机をスプーンで叩き始めたら、ハンマートイの出番。今回は1〜2歳の子が夢中になる人気の5本を、使い勝手から比較します。

そもそもハンマートイってどんなおもちゃ?
ハンマートイは、木製の小さなハンマーでボールやペグを叩いて落とす知育玩具。 モンテッソーリ教育の世界では「叩くお仕事」と呼ばれ、手や腕の発達と集中力を育てる定番アイテムです。
1歳半ごろから遊べるのは球が大きめの「ボールタイプ」、2歳以降で細かい動作ができるようになると「ペグタイプ」に移行するのが王道の流れ。 育児サークルのママ友や販売店スタッフにも聞きましたが、1本目はボールタイプを選んだ人が圧倒的に多かったです。
ペグタイプ → 2歳以降、より細かい動作の練習になる
人気ハンマートイ5本のタイプと素材を比較表で整理
まずは候補のラインナップを見渡すための比較表から。 素材や対象年齢、音の有無は、家のインテリアや賃貸の騒音対策でも気になる所なので確認してみてください。
| 商品 | タイプ | 素材 | 鉄琴の音 | 目安年齢 |
|---|---|---|---|---|
| Hape とんかちトントン | ペグタイプ | 木製 | なし | 2歳〜 |
| leccio パロ | ボールタイプ | 木製 | なし | 1歳半〜 |
| Smiim ハンマートイ 鉄琴付き | ボール+鉄琴 | 木製 | あり | 1歳半〜 |
| Hape パウンドアンドタップ | ボール+鉄琴 | 木製 | あり | 1歳半〜 |
| IKEA UPPSTA | ボールタイプ | 木製 | なし | 1歳半〜 |
こうして並べると、1本目に欲しい「音が出るタイプ」か「静かに集中できるタイプ」かで候補がはっきり割れます。 夕方やマンション住まいの人は、音の有無で選ぶと失敗しにくいです。
1歳から夢中になる!ハンマートイおすすめ5選
第1位:Hape ハペ とんかちトントン E0506

ドイツ生まれのブランドHapeのペグタイプハンマートイ。 カラフルな木製ペグを叩くと裏側から出てきて、反対側からまた叩けるひっくり返し式の仕組みが子どもを飽きさせません。
2歳の甥っ子が遊ぶのを見ていると、最初の5分は力加減がつかめずに空振り連発。 慣れてきた頃にはペグを全部打ち込んで「できた!」とドヤ顔していて、成長がわかりやすいおもちゃだなと感じました。
ひっくり返して繰り返し遊べるペグタイプの定番!
第2位:leccio ハンマートイ レシオ パロ PALLO イタリア

イタリアleccio社のPALLOは、モンテッソーリ界で知らない人はいない名作。 赤、青、黄のシンプルな三原色ボールと、同じ色の目印ラインで色合わせまで遊べる欲張りな構造です。
筆者は保育士さんに教えてもらったのがきっかけで気になった商品で、保育園で長く愛用されているという安心感があります。 木のぬくもりとデザイン性の高さで、出しっぱなしでもインテリアに馴染むのが親目線で嬉しいポイントです。
保育園でも長く愛されるモンテッソーリ系の名作!
第3位:Smiim 知育玩具 モンテッソーリ ハンマートイ 鉄琴 木製

Smiimのハンマートイは、ボール式と鉄琴遊びが一体になった2in1タイプ。 ハンマーで叩いたボールが鉄琴の上を転がって音を鳴らすので、耳と目の両方が楽しい設計になっています。

ただ、鉄琴の音はやっぱり響くので、マンションの下階が気になる家庭は時間帯を意識した方が安心。 木製の質感が良く、誕生日プレゼントに選ばれているという声も多く聞きました。
ボール遊びと鉄琴が一体化した2in1タイプの優等生!
第4位:Hape ハペ パウンド アンド タップベンチ 鉄琴 E0305

Hapeの鉄琴付きハンマートイ、パウンドアンドタップベンチ。 叩いたボールが鉄琴の上を転がって自動的に音を奏でる仕掛けで、出産祝いランキングの常連です。
ぶっちゃけ、同じ鉄琴タイプだとSmiimと迷う人が多いと思います。 違いは、Hapeの方がやや値段が上がる代わりに、鉄琴を取り外して単体の楽器としても使える点。 長く遊ばせたい派にはHapeが刺さる印象でした。
鉄琴が外れて楽器にもなる出産祝いの定番!
第5位:IKEA UPPSTA ウップストー ハンマートイ マルチカラー 405.138.90

北欧IKEAのハンマートイ「ウップストー」は、シンプルさと価格のバランスが魅力のエントリーモデル。 カラフルなボールを叩くと下の段にコロンと落ちていくので、初めての1本にちょうど良いです。
ただし、販売はIKEA店舗とオンラインが中心なので、地方だと入手性がやや落ちるのが惜しいところ。 IKEAに行ったついでに買えるなら、この価格帯でこの品質はかなりお得に感じます。
北欧らしいシンプル設計で入門1本にちょうど良い価格帯!
遊ばせ方のコツと失敗しがちな落とし穴
ハンマートイは渡してすぐに上手に遊べる子ばかりではありません。 最初の1〜2週間は「ハンマーをにぎる」ことから始めて、親が横でお手本を見せるのが成功パターンです。
特に「ハンマーで人を叩いてしまう」問題は、最初に「ハンマーはボール専用」と伝えるのが大事。 遊び終わったら親が片付けて、おもちゃ箱に毎回戻すルールを作ると安全です。
一緒に揃えると叩く遊びがもっと伸びるアイテム
ハンマートイ単体でもじゅうぶん楽しめますが、叩く遊び全般を広げると、子どもの手先の発達がさらに加速します。 小さな太鼓や木琴、木製のペグさしなどをセットで用意するのが育児サークルでも人気でした。
木製ペグさし → 細かい動作の練習
積み木 → 崩して叩く遊びへの展開
全部いっぺんに買うより、ハンマートイで飽きの兆候が出てきたタイミングで1つ追加するのがおすすめ。 飽きる前に変化をつけると、子どもの集中時間がじわじわ延びていきます。
子どもの1歳プレゼント候補に加えてほしい
ハンマートイは「叩く」という本能的な遊びが、そのまま発達の後押しになる稀有なおもちゃ。 1本目はボール式から入って、2歳を過ぎたらペグ式やH2鉄琴付きにステップアップするのが王道です。
プレゼント選びで迷ったら、育児サークルのママ友にも相談してみてください。 実際に遊ばせた感想を聞けるのが、何より頼もしいリサーチになりますよ!
●金子 美穂
●金子 美穂暮らし周りや育児グッズを得意とするプロの筆者。今回は保育士さんや育児サークルのママ友へのリサーチをもとに記事を執筆しました。小さな子どもが笑顔になるおもちゃ選びを応援しています。


