カーバッテリーは、今付いているバッテリーの型式と、アイドリングストップ車かどうかの2つが分かれば、ほぼ迷わずに選べます。
この記事で紹介するカーバッテリーおすすめ3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | アトラス AT 75D23L | ![]() |
ミニバンに1万円以下で載る | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | GSユアサ ER-M-42/55B20L | ![]() |
アイドリングストップ車用 | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | パナソニック N-40B19L/SB | ![]() |
5千円前後で軽に載る | Amazon楽天Yahoo! |
カーバッテリーとは? エンジンをかけるための12Vの電池
カーバッテリーは、エンジンをかけるときにセルモーターを回す電気をためておく、12Vの鉛蓄電池です。
エンジンが止まっている間は、カーナビや時計、ルームランプなどの電気もカーバッテリーから出ています。
走り出すとオルタネーター(発電機)がカーバッテリーを充電するので、ふだんは電気が減ったままになることはありません。
ただ、中の極板は使うほど少しずつ傷むので、どの車でも数年ごとにカーバッテリーの交換が必要になります。
メンテナンスフリーとは補水がいらないカーバッテリーのこと
昔のカーバッテリーは、中のバッテリー液が減るたびに精製水を足す必要がありました。
今売られている国産車用の多くは、液が減りにくい作りになっていて、補水口も閉じてあります。
これを「メンテナンスフリー(MF)」と呼び、交換するまで中を開けて手入れする必要はありません。
カーバッテリーの選び方 おすすめは今と同じ型式を選ぶこと
【型式】55B24Rの数字と記号はそれぞれ性能とサイズを表す
国産車のカーバッテリーには、本体の上や横に「55B24R」のような型式が書かれています。
これはJIS規格の表し方で、4つの部分に分かれています。
交換するときは、今のカーバッテリーの型式を写真に撮っておき、幅と長さと端子の位置が同じものを選べば車に収まります。
【性能ランク】同じサイズなら数字が大きいカーバッテリーがおすすめ
型式の頭の数字は性能ランクで、40、55、60、75、80のように段階があります。
数字が大きいほど、寒い朝やしばらく乗らなかったあとでもエンジンがかかりやすく、寿命も長めです。
サイズと端子の位置が同じなら、性能ランクは今より上げてもかまいません。
たとえば40B19Lが付いている車には、60B19Lも載せられます。
逆に数字を下げると、ドライブレコーダーの駐車監視などで電気をよく使う車では、上がりやすくなります。
【車の種類】アイドリングストップ車は専用のカーバッテリーが必要
信号待ちでエンジンが止まるアイドリングストップ車は、エンジンの停止と始動をくり返すぶん、カーバッテリーへの負担が大きくなります。
そのため、型式も「M-42」「N-55」「Q-85」のように、アルファベットと数字の別の書き方になっています。
アイドリングストップ車に標準車用のカーバッテリーを載せると、早く弱るうえにアイドリングストップが働かなくなることがあるので、必ず専用品を選んでください。
ハイブリッド車には、エンジンルームではなく後ろの席の下などに「補機バッテリー」と呼ばれる別のカーバッテリーが付いていて、これも専用品が必要です。
【端子の位置】RとLを間違えるとケーブルが届かない
型式の最後のRとLは、プラス端子とマイナス端子がどちら側にあるかを表します。
端子のある側を手前にして置いたとき、プラス端子が右ならR、左ならLです。
RとLを逆に買うと、車側のケーブルが端子まで届かず取り付けられないので、型式の最後の1文字まで同じものを選んでください。
【交換時期】カーバッテリーの寿命は2〜5年が目安
カーバッテリーの寿命は使い方で変わり、週末に少し乗るだけの車や、アイドリングストップ車は短くなりがちです。
3年を過ぎたら、ガソリンスタンドやカー用品店で電圧と状態を測ってもらうのがおすすめです。
エンジンが止まった状態で電圧が12.5V以上あれば元気で、12.2Vを下回るようなら交換を考える時期です。
セルの回り方が「キュル、キュル」と重くなってきた、ヘッドライトが前より暗い、というのもカーバッテリーが弱ってきたときによく出る症状です。
メーカー別 カーバッテリーの特長
GSユアサ 国産の新車に多く付いているカーバッテリー
GSユアサは京都のバッテリーメーカーで、国産車の新車に最初から付いているカーバッテリーの多くがこのメーカーです。
純正と同じメーカーのものに替えたい人には、まず候補になるカーバッテリーです。
エコ.アールのシリーズに、標準車用、充電制御車用、アイドリングストップ車用、ハイブリッド車用がそろっています。
パナソニック 安い標準車用から上位のカオスまでそろう
パナソニックは、5千円前後で買えるSBシリーズから、上位モデルのカオスまで、価格の段階が多いメーカーです。
安く済ませたいならSBシリーズ、長く使いたいならカオス、と予算で選び分けられるのがパナソニックのおすすめ点です。
アトラスBX 同じ性能ランクを安く買える韓国のカーバッテリー
アトラスBXは韓国のバッテリーメーカーで、国産車用のJIS規格サイズも作っています。
同じ型式の国産メーカー品より安いことが多く、大きいサイズほど値段の差が開きます。
カー用品店やネット通販での取り扱いも多く、型式さえ合えばふつうに取り付けられます。
カーバッテリーおすすめランキング3選
ここからは、車の種類ごとにおすすめできるカーバッテリーを3つ紹介します。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
第1位 アトラス 75D23L ミニバンにおすすめのバッテリー

