毛布を洗濯機で洗うときの柔軟剤は最後のすすぎで入れる

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毛布を洗濯機で洗ったら、ごわごわして静電気がパチパチ起きるようになった。

そんなときは、柔軟剤を入れる場所とタイミングを見直すだけで仕上がりが変わります。

洗える毛布の見分け方から、柔軟剤の入れ方、干し方までを順番に紹介します。

1. 洗濯機で洗える毛布かは洗濯表示と重さで決まる

洗える毛布

柔軟剤の話の前に、その毛布が家の洗濯機で洗えるかを確かめておきましょう。

洗濯表示に洗濯おけのマークがあり、毛布の重さが洗濯機の「毛布の目安」以内なら、家で洗えます。

洗濯おけのマークに×が付いている毛布は、家庭では洗えません。

その場合はクリーニング店に相談してください。

素材で見るならポリエステルとアクリルと綿は洗いやすい

ポリエステルやアクリル、綿の毛布は、ほとんどが家庭で洗えます。

ウールやカシミヤ、シルク、キャメルの毛布は、水で洗うと繊維がからんで縮むことがあります。

これはフェルト化と呼ばれる現象で、一度縮むと元に戻りません。

素材 家の洗濯機 柔軟剤で変わること
ポリエステル 洗えるものが多い 静電気がおさえられる
アクリル 洗えるものが多い 静電気がおさえられる
綿 洗えるものが多い ふっくらした手ざわりになる
ウールやカシミヤ 洗濯表示を必ず確認 縮むおそれがあるので家で洗わないほうが安全

