネラル ノクリア Xシリーズ AS-X406T2W

ノクリアの上位機は、部屋の状況をAIが読んで気流を自動で振り分けてくれます。口コミでは「風が直接当たらないのに部屋全体がムラなく涼しい」という声が目立ちました。
熱交換器やフィルターを自動で洗う清潔まわりも強めで、カビの発生を抑えたい家庭から評価されています。スマホアプリで外から入切できる点も、共働き世帯に好評でした。
ただ、価格帯は高めです。気になる人は、同じノクリアでも下位のCシリーズと迷いどころになるかもしれません。予算と清潔機能のバランスで決めるのがよさそうです。
AIの気流制御で風が直接当たりにくい
第3位:ダイキン うるさらX RXシリーズ S406ATRP-W

実家のリビングにこのうるさらXが付いていて、帰省のたびに冬の加湿のありがたさを感じます。外の空気中の水分を取り込んで、給水タンクなしで加湿できるのがダイキンだけの得意技です。
猛暑日は部屋を優先して冷やす風の制御も入っていて、湿度をうまく操りながら節電運転してくれます。冬の乾燥がつらい家に向いています。

ただ、価格は今回の中でも高い部類です。加湿までいっしょにしたい人向けの、ぜいたくな選択になります。
給水いらずで冬も加湿できる上位機
第4位:ダイキン AXシリーズ S406ATAP-W

うるさらXの無給水加湿は要らないけれど、ダイキンの冷やす力はほしい。そんな人に選ばれているのがAXシリーズです。上位ゆずりの省エネ制御を残しつつ、価格を一段抑えています。
販売店に聞くと「加湿にこだわらない家庭ではAXが売れ筋」とのことでした。基本性能がしっかりしているので、外れの少ない中核モデルです。
気になる点は、加湿がないぶん冬の乾燥対策は別に考える必要があること。そこだけ割り切れれば、価格と実力のバランスは良好です。
加湿を省いて価格を抑えた中核機
第5位:三菱電機 霧ヶ峰 FZシリーズ MSZ-FZ4026S-W

霧ヶ峰の最上位がFZです。左右で独立して動く2つのファンで、風を人に直接当てずに部屋を包むように冷やします。口コミでは「エアコンの風が苦手だったけど、これは体が冷えすぎない」という感想が多く見られました。
人の位置や床の温度を見るセンサーの精度も高く、ムラのない冷え方をリサーチでも高く評価されていました。デザインも独特で、置くだけで存在感があります。
ただ、本体サイズは大きめで、設置スペースを選びます。窓上のせまい場所には向かないので、取り付け位置を先に測っておくと安心です。
2つのファンで包むように冷やす最上位
第6位:三菱電機 霧ヶ峰 Zシリーズ MSZ-ZW4026S-W

Zシリーズは、非接触で人の脈を読み取り、暑がっているか寒がっているかを推定して温度や風を細かく直してくれます。センサー好きにはたまらない一台で、「勝手にちょうどいい温度にしてくれる」と口コミでも人気でした。
自動お掃除で日々の手入れも軽く、外からのスマホ操作にも対応します。帰宅前に部屋を涼しくしておける便利さは、一度慣れると手放せません。
やや気になるのは、機能が多いぶん設定項目も多いこと。全部使いこなそうとせず、おまかせ運転を軸にすると迷いません。
体感を読んでおまかせで整える上位機
第7位:パナソニック エオリア EXシリーズ CS-EX406D2-W

以前使っていたのがこのエオリアEXでした。パナソニック独自の「ナノイーX」で、運転後に内部のカビ菌を抑えてくれるので、久しぶりに付けても最初のイヤなニオイがほとんど出ませんでした。
人がいるかどうかや日差しを見て運転を細かく調整する働きもあって、電気代がゆるやかに下がった実感があります。フィルター掃除まで自動でやってくれる点も、面倒くさがりの自分には助かりました。
正直、冷房のパワー感は最上位の三菱やダイキンに一歩ゆずる印象です。ただ清潔さと省エネのまとまりは良く、値段と性能のつり合いが取れた一台でした。
ナノイーで内部のニオイを抑える省エネ機
第8位:富士通ゼネラル ノクリア Zシリーズ AS-Z406T2W

ノクリアの中でも清潔機能を一段強めたのがZシリーズです。熱交換器やフィルターを自動できれいに保つ働きが手厚く、口コミでは「カビ臭が出にくい」という声が並んでいました。
AIが部屋を学んで温度と湿度を自動で直してくれるので、こまめな操作が苦手な人でもおまかせで過ごせます。気流を人に当てない制御も入っていて、風が苦手な家庭に向きます。
難点は、上位機ゆえに価格が張ること。清潔さを最優先にしたい人が、予算と相談して選ぶ一台です。
清潔機能を一段強めた上位機
清潔さと省エネを星で並べて比較
8台のうち代表的な6台を、独自の目安で星にしてみました。「清潔のラクさ」「静かさ」「風のやさしさ」は、口コミと販売店へのリサーチをもとにした体感ベースの評価です。
| 商品 | タイプ | 清潔のラクさ | 静かさ | 風のやさしさ |
|---|---|---|---|---|
| 日立 白くまくんG | 清潔重視 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ノクリア X | 全部入り | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| ダイキン うるさらX | 加湿重視 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 霧ヶ峰 FZ | 冷やす力 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| エオリア EX | 省エネ清潔 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ノクリア Z | 清潔重視 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
清潔さのラクさなら日立とエオリア、風のやさしさなら霧ヶ峰FZとノクリアX、というのがリサーチと口コミから見えた傾向でした。
電気代をムダにしない置き方と使い方
せっかく良い一台を選んでも、使い方でムダが出ます。ちょっとした工夫で夏の電気代はけっこう変わります。
室外機まわりも見落としがちです。夏の室外機は直射日光でカンカンに熱くなり、そのぶん本体ががんばって電気を食います。日よけをうまく作ると効率が戻ってきます。
ただし日よけで吹き出し口をふさぐと逆効果です。風の通り道を残すのが、いちばんの分かれ道になります。
エアコンと一緒にそろえたい暑さ対策
エアコン単体よりも、空気を回す道具を足すと部屋の冷え方が変わります。私のいち推しはサーキュレーターで、これは効きます!! 冷たい空気を部屋全体に散らしてくれるので、設定温度を上げても涼しく感じられました。
ほかにも、窓に張る日よけシェード、就寝時に便利な切タイマー、内部のニオイが気になったときのエアコン洗浄スプレーなどをそろえておくと、夏の暑さ対策がひととおりそろいます。
迷ったら、清潔さのラクさで日立の白くまくんG、風のやさしさと全部入りでノクリアX、加湿までほしいならダイキンうるさらX。この3台から選べば、14畳のリビングで外すことはまずありません。
この記事を書いた人
●福田 光男生活家電やカー用品を得意とする筆者です。今回はメーカー広報や家電量販店の販売員への取材とリサーチをもとに、自宅と実家のエアコンを付け比べながら書きました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