アトラスのAT 75D23Lは、D23サイズで性能ランク75の、標準車用のメンテナンスフリーのカーバッテリーです。
D23Lは、2000ccクラスのミニバンやSUV、セダンによく使われているサイズです。
ネット通販の価格は1万円前後で、同じ75D23Lの国産メーカー品より数千円安く買えるので、ミニバンのカーバッテリーを安く替えたい人に一番おすすめです。
D23サイズのカーバッテリーは、国産メーカーの上位モデルになると2万円を超えるものも珍しくありません。
1万円前後のアトラスなら、同じ予算で2回替えられる計算になります。
カー用品店でバッテリーの売り場を担当している人に聞いたところ、「3年くらいで替えるつもりなら、安いアトラスを早めに替えていくほうが、高いものを5年引っぱるより上がる心配が少ない」という話でした。
正直、最初に聞いたときは韓国製の安いカーバッテリーで大丈夫なのかと思いました。
ただ、口コミを見ても「3年使って問題なかった」「冬の朝もふつうにかかる」という声が多く、すぐに上がったという話はほとんど見かけません。
ノアやヴォクシーの2000ccのように、もともと55D23Lや75D23Lが付いている車なら、そのまま載せ替えられます。
55D23Lが付いている車に載せると性能ランクが上がるので、駐車中もドライブレコーダーを動かしている人には、電気に余裕が出るぶん安心です。
気になる点は、アイドリングストップ車には使えないことです。
型式がM-42やQ-85のように書かれている車には載せられないので、買う前に今のカーバッテリーの型式を必ず見てください。
ATLASBX アトラス 国産車バッテリー Dynamic Power AT (MF) 75D23L
ミニバンに安く載せられるカーバッテリー
第2位 GSユアサ M-42 アイドリングストップ車におすすめ

GSユアサのER-M-42/55B20Lは、エコ.アール レボリューションのシリーズのカーバッテリーです。
1つでアイドリングストップ車用のM-42と、充電制御車用の55B20Lの両方に使えます。
軽自動車やコンパクトカーのアイドリングストップ車にはM-42が付いていることが多く、その載せ替えにおすすめのカーバッテリーです。
ネット通販では8千円前後で、アイドリングストップ車用としては手の届きやすい値段です。
新車のときにGSユアサが付いていた車なら、同じメーカーのカーバッテリーに替えることになるので、取り付けたあとの違和感もありません。
口コミでは「ディーラーで見積もりを取った金額の半分以下で済んだ」「アイドリングストップがまた働くようになった」という声が目立ちます。
本体の大きさは幅197mm、奥行き128mm、端子までの高さは227mmです。
気になる点は、アイドリングストップ車に載せた場合、標準車に載せた場合よりメーカー保証が短くなることです。
アイドリングストップ車はカーバッテリーの負担が大きいので、2年から3年ほどで点検しておくと急に上がる心配が減ります。
GS YUASA ER-M-42/55B20L ECO.R Revolution 国産車バッテリー アイドリングストップ車対応
M-42のアイドリングストップ車用
第3位 パナソニック 40B19L 軽自動車に安くておすすめ

パナソニックのN-40B19L/SBは、SBシリーズの標準車用のカーバッテリーです。
40B19Lは、アイドリングストップの付いていない軽自動車や小さめのコンパクトカーによく使われているサイズです。
ネット通販では5千円前後で買えるので、アイドリングストップの無い軽自動車のカーバッテリーをとにかく安く替えたい人におすすめです。
実家の軽自動車でカーバッテリーが上がったときに、これを通販で買って自分で替えました。
40B19Lは片手で持てる大きさなので、10mmのスパナ1本で、外して付け終わるまで15分ほどでした。
替えてからはセルの回りが軽くなり、冬の朝もエンジンがすぐにかかるようになりました。
気になる点は、性能ランクが40と低めで、電気をたくさん使う車には余裕が少ないことです。
駐車中にドライブレコーダーを動かしている車や、週に1回しか乗らない車なら、同じB19サイズで性能ランクの高いものを選んだほうが長持ちします。
Panasonic パナソニック バッテリー SBシリーズ 40B19L
軽自動車向けの安いカーバッテリー
カーバッテリー3選の比較 車の種類で選べば迷わない
| 商品 | 型式 | 載せる車 | 価格の目安 | 冬の朝のかかりやすさ | 自分での交換しやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| アトラス AT 75D23L | 75D23L | ミニバン SUV(標準車) | 1万円前後 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| GSユアサ ER-M-42/55B20L | M-42/55B20L | 軽 コンパクト(アイドリングストップ車) | 8千円前後 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| パナソニック N-40B19L/SB | 40B19L | 軽 コンパクト(標準車) | 5千円前後 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ミニバンやSUVならアトラス、アイドリングストップ車ならGSユアサ、アイドリングストップの無い軽自動車ならパナソニックのSBシリーズがおすすめです。
カーバッテリーは型式と車の種類を合わせて選ぼう
カーバッテリー選びで一番多い間違いは、サイズは合っているのに端子のRとLが逆だった、アイドリングストップ車なのに標準車用を買った、の2つです。
今付いているカーバッテリーの型式を写真に撮り、その型式と同じか、性能ランクだけ上の商品を選べば、まず間違えません。
自分で替えるときは、マイナス端子から外してプラス端子から付けるのが決まりです。
古いカーバッテリーは、買ったお店の回収サービスか、ガソリンスタンドやカー用品店に引き取ってもらってください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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