シングル毛布は3kg以下がひとつの目安

洗濯機の容量が6kgや8kgでも、毛布を洗える重さはもっと少なく決められています。

花王の暮らしの情報サイトでも、普段の容量が6kgの洗濯機で、毛布は3kgまでといった例が紹介されています。

パナソニックの洗濯機の案内でも、シングルの化繊毛布は3kgまでが目安になっていて、ダブルは機種によって扱いが違います。

取扱説明書の「毛布」や「大物」の欄に書いてある重さを見てから洗いましょう。

2. 毛布に柔軟剤は入れたほうが静電気と毛羽立ちが減る

柔軟剤

柔軟剤は入れなくても毛布は洗えます。

ふんわりした手ざわりと静電気の少なさを求めるなら、毛布には柔軟剤を入れたほうがいいです。

ライオンや花王の案内でも、毛布を洗うときは柔軟剤を使うと、ふっくらなめらかに仕上がり、静電気もおさえられると説明されています。

アクリルやポリエステルの毛布は静電気が起きやすい

冬に毛布をめくるとパチッとくるのは、アクリルやポリエステルの毛布に多いです。

柔軟剤の成分が繊維の表面をおおうので、こすれたときに静電気がたまりにくくなります。

乾燥する季節に使う毛布ほど、柔軟剤を入れる意味があります。

毛羽立ちや毛玉が気になる人にも向いている

柔軟剤を使うと繊維どうしのすべりがよくなり、洗っている間のこすれが減ります。

そのため、毛羽立ちや毛玉をおさえたい人にも向いています。

反対に、香りが苦手な人や、においの弱いものを選びたい人は、無香料や微香タイプを選ぶと使いやすくなります。

3. 柔軟剤は洗剤と別の投入口に入れて最後のすすぎで効かせる

いちばん多い失敗が、柔軟剤を洗剤と一緒に入れてしまうことです。

柔軟剤は必ず洗濯機の柔軟剤投入口に入れて、最後のすすぎで毛布に付くようにします。

洗剤と柔軟剤は成分の性質が反対なので、同時に水に入ると打ち消し合って、どちらの効き目も落ちてしまいます。

柔軟剤投入口に入れておけば、洗濯機がすすぎのときに自動で流してくれます。

入れる順番は3つだけ

  1. 洗剤を洗剤投入口に入れる
  2. 柔軟剤を柔軟剤投入口に入れる
  3. 毛布コースか大物コースを選んでスタートする

縦型でもドラム式でも、この順番は同じです。

柔軟剤を先に入れて、あとから洗剤を入れる順番でも問題はありません。

浴槽で手洗いするときはすすぎの水に入れる

洗濯機に入らない毛布を浴槽で踏み洗いする場合は、洗剤を流したあとのすすぎの水に柔軟剤を溶かします。

洗剤が残った水に入れると効き目が落ちるので、1回すすいでから入れるのがおすすめです。

柔軟剤を毛布に直接かけると、その部分だけにシミやベタつきが残ることがあります。原液は毛布にかけず、投入口か水に溶かして使ってください。

4. 柔軟剤の量はボトルの表示どおりにして入れすぎない

ふんわりさせたいからと多めに入れても、仕上がりはよくなりません。

柔軟剤の量は、ボトルに書いてある「水量あたりの使用量」に合わせて入れるのがいちばん失敗しにくいです。

毛布コースは普段のコースより水を多く使う機種が多いので、洗濯機の表示に出る水量を見て量を決めます。

入れすぎるとベタつきやにおいの原因になる

柔軟剤を多く入れすぎると、次のようなことが起きやすくなります。

  • 毛布の表面がベタついた手ざわりになる
  • 香りが強く残りすぎて、寝るときに気になる
  • 水を吸いにくくなり、汗を吸わなくなる
  • 投入口に柔軟剤が残って固まる

香りを強くしたいときも、量を増やすより、香りの強いタイプに変えるほうが毛布には合っています。

自動投入の洗濯機は毛布コースの設定を確かめる

柔軟剤の自動投入が付いた洗濯機は、コースによって入る量が変わる機種があります。

毛布コースで自動投入が使えるかどうかは機種によって違うので、取扱説明書で確かめておきましょう。

自動投入が使えないコースなら、そのときだけ手で投入口に入れます。

5. 毛布はじゃばらにたたんでネットに入れ毛布コースで洗う

毛布用の洗濯ネット

柔軟剤の準備ができたら、毛布を洗濯機に入れていきます。

縦型はじゃばらにたたんでロール状に巻き、大きな洗濯ネットに入れて毛布コースで洗います。

ドラム式は機種によって洗濯ネットが使えないので、取扱説明書のたたみ方に合わせてください。

洗う前の準備から洗い終わりまでの流れ

  1. 毛布を物干し竿にかけて、ホコリや髪の毛をはたき落とす
  2. えり元など肌が触れる部分に、洗剤の原液を少しなじませる
  3. 毛布をじゃばらにたたみ、ロール状に巻く
  4. 大きな洗濯ネットに入れる
  5. 縦型は汚れた部分が底に向くように入れる
  6. 洗剤液に5回から6回ほど押し沈めてからスタートする

毛布は水に浮きやすいので、押し沈めておかないと上の部分がうまく洗えません。

毛布コースが無い洗濯機は、手洗いコースやドライコースのような弱い水流のコースを選びます。

洗剤は液体の中性洗剤が使いやすい

毛布には、おしゃれ着用の液体の中性洗剤がよく使われます。

液体は溶け残りが出にくく、毛布のすき間に粉が残る心配がありません。

綿の毛布なら普段の洗濯洗剤でも洗えますが、洗濯表示に中性洗剤の指定があるときはそちらに従ってください。

6. 脱水が終わったらすぐにM字干しで乾かす

洗い終わった毛布を洗濯機に入れたままにすると、シワやにおいの原因になります。

脱水が終わったらすぐに取り出し、物干し竿2本にM字の形でかけて干しましょう。

竿と竿の間に空間ができるので、1本にかけるより風が通って早く乾きます。

途中で裏と表を入れかえると乾きむらが減る

毛布は厚みがあるので、片面だけ日が当たると反対側が乾きにくくなります。

途中で一度、裏と表や上下を入れかえておくと、全体がむらなく乾きます。

洗濯表示に陰干しの指定がある毛布は、日の当たらない風通しのいい場所に干してください。

乾燥機を使うかどうかは洗濯表示のタンブル乾燥で決める

乾燥機を使ってよいかは、洗濯表示の四角の中に丸が入ったタンブル乾燥のマークで確かめます。

マークに×が付いていれば乾燥機は使えません。

パナソニックの案内では、シングルの綿毛布は縮むおそれがあるため乾燥はできないとされています。

7. 次からは投入口と重さだけ確かめれば毛布は家で洗える

一度洗い方が分かれば、次からは確かめることは多くありません。

洗濯表示と重さを見て、柔軟剤を投入口に表示どおりの量だけ入れれば、毛布はふんわり仕上がります。

  • 洗濯おけのマークがあり、重さが洗濯機の目安以内か
  • 柔軟剤は洗剤と別の投入口に入れたか
  • 柔軟剤の量はボトルの表示どおりか
  • 縦型はネットに入れ、ドラム式は取扱説明書のたたみ方にしたか
  • 脱水後すぐにM字干しにしたか

セシールのアンケートでは、毛布を家で洗う人のうち、月に1回洗う人がいちばん多い結果になっていました。

使う季節の間は月に1回を目安に洗うと、汗やにおいがたまりにくくなります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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