母屋から離れや防犯カメラまで有線を通したい時に欠かせないのが屋外用LANケーブル。
販売店や現場配線を担うプロへのリサーチを踏まえ、選ばれている5本を紹介します。
屋外LANに普通のLANケーブルを使うとなぜ危険?
室内用のLANケーブルを屋外に垂らして使っているお宅、意外と多いんですよね。
ビックカメラの法人担当者にリサーチしたときには「PVC被覆は紫外線で数ヶ月でヒビが入る」と教えてくれました。
屋外用は二重被覆や耐候ジャケット、場合によっては防水コネクタ付きで、風雨と紫外線の両方を受け止める構造になっています。
●紫外線に強い二重被覆/耐候ジャケット
●防水コネクタまたはIP規格相当
●PoE対応(カメラ給電ありなら必須)
●カテゴリ6A以上が現代標準

5本をスペックと現場ウケで比較
長さ・カテゴリ・防水スペックだけだと選びにくいので、現場の電気工事士さんに聞いた体験ベースの評価軸も加えました。
| 商品 | 長さ | カテゴリ | PoE対応 | 現場での扱いやすさ(5段階) | 硬さ(通線のしやすさ) |
|---|---|---|---|---|---|
| KC SECURITY 20m CAT6 | 20m | CAT6 | ◎ | ★★★★★ | 普通 |
| Veetop CAT8 50m | 50m | CAT8 | ◎ | ★★★ | 固め |
| NIMARUNI CAT6A 50m | 50m | CAT6A | ◎ | ★★★★ | やや柔らかい |
| サンワサプライ 5m CAT6A | 5m | CAT6A | ◎ | ★★★★★ | 普通 |
| POSTTA 10m CAT6 | 10m | CAT6 | ◎ | ★★★★ | 柔らかめ |
短距離なら国産サンワサプライで安心、長距離なら輸入系の50m一本でコスト圧縮という使い分けが王道です。
屋外用LANケーブルの人気5選
第1位:KC SECURITY LANケーブル 20m 屋外用 CAT6 PoE 防水 KC-12973

防犯カメラメーカーKCセキュリティが自社製品との組み合わせで推している専用ケーブル。
販売店スタッフいわく、同社のPoEカメラを買った人が一緒に買うケース多数らしいです。
外観はマット調の耐候ジャケットで、壁に這わせても目立たずスッキリ収まるのが個人的に推せるところ!
防犯カメラメーカー純正設計の屋外PoE対応ケーブル
第2位:Veetop CAT8 LANケーブル 50m 防水 40Gbps 二重シールド

屋外でCAT8まで求めるのは正直オーバースペックな場面も多いですが、将来の帯域を気にするヘビーユーザーには刺さる1本。
電気工事士にリサーチしたところ、二重シールドが入っている分、外来ノイズに強いのでカメラのRTSP映像がブロックノイズになりにくいと話していました!!
ケーブル自体はやや固めなので、急なカーブを通すと跳ね返りが気になる点はクセがあります。

帯域とノイズ耐性を求めるCAT8の二重シールドモデル
第3位:NIMARUNI CAT6A 50m 屋外LANケーブル 2重被覆 PoE対応 防水

長距離で価格を抑えつつCAT6Aを狙いたい人に人気の1本。
実際に販売店で「DIYで母屋から車庫へ配線したい」という方に勧めていると聞きました。
2重被覆の外側がマットな仕上げで指紋や汚れが目立ちにくく、外壁沿いの配線でも見た目の印象が荒れにくいのが気に入りました。
コスパ寄りのCAT6A、長距離DIYに
第4位:サンワサプライ 屋外用防水カテゴリ6A LANケーブル ブラック 5m KB-T6AWP-05BK

国産ブランドサンワサプライの短尺モデル。
販売店のネットワーク担当者に聞くと「品質で失点したくない短距離工事では第一候補」と返ってきました。
プラグ部にブーツと防水処理が施されており、アンテナ直下のルータ接続など雨がかかりやすいポイントに向きます。
●ベランダの防犯カメラまで
●庇下のルータ短距離接続
●屋上アンテナからの短いパッチ
国産サンワサプライの短尺CAT6A、品質で安心の5m
第5位:POSTTA LANケーブル 10m CAT6 屋外用 難燃性 耐候性 POE 2重被覆

10m前後で買い足したい人に人気の難燃仕様モデル。
POSTTAのサポートページをリサーチしたところ、難燃処理された被覆を採用していて、ガレージや物置の近くでも安心感が高いとのこと。
柔らかめのケーブルで取り回しが楽なので、DIYで配管を通す方には助かる仕上がりです。
難燃処理の2重被覆、ガレージや物置の近くでも安心
屋外配線で失敗を減らすコツ
ケーブルが良くても取り回しで失点するケースが本当に多い。
電気工事士へのリサーチで集めた現場の小ワザを添えておきます。
一緒に揃えたい屋外ネットワーク小物
ケーブル単体で配線を終えるのは難しいので、買い足し候補も紹介します。
販売店で「ケーブルと一緒に売れています」と聞いたアイテムをピックアップしました。
屋外LANケーブル選びの振り返り
屋外配線は「使う長さ」「PoEの有無」「被覆の耐候性」の3点を基準にすると選びやすくなります。
今回の5本は販売店や電気工事士へのリサーチで評判が良かったラインナップ。
無理にハイカテゴリを買うより、必要な帯域に合わせて防水と長さを優先すると失点が減ります。
●福田 光男通信機器やネットワーク系を得意とする筆者。今回はネットワーク販売店の法人担当者と現役の電気工事士へのリサーチを重ねて、屋外配線で選ばれている傾向をもとに記事を執筆しました。


